気持ちが落ち着けばいい暮らしができそう。知恵があるとうまく生きられそう!

「賢人の知恵」【知性】自己改善する方法とは?

【知性】自分改善する方法とは?

 

こんにちは!ふくカエルです。

 

 

【お伝えしたいこと】

この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。

 

中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。

 

そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。

 

もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!musimegane_girl

という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。

アイキャッチ画像11 バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」について

 

「賢人の知恵」その他について
こちらです!

こんな自分が、嫌だ!

 

ときおり、思うことがあります。

 

こんな自分が嫌やねん!
あほ~~!pose_kuyashii_manちょっと軽い自己嫌悪です。

 

ちっとも直らない欠点や短所に悩むのです。

 

それにです。

どうやって直したらいいのか?moyamoya_woman

が分からないのも非常に悩ましいです。

 

なのですが!

 

今回、ウチ(訳:わたくし)は次の知恵を知ってしまいました。

 

なので、同じような悩みを持っている方々にお知らせしたいと思います。

 

あなたも
一緒にシェアせえへん?pose_kiri_man

自己改善する方法とは、これ!

これです!

 

常に自分の内面をチェックする

自分の気質、能力、判断力、感情を正確に評価しよう。自分を知ることが自己改善の第一歩。

バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用

 

常に自分の内面をチェックする

ことです。

なぜ、チェックするといいのかな?

内面は鏡に映らないから

 

容姿は鏡で確かめられるが、心までは映らない。

なぜならです。

 

意識してチェックして確認しないと、自分の内面や心は鏡に映らないからです。

 

外見の容姿は鏡に映るので目で見ることができ、その都度「乱れたところ」を整えることができます。

 

見えていると、

ちょっと鼻毛が出てるやん?
あかんやん。
さっそく整えなくっちゃ!narcissist_narushisutoと思える。

 

でもです! 自分の内面は鏡に映りません。

 

目で直接に確認することができないので、どうしても「乱れたところ」に気づかず、そのままスルーしてしまうのです。

 

ほんまは内面は
こんな感じで「乱れっぱなし」
やねんけどhair_biyou_bosabosa_woman
気づかへんから、
そのまま暮らしてしまうねん。

 

なので、常に内面をチェックすることで「乱れたところ」を意識して見つけるしかないのです。

自分自身を把握できるから

 

それにです。

 

常に自分の内面をチェックすれば、現時点の自分自身の状態をいつも把握できるからです。

 

ふくカエル

自分で自分の状態をしっかりと理解する習慣がつくねん。

じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?

1.丹念に調べる

 

自分自身と心の資産を棚卸しをしよう。

 

まず、自分の内面(心)にあるものを丹念に調べます。

 

具体的には、次のようなことを思い出して、すべてをメモに書き出してみます。

bunbougu_memo

  • 今までの経験や体験
  • 成功や失敗
  • 成果や失ったもの
  • 挫折したことや諦めたこと
  • 希望や期待
  • これからの将来の目標
  • 欲望
  • 美点や長所
  • 欠点や短所

などです。

 

自分の内面(心)にあるものを洗いざらいぶちまけてみて、

  • 過去にどんなことがあったか
  • 将来にどんな野望があるのか

など正確な「数」を数えてみます。

 

ふくカエル

自分の内面の「損益」を正確に調べるねん。

ふくネコ

まあ、棚卸しするねん。

 

自分の内面にあるものを
一度棚からおろして、
正確な「数」を数えてみるねん。

nimotsu_picking_tanaoroshi_woman

これって、結構、自分で自分自身を本当に知るきっかけになります。

 

たしかに、ちょっとツライ作業になるかもしれないです。

 

なので、「今の自分ならできる!」と思ったときにトライしてみてください!

2.正確に自己評価する

 

自分の気質、能力、判断力、感情を正確に評価しよう。

 

次に、自分の内面(心)にあったものを、今度は正確に自己評価します。

 

たとえば、

  • 自分の性格は本当のところどうなのか
  • 自分の能力や実力は十分なのか
  • 自分の現時点の判断力の精度はどうか
  • 自分の感情の状態は良好か

などを10段階評価で考えてみます。

 

 

自分の内面(心)にあったもの(棚卸してメモに書き出したもの)を客観的にみて、自分の性格はどうかを判断してみます。

 

たとえば

  • 内向的なのか
  • 外向的なのか
  • ネガティブなのか
  • ポジティブなのか

を正確に自己評価してみます。


 

同じように、棚卸してメモに書き出したものから、自分の能力や実力を冷静に判断します。

 

たとえば、

  • 現状の課題を改善できる余裕があるのか
  • 具体的にどうするのか想像できるか
  • 本当のところ達成可能か
  • 理想ではなく現実的か
  • 期限を設定できるか
  • 具体的な準備ができのか
  • 挫折や失敗する場合を想定できているか
  • 対処方法を考えているか

などを正確に自己評価してみます。


 

同じように、メモに書き出したものから、自分の判断力の精度を正確に判断します。

 

STEP.1
数を数える
まず、過去に自分が判断した中から

  • 結果がでた数
  • 結果が出なかった数

などを単純に数えてみます。

STEP.2
状態や要因を探る
次に、

  • 結果が出たときの状態
  • 結果が出なかったときの要因

などを突き止めます。

ふくカエル

自分の観察力や洞察力の詰めの甘さとか、

ふくネコ

度胸のあるなしがわかってくるねん。

ちなみに、ウチ(訳:わたくし)などは、

 

結果が出なかったときの方がすこぶる多いです。はい。

 

要因は「見切り発車」です。ちゃんと考えずに「えい!やあ~~~!」とやってしまうのです。

 

わかっちゃいるけどやめられへんのです。

 

そやから、かなり精度が悪いです(自慢かよ?)


 

同じように、自分の内面(心)にあったもの(棚卸してメモに書き出したもの)から、

 

現時点での自分の感情(心の状態)が、次のどの段階なのかを正確に判断します。

 

STEP.1
1.自覚する段階
改善すべき課題(欠点や短所)があることを自覚します。
STEP.2
2.悩んで考える段階
改善すべき課題(欠点や短所)があることに悩み考えます。
STEP.3
3.具体的に考える段階
改善すべき課題(欠点や短所)をどう改善するのか具体的に考えようとします。
STEP.4
4.努力する段階
実際に改善に向けて努力します。
STEP.5
5.維持する段階
徐々に改善されつつある状態を維持します。

 

自分がどの段階にいて、どのような感情(心の状態)を抱いているのかを俯瞰(ふかん)して認識します。

ふくカエル

自分の気持ちの持ちようを

ふくネコ

観察して分析するねん。

3.毎日の調子と能力を自問自答する

 

正確に自己評価できたら、さらに毎日の自分の調子と自分の達成能力を自問自答します。

 

たとえば、朝起きたら、すぐに自分の内面の状態がどうなのをチェックしてみます。

 

  • 自分の調子(良好・不調)
  • 自分の達成能力(充実・不十分)
  • 自分の意志力(良好・不調)

などを自問自答してみます。

 

ふくカエル

十段階で評価するのもいいかも?

4.いつも意識する

 

そして、自分の内面(心)の状態のチェックをいつも意識して忘れないようにします。

 

現時点の自分のチェックすることを
習慣化するのがええよ!pose_kiri_man

そうすると、どうなるのかな?

自然に欠点や短所を改善できる

 

常に自分の内面(心)の状態をチェックすることで、自然と自分の欠点や短所を改善することができます。

資質が向上する

 

また、欠点や短所を改善することができると、知性が磨かれて、自分の資質が向上します。

同じ本をお持ちの方へ

ちなみに・・・・

 

同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ

 

 

「第4章 知性について」

「No.116 常に自分の内面をチェックする」

になっています。

 

お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。

 

ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。

 

それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
mabushii_manと納得できると思います。

 

アイキャッチ画像11 バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」について

まとめてみたkerokero

 

  • 自己改善する方法は、常に自分の内面をチェックすることです。
  • 内面は鏡に映らないので意識しないとスルーしてしまうからです。
  • 具体的には自分の内面(心)にあったものを丹念に調べます。
  • 次に、正確に自己評価します。
  • また、毎日の自分の調子と能力を自問自答します。
  • そして、いつも自分の内面(心)の状態をチェックすることを意識します。
  • そうすると、自然に自分の欠点や短所が改善でき、自己改善することができ、知性や人間としての資質が向上します。

 

自分の内面をいつもチェックしていると、ちょっとした自分の変化に敏感になれます。

 

悪くなりそうな変化だったら、自分に優しくします。

 

良くなりそうな変化だったら、自分にさらに葉っぱをかけて応援するんです。

 

この繰り返しが、自分の知性を磨くコツやそうです。

fukuneko

ふくカエルでした。

なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。