まず、悲しみとは…?
尋常じゃない ダメージ
「深い悲しみ」を、一度でも味わったご経験がある方なら ご存知だと思いますが…
「悲しみ」という感情は、本当にエグいです。
たいがいの「悲しみ」というものは、 何かを傷つけられたとき、何かを失ったときに、壮絶な喪失感や絶望感を伴ってやってきます。
そして、人の心や肉体にこれでもかという尋常じゃないダメージを容赦なく与えてくるのです。
その時に受けるダメージが、誰もが想像を絶するレベルなので、多くの人の悲しみは、その後もなかなか癒えることができません。
そんな悲しみですが…
以上のように、「悲しみ」の感情をとらえると、デメリット、害悪ばかりの憎き感情なのですが…。
ある視点を持つことで、ちょっと「悲しみ」の感情のイメージが変わってきます。
実はですね…、「悲しみ」の感情な中には、有益で役立つメリットな要素もあるのです(ほんま ほんま。うちも最近 気がついてん。)
いろいろなことを教えてくれています。
では、悲しみが教えてくれていることとは?
自分にとって、大切なもの
まず、「悲しみ」は、自分にとって
- 何が「大切にしたいもの」なのか、
- 本当は何が「大切したいもの」だったのか
を明確に教えてくれています。
気づくチャンス
次に、教えてくれるだけでなく、自分にとって、何が、本当に「大切なもの」「大切だったもの」に
自分から気づく チャンス
を与えてくれます。
このチャンスは、「深い悲しみ」を感じなければ、きっと気づけなかったであろうチャンスです。
ふくカエル
このチャンスを得ることで、
「大切なもの」を大切にすること、真心をもって接することの尊さ
にも気づくことができます。
私もそうなのですが、大切なものの価値は、失ってから分かるんですよねー。
すごく悲しくて、凹むこともしばしばです。
けど、「のど元過ぎたら…なんちゃら」で、ぜんぜん学習しないもんだから、何度も何度も この愚かな行為を繰り返しちゃうんです。
エールを送ってくれる
そして、「悲しみ」はエールも送ってくれています。
これから先、同じような機会に遭遇したら、
今度こそは、絶対に大切なものを失わないように…
と何度もエール(ある人はこれを「警告アラーム」とも言う)を送り続けてくれます。
このエールに気づく度に、「あのような悲しみは二度と味わいたくない!」という強い気持ちが湧いてきて、自分のおかしい言動(言葉、態度、行動)の歯止め(ブレーキ)になると思うのです。はい。
こんな風に考えると…
以上のように、こんな風に悲しみをとらえていくと、
悲しみを通じて、
自分を「客観的に見る力」も備わってくるのではないかー
と思っています。
ほんで、自分を客観的に見ることができれば、悲しみに打ちひしがれすぎて、生きる気力を失わうことを、多少なりとも避けられるのでは…と思うんです。
「悲しみ」の悪い作用なんですが、うちの場合は…
「悲しみ」という感情の中にどっぷり浸かってしまうと、頭の中が悲しみだらけになっちまうんです。
こうなると、明けても暮れても悲しみばかりを考え続けるので、どうしても視野が狭くなっちまいます。
ほんで、なかなか抜け出せず、アリ地獄です。はい。
こんな風になると、ほんまに苦しいだけなので…。
こうならないように、普段から、「悲しみ」には「教えられること」や「学ぶもの」があると意識しています。
どんなネガティブな感情も、
学べることあり!人を救ってくれる
「大切な感情」なんやで~!
と「イメージトレーニング」しとります。はい。
最後に
最後に…。
肉親や親友など、大切な人を失ったときの「悲しみ」はひとしおです。
何年も何年も「悲しみ」に打ちひしがれ、立ち直るには非常に長い年月がかかります。
もちろん、その人その人の「悲しみ」は千差万別(せんさまんべつ)なので、推し量ることはできませんが…、
とにかく、とにかく「悲しみはエグい」のはたしかなことだけは分かります。
今、「悲しみ」の真っただ中にいらっしゃる方々のお気持ちを拝察すると、泣きそうになります。
(誤字脱字がありましたら、ごめんなさい…)
ふくカエル
ふくネコ