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強情になってしまうときの対処方法。

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強情になってしまうときの対処方法

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@バルタンカエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

アラン先生の「幸福論」を勉強しています。

今回の勉強のテーマは、

「第2章 自分自身について」

「No.53 強情になってしまうときの対処方法」

柔軟さを失わない 1

感情には強情なところがある。

とりわけとんでもない勘違いはたぶん、

わたしたちがそれを癖だと思い込んでいることだろう。

アラン先生「幸福論」より引用

チーズ嫌いの摩訶不思議の世界

 

わたしの親戚に、自称チーズ嫌いがおります。

 

なにやら食べると、アレルギー反応が出ると、毎回大騒ぎします。

 

でもです。でもです。

 

摩訶不思議なのですが、毎回宅配のピザは競い合って食べるのです。

 

ピザは、上にチーズのってるやろ?food_pizza_takuhai

彼女の周囲の人達は、決してピザの上にはチーズがたっぷり乗っているとは言いません。

 

決して言わないのです。

 

みんな頑として、「がん!」として無表情です。

 

もう、みんな大人なので、そのことには触れないのです。moai

わたしは、毎回、彼女の身体の中にどんな化学変化がおきているのか、じっくり観察しています。

 

今のところ、一度もアレルギー反応は出ていません。

 

でもです。彼女曰く「チーズアレルギー」なのです。

 

いまだに、どこそこのチーズはアレルギー反応が起こるとのたもうています。

 

完全アウトやろ!アウト!baseball_shinpan_out

わたしは、矛盾点を突きたいのを我慢して、陰で「まんじゅう怖い」の落語をこっそり思い出すことにしています。

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「触らぬ神に祟りなし」だからです。

 

タイトル

まんじゅう怖いは落語の演目です。

暇を持て余した長屋の住人たちが、怖いものを言い合うお話です。

その中の一人が「饅頭が怖い」と言い出し、

日頃から気に食わないと思っていた住人たちが、嫌がらせにまんじゅうをたくさん買い込んで、

「饅頭嫌い」の住人にまんじゅうを投げ込むのです。

でも、住人は、怖いと言いながら、饅頭を片っ端から全部食べてしまうというお話です。

アラン先生の言葉

 

アラン先生は、次のようなことを言っているようです。

 

人はね、

時として

強情になる。

 

言い出したら

がんと聞かないようになる。

 

なんの確信もないのに

どんなに矛盾が生じても

固い信念のように

言い張るようになる。

 

そうやって、

柔軟性を失っていくのだ。

なぜ、強情になってしまうのかな?

引っ込みつかなくなるから

 

一度、感情を表に出してしまうと、引っ込みがつかなくなるからです。

 

今まで心底悲しんでいたのに、次の瞬間、すぐに機嫌を直して笑ってしまうと

 

「今泣いたカラスがもう笑う」とからかわれるからです。

 

誰が、カラスやねん!
かー!

同じように、今まで激怒していたのに、次の瞬間、にこにこしていると「やばい人」だと思われるからです。

 

ちょっと怖いんですけど・・・。pose_koshi_nukeru_kowai_man

「喜怒哀楽が激しい人間だ」レッテルを貼られて、世間から失笑を買うのがイヤだからです。

 

アホじゃね!

癖だと勘違いしているから

 

それに、強情なところは「なかなか直せない癖」だと勘違いしてしまっているからです。

 

癖とは?
無意識に出てしまう習慣化された傾向のことです。

 

たとえば、こんなのが癖!

  • 舌打ちしちゃう
  • 貧乏ゆすりをしている
  • しょっちゅう髪の毛を触る
  • つい、ペン回しをしてしまう
  • ため息をついてしまうなど

 

たしかにため息は一度つくと、
しょっちゅうつくこと
あるあるdarui_woman

すぐにあきらめちゃうから

 

そして、「直せない癖」だから、直すのをあきらめちゃうからです。

 

強情な感情がいったん出てしまうと、そのまま直そうとぜず、放り投げてしまうのです。

 

ちゃぶ台、ばーん!

直すことをあきらめるのです。

じゃあ、強情に対処するには、どうすればいいのかな?

勘違いや思い込みを失くしてみる

 

まずは、「強情な感情は直せない」という勘違いや思い込みを失くしてみることです。

STEP.1
柔軟性を持ってみる
 
STEP.2
すぐに、あきらめない
 
STEP.3
根拠のない確信をもたない
STEP.4
根拠のない信念をもたない

 

柔軟性を持ってみる

 

具体的には、まず、自分の中に「柔軟性」を持ってみることです。

 

「柔軟な考え方」をして、強情な感情になる「思考のパターン」を直してみます。

 

すると、なぜ、強情な感情に執着してしまうのかが見えてきます。

 

自分の考え方で自分を縛っていることに気づくのです。

がんじがらめの女性

縛っているモノは、

  • 盲目的に何でもかんでも、あきらめてしまう思考パターン
  • 「~に違いない」という根拠のない確信
  • 「~が正しいにちがいない」と固く信じてしまう根拠のない信念

なのです。

 

すぐにあきらめない

 

次に、すぐにあきらめないことです。

 

何でもかんでも、すぐにあきらめてしまう「思考パターン」を捨ててみます。

 

「チーズ」を見たら、すぐに嫌な顔をしてあきらめるんじゃなくて、

 

ピザのチーズが大丈夫なんだから「少しでも食べてみようか?」前向きになってみることです。

 

ふくカエル

あきらめずに食べてみようか。

根拠のない確信を持たない

 

次に、根拠のない確信を持たないことです。

 

「~に違いない」という根拠のない確信は、間違った考え方をするようになる発端になるからです。

 

「チーズ嫌いに違いない」という食わず嫌いは「えせチーズ嫌い」を誕生させるのです。

 

「チーズ嫌いじゃないかもしれない」と考え直してみるのがいいです。

 

ふくネコ

チーズ嫌いじゃないのかも?

根拠のない信念を持たない

 

そして、根拠のない信念を持たないようにします。

 

「~が正しいに違いない」と固く信じてしまう根拠のない信念が、強情な感情を引き出してしまいます。

 

「チーズは食べないほうが正解なのだ」という根拠のない信念を貫くのではなく、

 

「チーズは、食べても食べんでもいいよね」というやんわり姿勢になってみるのです。

 

ふくカエル

食べちゃダメじゃなくて、食べても、食べんでもいいよね!にしてみる。

そうすると、どうなるのかな?

強情な感情が抑えられる

 

まず、強情な感情が、自分で抑えられるようになります。

 

自分の中で柔軟な発想が、強情を引き出す「紐」を切ってくれるのです。

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「強情になるより、柔らかくしていたほうがよくないか?」と思えるようになるからです。

食わず嫌いが直る

 

次に、食わず嫌いが直ります。

 

「あれダメ、これもダメ」と拒否して、一切食べないという強情な面がなくなってきます。

 

「とりあえず、試してみようかな」という柔らかい姿勢になってきます。

 

ふくカエル

あたし、今日から「チーズ試食隊なの」と言ってみる。

視野が広がる

 

また、視野が広がります。

 

柔軟な考え方に慣れてくると、余裕ができてくるので、周りを見渡せる余裕も出てくるからです。

 

「あのチーズも、このチーズも食べてみようか!」という意欲が出てきます。

 

ふくネコ

いろんなチーズを片っ端から食べてやる!

発想転換ができるようになる

 

さらに、視野が広がっていくと、柔軟な発想転換ができるようになってきます。

 

ここまで来たら、もう「えせチーズ嫌い」を返上して、今ここから「チーズ評論家」になるのがいいです。

 

ピザをモリモリ食べといて、

 

「あたし、チーズ嫌いなの!」と嘘くさい芝居をするよりも、

 

「あたしは、チーズの『不味いうまい』の違いのわかる人間なのだ!」と堂々と宣言するのがいいです。

 

そして、うだうだと「我流のチーズの御託」並べればいいのです。

 

いっそうのこと「自称チーズ博士」になってやるのです。

 

うっほん!
チーズの不味い、うまいわかるよ!hakase_book_hakobu

ちなみに、わたしは「チーズが嫌い」って思えるほど、彼女は敏感で「専門的な舌」を持っているだろうなと推察しております。

まとめてみたkerokero

 

  • 感情には強情なところがあります。
  • これは「感情の癖」ではなく、ちゃんと直せるものです。
  • まずは柔軟性を持ってみます。
  • すぐに、あきらめないことです。
  • そして、根拠のない根拠や信念を持たないようにするのがいいです。
あのね!

 

強情な人は「かくあるべきだ!」「~しなければいけない!」と

「かくあるべき思考」に陥っていることが多いのです。

自分を厳しく律するあまり、他人にも厳しくなってしまっているのね。

 

特徴としては、

  • 他人の「ちょっとダメなところ」をけっして見逃がそうとしなかったり
  • 逆に、見つけては「ダメじゃないか!」と追及したり、逆上してしまったり
  • あと、無理やり「自分の考え」を押し付けてきたり

するところ。

 

その中でも、いちばん厄介なことは、

自分にも厳しいので、外見は「非常にいい人」に見えちゃうところです。

 

このような「いい人もどき」も、至るところに生息しているので、

自分の中にもいないか?

周囲にかくれていないか?

注意することって、とっても大事なのです。

 

簡単に「この人、いい人!」って盲信するのは、実は危険なんだよ。

本当に「いい人」なのか、じっくり観察して、

ちょっとでも片鱗が見えたら、ちゃんと考え直してね。お願いよ。

 

ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』によりました。