言葉を厳選してみたよ! 2
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回の勉強のテーマは、
「第1章 人とのかかわりについて」
「言葉を厳選してみたよ11~20」
についてです。
教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」
全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。
時々理解することに苦しんでいる時もありますが、
どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。
ただ今、240テーマある中で、167テーマを終えました。
残すところあと、73テーマ(たぶん?)になりました。
みなさんのおかげ様で、3分の2を終えることができました。
ありがとうございます。
ここで、振り返って、今まで勉強したことを復習をしたいと思います。
バルタザール・グラシアン先生(ここから先は、バル先生と呼びますね)の「賢人の知恵」のテーマごとに、
ふくカエルが、独断と偏見で、「これだ!」と思った「バル先生の言葉」を選びました。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
11 人に好かれる
バル先生の知恵は?
賢人は、人の好意という後押しがまったくなければ、
人生は長く厳しいものだと知っている。
【根拠はこれなの】
引き立ててもらったり手助けしてもらったりして、
人生という航海の追い風になってもらうのだ
ふくカエルの私見kerokero
「一匹オオカミ」を自負している人がいます。
でも、どんなにとぼけて知らん顔しても、人生には、必ず2回は人の手助けを必要とします。
それは、
「生まれたとき」
「死ぬとき」
です。
この2回のときのためだけに、人に感謝して、好かれることは、
人生において、大きな大きな意味を持ちます。
12 明るい話題を話す
バル先生の知恵は?
良いことをほめる習慣のある人は、
引く手あまたとなってみんながその意見をぜひ聞きたいと思うだろう。
【根拠はこれなの】
良いものを探し出して、みんなに知らせる能力が評価されたということだ。
ふくカエルの私見kerokero
①、11テーマの答えとして考えてみる
11テーマの「人に好かれる」の「つづき」として理解することもできます。
11テーマの「じゃあ、人に好かれるにはどうしたらいいのか?」という
問いかけの答えとして理解してみるのです。
そして、バル先生の答えは、ずばり
「明るい話題を話す」
ことです。
②、承認欲求として考えてみる
人は、ほめてもらえると、「自分が認められた」と理解して、喜びを感じます。
なので、自分の良さをほめてくれる人が大好きです。
とくに、自分では、なかなか気づけなかった「個性」を見つけてもらえると歓喜します。
明るい話題は、その人の「いい個性」を探し出して、みんなに知らせることです。
13 悪口を言いふらさない
バル先生の知恵は?
悪口をたたけば、やがてそれが自分に返ってくるということを忘れないように。
因果応報なのだ。
【根拠はこれなの】
唾棄すべきゴシップ屋が立派な人と一緒にいることがあるが、
実際にはただ面白がられているだけなのだ。
ふくカエルの私見kerokero
人をバカにして笑ったり、面白がったりする人がいます。
そんな人は「ダメな人だ」と、アタマの中で判断できても、
実際、他人が人をバカにして笑っている場面に出くわすと、釣られて笑ってしまっている「自分」に気がつきます。
自分にも、そういう「いやらしさ」があることを自覚するのが、大切なんだなと思っています。
悪口はいずれ自分に戻ってきます。他人をバカにして笑うと、いずれは自分も笑われます。
14 下品にならない
バル先生の知恵は?
紳士たるもの、(中略)
ときには大衆に同調することもあるだろうが、決して下品に溺れてしまうことはない。
【根拠はこれなの】
人前で笑い者になれば失うものは大きく、一生かかっても取りかえしがつかない。
ふくカエルの私見kerokero
下品な言葉が大好きな人が、少なからずいます。
「おどけるため」「人気とりのため」です。
どんなに面白くても、下品に溺れないように、さじ加減が必要です。
ちなみに、次の場面も、下品だと思います。
「越前屋、お前も、ワルじゃのお~。」
15 嫌われないようにする
バル先生の知恵は?
わざわざ嫌われるような真似をしないこと。
何もした覚えがないのに嫌われてしまうことだってあるのだ。
【根拠はこれなの】
人の本質には相手を傷つけたいという欲求がある。
ふくカエルの私見kerokero
人間の本質には、「相手を傷つけたい」という欲求があります。
初めて知った人には、ショックなことです。
でも、あります。
人を傷つけることが楽しくなるのです。
人は、その人をいったん嫌いになると、この「相手を傷つけたい」という欲求がムクムクと出てきます。
相手の嫌いなところを探して、見つけては、心の中で、「だから、大嫌いなんだ!」と相手を傷つけています。
なので、人はいったんその人を嫌いになると、なかなか好きになることができません。
このことを肝に銘じて、生活してます。
16 醜聞を避ける
バル先生の知恵は?
自分に対する中傷が広がれば、信用に傷つくおそれがある。
【根拠はこれなの】
悪意のある噂話のせいで名声が台無しになることもある。
ふくカエルの私見kerokero
スキャンダルは身を滅ぼします。
取るに足らない噂話だと、大したことはないだろうと侮ると、エライ目にあいます。
あなたの名声を妬む人は、必ず、噂話をスキャンダルにして、名声に泥を塗るために利用します。
用心して!
17 目上の人を立てる
バル先生の知恵は?
賢人は相手が誰であれ忠告はありがたく受けとめ、忠告してくれた相手に対して便宜をはかる。
【根拠はこれなの】
立場をわきまえるのだ。
ふくカエルの私見kerokero
目上の人は、「能ある鷹は爪を隠す」しているのかもしれません。
目上の人は、故意に、自分の実力を隠しているだけかもしれません。
目上の人を負かそうとすることは愚かです。
ここは、自分の実力を、「自分で過大評価している」のかもしれない、「思いあがっている」のかもしれないとして、
踏みとどまるのが得策です。
目上の人が、本当に賢い人であれば、こちらに便宜を図ってくれます。
目上の人が、「能ある鷹」かどうかは、そのうち分かります。
時間が答えてくれるのを待つことです。
18 名誉に関わることには踏みこまない
バル先生の知恵は?
名誉に関わることには踏みこまない。
【根拠はこれなの】
名誉にかかわる(原文ママ)ことで勝つのは至難の業。
だから口論は避けるのが賢明だ。
ふくカエルの私見kerokero
名誉がどれだけ傷ついたかは、目にみえません。誰も明らかにすることができません。
どんなに傷ついたかは本人しか分からないのです。
本人が「傷ついた」と言っていることを、誰も否定できないのです。
「名誉」に敏感な人には、近づかないようにしているのが、今のわたしです。
19 萎縮しない
バル先生の知恵は?
人に対する概念を少しずつ緩めてみよう。
恐れなければならないほど高尚な人などいない。
【根拠はこれなの】
誰でも生身の人間で、それぞれ欠点があれば言い訳もする。
ふくカエルの私見kerokero
どんなに高い地位の人でも、泣いたり、悲しんだり、笑ったり、怒ったり、失敗したり、謝ったりします。
どんなに美しい人でも、おならをします。
冷静になると、萎縮するほど高貴な人はいないのかもしれません。
自分の思い違いを理解すると、ちょっと肩の力が抜けてきます。
必要以上に委縮せず、節度を持って、大胆に行動できるようになります。
20 備える
バル先生の知恵は?
頑固、生意気、ぶしつけ、無分別な人に出くわしてもいいように、
前もって心がまえをしておくこと。
【メソッドはこれなの】
ばかばかしいやりとりに引きこまれないよう、
また相手へのふるまいが横柄にならないように気をつけよう。
(中略)
こういう人のそばを通るときは、
その愚かさに気づかないふりをして礼儀正しく接するといい。
ふくカエルの私見kerokero
頑固な人、生意気な人、ぶしつけな人、無分別な人のほとんどは、その人に自覚がないです。
自覚があったとしても、直そうとしない人です。
災難に遭ったと思うしかないようです。
ふくカエル
ふくネコ
遭遇したときは、頑固さ、生意気、ぶしつけ、無分別に気づかないふりをするのがいいです。
無分別なんて、すごく気になりますが、「藪をつついて蛇を出す」を唱えるのがいいです。
ふくカエル
ふくネコ
「見て見ないふりをする」のがいいようです。
まとめてみたkerokero
- バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」
- 第1章「人とのかかわりあいについて」
- 11テーマから20テーマの言葉を厳選してまとめてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。