【知性】友人や知人を判断するときに注意すること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
口が上手い人物
世の中には口が上手い人物がいます。
ウチにはでっかい夢があるねん!
そのうちみんなを驚かせてやる!かくかくしかじか・・・や!
とのたまうのです。
自分にまったく関係がない人であればスルーすればいいのですが、これが友人や知人であった場合が厄介です。
つい信じそうになるからです。
そこでです! こんなことに注意してほしいねん!
これです!
大言壮語にだまされない
友人、知人を判断する時、口先だけの人物が、行動を伴う人物かを見分けることが絶対に必要だ。(中略)
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
口先にだまされないように注意する
ことです。
なぜ、口先に注意しないとダメなのかな?
口先だけの人物は意外に多いから
実はです。世の中には意外に口先だけの人物は多いからです。
たとえ友人や知人であっても、本心でない「うわべだけの言葉」を平気で言ってしまう人物かもしれないのです。
うち、絶対する!
やる気マンマンやねん!
このような人はそもそもやる気がない言葉をさもやる気があるかのように情感豊かに言うので、コロッとだまされてしまうのです。
気取ることが目的だから
それにです。
口先人間の目的は、発言したことの実現ではなく、ただ得意になって気取りたいだけだからです。
ようするにカッコつけたいだけやねん。
虚栄心やね。こんなぼくってイケてるやろ?
ふくカエル
ふくネコ
実を結ばないから
なので、口先だけの人物は実を結ばないことが多いからです。
鼻から実行する気がなく、ただ気取りたいだけなので、結果や成果を出す気がないのです。
信用できないから
というわけなので、口先だけの人物はまったく信用できないからです。
このような人物の口先に振り回されるとエライ目にあいます。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
まずは、ちゃんと見分ける
まずは、目の前の友人や知人が、
- 口先だけの薄っぺらい人物
- 行動も伴う信頼できる人物
かどうかをちゃんと見分けます。
一番用心したほうがいいのは、「情品な言葉」を使う人物です。
耳障りのいい言葉は心地いいので、ついコロッとだまされてしまうからです。
行動をじっくりと観察する
それには、じっくりと友人や知人の言動を観察しします。
そして、言ったことをちゃんと実行しているかどうかをチェックします。
口先ではどんなに立派なことを言っても、
道徳は美徳に通じます!
行動が不道徳極まりないものであれば、
横入りしてもええやろ?
では、まったく信用できないです。
中身が備わっているかどうかを判断する
そして、その人物が中身が備わっているかどうかを正しく判断します。
どんなに魅力的なことを話しても、実際に行動していなければ、中身が備わっていない人物だと判断します。
あるいは、周囲の評判を聞くことで中身を判断するのも一つの手です。
なぜなら、中身が備わっている人物であれば、周りの人たちがほっとけないからです。
自ずと評判が良いはずだからです。
そうすると、どうなるのかな?
悩まずにすむ
相手が友人や知人であっても、
口先だけの人物に注意してだまされないようにすれば、余計なことに悩まずにすみます。
どんなに美辞麗句を並べる人物が現れても、簡単になびかなくなります。
友人や知人の人柄を判断するときの一つの目安になります。
知性を持って判断できるようになれます。
また、あいつなんか言うとる!
お疲れ様やで~。
とあしらうことができるねん。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第4章 知性ついて」
「No.123 大言壮語にだまされない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 友人や知人を判断するときに注意することは、口先にだまされないことです。
- 口先だけの人物は意外にたくさんいます。このような人物は行動しないので結果を出さないです。信用するとエライ目にあいます。
- まずは、行動を伴う人物かどうかをちゃんと観察して見分けます。そして中身が備わっているかどうかを正しく判断します。
- そうすれば、たとえ友人や知人であっても、口先だけの人物に悩まずにすみます。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。