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「賢人の知恵」王のように行動すること。

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王のように行動すること

こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@バルタンカエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

今回の勉強のテーマは、

「第5章 自分自身について」

「No.152 王のように行動すること」

についてです。

教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。

よろしくお付き合いのほどお願いします。

バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」

全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。

時々理解することに苦しんでいる時もありますが、

どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。

 

王のように行動する

 

みんなが王になれなくても、

 

一人ひとりが王にふさわしい行動を目指すことは可能だ。

 

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」より引用

バル先生の生きた時代

 

バルタザール・グラシアン先生(これから先は、バル先生と呼びますね)は、動乱の時代を生き抜いた先生です。

 

バル先生は、17世紀(1601年から1658年)のスペインの先生です。

 

バル先生の生まれる前のスペインは、

 

歴史上で、最も繁栄した時期「黄金時代(Siglo de Ore)」を築いていました。

 

神聖ローマ帝国カルロス1世が皇帝に君臨したときには、

 

ヨーロッパに広大な領土を持つという、繁栄の極みだったそうな。

 

ですが、1588年に

 

スペインの「無敵」と言われていた艦隊が、イングランド「海軍」に敗れてから・・・・、

 

ゴロゴロと「黄金時代」の衰退が始まっちゃうのです。

 

ここからが、バル先生が、生まれた時代と重なります。

 

  • 80年戦争(1568年から1648年)とか
  • 30年戦争(1618年から1648年)とか
  • 西仏戦争(1659年)とか

いろんな戦争がぼっ発します。

 

スペインの「黄金時代」が終焉するまで、ぴったりと寄りそうのが、バル先生なのです。

 

西仏戦争が終結したのは、バル先生が亡くなってから1年後です。

 

バル先生が生まれてから亡くなるまで、

 

祖国のスペインは戦争中だったことが、「賢人の知恵」を読み解くポイントになります。

 

青春も戦争だらけ

 

まさに、バル先生の青春は戦争だらけです。

 

そんな時代を生き抜くには、いろいろな葛藤があったと思います。

 

どうしようも抗えない歴史の流れの中では、自分の身すら危ないです。

 

経済も政治も、状況は悪化の一途をたどっていたと思うのです。

 

国家が混沌とすると、国民は疲弊します。人間は疲弊します。

 

そんな動乱の中で、バル先生は、修道士として生きました。

 

バル先生は、時代が違っていたら、別の道が用意されたかもしれません。

 

王のように行動するの意味

 

バル先生の言う「王のように行動する」の意味は、いささかダイレクトすぎて、

 

始めて読む人には、ちょっと誤解を招くかもしれません。

 

バル先生の言う「王のように行動する」という意味は、ちょっと違うと思います。

 

権力を持った者として君臨するという意味では、けっしてないです。

 

「独裁」とかとは、全く関係ありません。

 

「王のように行動する」とは、不安定な政情や社会に対して、

 

ひとり、ひとりが「自分をひとつの国に見立てて、守る」という意味なのです。

 

各自で、自分自身の「人間の尊厳」を守れという意味です。

 

「人間の尊厳」とは、ひとり、ひとりが持つ「存在としての価値」です。

 

この「存在としての価値」は、気高く犯しがたいものなのです。

 

秩序も、道徳も、理性も、感情も何もかもぐちゃぐちゃの社会の中では、

 

ひとり、ひとりが、「人間の尊厳」を守って、「王のように立派に行動する」ことが非常に求められたのだと思います。

バル先生の尊厳を守る知恵

 

そして、バル先生は、「人間の尊厳」を守る方法として、3つの知恵を教えてくれています。

 

1.ひとり、ひとりが品格を持ってみる

 

まず、ひとり、ひとりがふさわしい「品格」を持つことです。

 

「品格」とは、「人の品」の意味です。人の善し悪しのことです。

 

2.威厳を持ってみる

 

「品格」を持つためには、ひとりひとりが「威厳」を持つといいです。

 

「威厳」とは、「自分は、立派な人間であると堂々としていることです。

 

そんな、立派な人間にはなれない!

 

なんて思わないでね。

 

みんな、素敵で立派なんです。

 

だから、堂々としていればいいのです。

 

能力の限界もあるかもしれませんが、

 

自分の持っている能力の範囲内で、立派になればいいのです。

 

それが、「品格」を保つことにつながります。

 

さらに、バル先生は、立派な人間になるには、

 

次のようなものを身につけろと言っています。

 

それはですね・・・・・、

3.高尚な言動を身につけてみる

 

立派な人間になるためには、「高尚な言動」を身につけることです。

 

「高尚な言動」って、

 

これまた、すごくむずかしい言葉ですが、

 

バル先生は、いままでのいろいろなテーマで、これ以上ないというぐらい丁寧に、

 

「高尚な言動」とは何たるかを教えてくれています。

 

だから、安心してね。

 

どうしても知りたいときは、「賢人の知恵」を買ってね。

 

お願いよ。涙で訴える女性

 

「賢人の知恵」の目次だけでも勉強になるよ。

 

  1. 人とのかかわりあい
  2. 駆け引き
  3. 会話
  4. 知性
  5. 自分自身
  6. 能力
  7. 成功
  8. 人生

 

すると、なにを手に入れることができるのかな?

真の独立が手に入る!

 

バル先生は、3つの知恵を自分のモノにすると、「『真の独立』を手にすることができるぞ!」と言っています。

 

「真の独立」とは、自己を確立することです。

 

「自分はこうだ!」と堂々とすることです。

 

翻弄されていた、あらゆることから解放されて、

 

自分の軸を頼りに、すくっと自分の足で立つことです。

 

そうすると、人生が非常に生きやすくなります。

 

知恵のない人、知恵のある人の違い

知恵のない人

 

土壇場で、品格を失う人です。

 

「人間の尊厳」が何なのか、ちょっと分かっていない人です。

 

知恵のある人

 

土壇場でも、品格を失わないように努めます。

 

「人間の尊厳」を知り、守ろうとする人です。

 

ふくカエル

知恵のない人。

ふくネコ

尊厳知らない人。

ふくカエル

知恵のある人。

ふくネコ

尊厳を守ろうとする人

まとめてみたkerokero

  • 王のように行動するとは、誰もが威厳のある立派な人物になることを意味します。
  • ひとりひとりが自分の「人間の尊厳」を守ることによって、「自我の確立」と「真の独立」を手にすることができるのです。

【お知らせ】

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!

ご興味のある方は、こちらへどうぞ!

「賢人の知恵」

言葉厳選集

最後まで読んでくださってありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、バルタザール・グラシアン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(Discover)によりました。