今いる場所で一番になる方法
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
同じするなら、賢く競争!
競争するのは嫌ですが、競争しなければならないときがあります。
自分の持って生まれた才能を引き延ばすにはやむを得ないのです。
でもです!
そんなときに思うのが、同じやるなら、
賢く競争したい!
です。
なるべくなら、競争に疲れてボロボロになって凹むよりも、
次から次からとやる気が出るような競争したいのです。
ご安心ください!
こんな知恵がありまっせ!
賢く競争する知恵とは、これ!
これです!
今いる場所で一番になる
今いるところで一番になって、群を抜こう。その他はみなひとからげに下位グループになるのだ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
今いる場所で一番になることです。
です。
あれこれ欲張らずに、三流なら三流の場所で一番を目指します。
二流なら二流の場所で一番よ!
なぜ、今いる場所で一番がいいのかな?
可能性が広がるから
なぜなら、自分が今いる場所に小さな場所に限定してすれば、次のステップに上がる可能性が広がるからです。
自分の才能の試すチャンスが広がります。
逆に、これを最初から
大きな場所で一番を極めようとすると、自分が頂点を極める可能性が、限りなく狭くなります。
なぜなら、どんなに競争に勝ったとしても、
次から次からと競争相手が、ばったばったと出現してくるからです。
ふくカエル
ふくネコ
飽くなき競争に疲弊しまくり、そのうち気が遠くなって消耗してしまいます。
やる気を殺がれない
また、やる気(モチベーション等)が殺がれないからです。
競争に負けてばかりで時間を過ごすよりも、小さな競争でも勝ち続けて時間を過ごした方が精神的に安定します。
人間は、前向きになったほうが底力が出てくるものなのです。
潜在能力を引き出しやすくなるねん。
ムダな競争を省ける
それにです。
小さな場所に限定して一番になると、ムダな競争を省けるからです。
なぜなら、今まで争っていたライバル達がそのままごっそりそのまま下位グループになるからです。
二番手以下のライバル達は、その時点で全て競争相手ではなくなります。
ふくカエル
ふくネコ
きっぱりと区別されるので、二番手以下のライバル達を相手にして競争せずともすむのです。
これは、無駄な競争を省くことができ、余力を貯めることができます。
ふくカエル
じゃあ、どうすればいいのかな?
まずは、考え方を変える
まずは、考え方を変えてみます。
一流と二流をごちゃとちゃにして、大きなピラミッドとして考えるのではなくて、
一流と二流をすぱーんと二つに分けて、別々のピラミッドとします。
そして、
「まずは、自分は2流のピラミッドの頂点を目指すんだ!」
と目標設定します。
先に行動を起こす
次にすることは、同じレベルのライバル達よりもいち早く行動を起こすことです。
ふくネコ
みんな同じ足の速さなら、早くスタートした方が有利です。
ここで、ぐーんと抜いておきましょう!
欲を出さない
注意することは、
「あわよくば、一流を射程距離にしよう!」
なんて欲を出さないことです。
なぜなら、欲を出せば、必ず失敗するからです。
ここは愚直に、今いるところで一番になることを目指します。
一番を維持する
また、頂点を極めたら、その地位を盤石なものとするために、さらに自分の実力を磨きます。
同時に、その間に次のステップに上がるための余力を蓄えておきます。
ふくカエル
そうすると、何に気づくのかな?
一番賢い競争になること
今いる場所で一番になることが、一番賢い競争になることに気づきます。
つまり、
一流の二番手になるよりも、二流の一番手になる!
ほうが、競争全体において有利であることに気づくのです。
さらに上を目指すためには合理的である
また、今いる場所で一番になることが、さらに上を目指すためにはとても合理的であることに気づきます。
- 競争疲れでボロボロにならない
- むしろ、余力を温存できる
という競争における秘訣を守ることができます。
ふくネコ
ふくカエル
スポーツでも上位ランキングの人が予選なしで、本選から登場すると有利だよね。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
自分を、大きな舞台で試そうとするので、競争に明け暮れて、心身共にボロボロになってしまいます。
知恵のある人
自分の才能を冷静に判断し、まずは自分の才能に適したサイズの舞台で試そうとします。
その場所で頂点を極めて、無駄な競争を省きます。
そして、その間に実力を着実に磨き、十分に余力を蓄えてから、次のステップに挑戦します。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第6章 才能について」
「No.180 今いる場所で一番になる」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 今いる場所で一番になることが、賢い競争の仕方です。
- まずは、二流の頂点を極めて群を抜きます。
- 無駄な競争を省き、自分の実力を磨く時間に当てます。
- 余力を十分に蓄えてから、次のステップに挑んだ方がいいです。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。