自分を守るために必要なこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
自分を守る!
人は、いつかは自分で自分を守らなければならないときがやって来ます。
ふくカエル
それこそ誰かに助けを呼んでいたら、その間にやられてしまいます。
そやからです!
こんなときにこそ必要な知恵を身につけておかないとダメなのです。!
自分を守るために必要な知恵です。
必要な知恵とは、これ!
これです!
鳩と蛇の生き方に学ぶ
鳩のように無邪気なのも結構だが、ときには蛇のような鋭敏な狡猾さも必要だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
自分を守るためには、
無邪気さと
鋭敏(鋭くて敏感)な狡猾さ(ずる賢さ)さを身につける
ことです。
なぜ、無邪気さと狡猾さを身につけるといいのかな?
正直者はダマされるから
正直な人は簡単にダマされるからです。
ぼくは、
絶対に嘘はつかへんねん!嘘つく人は悪い人やん!
正気者はいい人やもん!
なんて能天気に人を信用しすぎるからです。
悪意を持った人がどんどん集まってきて、必ずだまさます。
ふくカエル
たとえば・・・
絶対にうそをつかないような人は、人のうそにだまされてしまいがちだ。つまり、だまされることは愚かなのではなく、誠実さの裏返しである場合が多い。
たとえばです。
絶対に嘘はつかない人ほどダマされます。
人は嘘をつかないものだ!
嘘つきは「全うな人間」とちゃうで!
それになあ、
僕は、
困っている人は必ず助ける!それが、誠実さというものやろ!
なんて公言している人は、
病気の両親がいるんです。
お金が必要なんです!
融通してくれませんか?
と普通の感覚なら騙されないような、明らかに詐欺っぽい「悪意のある人間」にころっとダマされます。
ついついお金を融通してしまうのです。
二つの面がある!
これには、次の二つの面があります。
一つは、あまりにも無邪気すぎて人にだまされてしまう面です。
ふくカエル
もう一つは、自己矛盾に耐えられなくなる面です。
以前自分が公言していた
- 嘘つきは全うな人間じゃない
- 困っている人を必ず助ける!
という自分の言葉が嘘になるのが我慢できなくなるのです。
自分に正直な人ほど自分の誠実さを貫き通したい気持ちが強いので、この気持ちが作用してだまされます。
ふくネコ
ふくカエル
じゃあ、どうすればいいのかな?
ずる賢くなる
人の不正行為をゆるしてしまうほどばか正直になってはいけない。
まずは、ずる賢くなることです。
もちろん、無邪気さを捨てるのではないです。
自分を守るために、無邪気さとずる賢さを両方兼ね合わせます。
融通さを持つ
そして、
- 無邪気さの良い面
- ずる賢さの良い面
を取り入れて、臨機応変に対処できる融通さを持つようにします。
たとえば、
相手の悪意を見抜いたら、無邪気にダマされるフリをしながら、逆に裏をかいてダマすようにします。
ダマされるフリをして
相手のしっぽをつかんで
110番するねんで!これって、大事やで!
明らかに悪いことをしている人を許すほど、馬鹿正直になったらアカンのです。はい。
そうすると、どうなるのかな?
他人から利用されることがなくなる
無邪気さとずる賢さの両方を兼ね備えておくと、他人から利用されることが少なくなります。
ダメージがすくなくなる
利用されたりダマされることが少なくなるので、精神的ダメージが少なくなります。
人から
- 利用される
- ダマされる
- 裏切られる
という経験は、できるだけ少ないほうがいいに決まってます。
自分を守るためにダマされないように「ずる賢い知恵」を持つことは別に恥じることではないです。
恥ずかしいことは、他人をダマすために「ずる賢さ」を駆使することです。
自分を守るために
他人からダマされないように
「ずる賢くなる知恵」を持つことは
別に恥じることではないです。恥ずかしいことは、
他人をダマすために
「ずる賢さ」を駆使することやと思います。— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) September 5, 2020
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第8章 人生について」
「No.222 鳩と蛇の生き方に学ぶ」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分を守るために必要なことは、無邪気さとずる賢さを兼ねそろえることです。
- 無邪気さだけでは、人に利用されダマされます。
- 相手の悪意を見抜き、ダマされないように自分がずる賢くなってダマして逃げるのが賢いです。
たしかに、素直に感動したり、喜んだりする無邪気さは大切です。
でも、無邪気さ一本で人生を歩むのは、あまりにも無謀すぎます。
無邪気ゆえに苦いスープを飲まされることになります。
自分を守るためには、自分をダマそうとする相手の悪意を見抜き、自己防衛として逆にダマすことも必要です。
ずる賢さをに見つけて、シュルシュルと「蛇」のように、ずる賢く逃げるのが賢いのだと思います。
自分を守るためには、
自分をダマそうとする相手の悪意を見抜き
自己防衛として、逆に相手をダマして
ヘビのようにシュルシュルと逃げることも必要です。もちろん無邪気さも必要ですが
ずる賢さも必要です。もっとも一番いいのは
両方兼ねそろえることやと思います。
それが賢いと思うのです。— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) September 5, 2020
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。