【徳を持つ】自分の人生を長く充実させるために、すること。
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
どうせなら、充実したい!
同じ生きるなら、人生をもっと充実させたい!
人生が短いことも分かった
そうなんやったらな、
できるだけ長生きしたいし
充実したいねん!
どうしたらええのですか?
こうしたらええのです。
これです!
徳を持つ
徳はそれ自体が報いで、不徳はそれ自体が罰。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
徳を持つ
ことです。
善き行いを重ねることで、自分の品性(人柄や人格)を尊いものにしていきます。
なぜ、徳なのかな?
心がけ次第で持てるから
徳は、生来的に授かるものではなく、自分の心がけ次第で後からいくらでも持てるものだからです。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、徳を持つにはどうすればいいのかな?
善い行いをする
徳を持つには、とにかく善い行いを重ねることです。
善い行いをするためには、具体的には次のことをします。
- 自分の命を守る感覚を持つ
- 自分の命を健全な状態に保つ意志を働かせる
- いつも正しく振舞う
- 自分の魂を大切にする
です。
1.自分の命を守る感覚を持つ
まず、自分の命を守る感覚を持つことです。
この感覚を持つと、どういった行動をとれば、自分の人間性や生き方を守れるのかに敏感になれます。
逆を言えば、この感覚に敏感になると、自分の命を粗末にする行動や態度をストップできます。
命を大切にする感覚を善き行いに反映させることができます。
また、自分の命だけでなく、他人の命を守る感覚を持つことができ、
他人の命を粗末にするふるまいをストップすることができます。
具体的には、良識を持つ
自分の命を守るこの感覚を鋭くするには、良識を持つようにします。
良識とは、善悪など両極端の考え方を理解した上で、広い視野に立って調和のとれた判断をすることです。
良識を働かせることで
- どんな考え方や行動が最適なのか
など、どうすれば自分の命を守ることになるのかを吟味することができます。
ふくカエル
ふくネコ
2.自分の命を健全な状態に保つ意志を持つ
次に、自分の命をいつも健全な状態に保つ意志を持ちます。
この意志が働かせると、どういった行動が、健全な生き方につながるのかを探求することに積極的になれます。
逆から言えば、この意志が働くことで、自分の命を異常な状態にさせる行動や態度をストップすることができます。
命を健全な状態に保つ意志を善き行いに反映させることができます。
また、自分の命だけでなく、他人の命を健全な状態にする意志が働き、
他人の命を異常な状態にする振舞いをストップすることができます。
具体的には、道徳心を持つ
具体的には、自分の命を健全な状態に保つ意志を働かせるには、道徳心を持つようにします。
道徳とは、社会生活を営む上で、ひとり、ひとりが守るべき行動のルール(決まり事)のことです。
道徳心を働かせることで、
- 何が善いのか悪いのか
- どんなルールに従えばいいのか
など、どうすれば自分の命を一番健全な状態になるのか理解できます。
ふくカエル
ふくネコ
3.いつも正しく振舞う
魂の本質は日常のふるまいに反映される。
以上のように命を守り、命の健全さ保ちながら、いつも正しく振舞うことを心がけます。
善い行いをするよう心がけます。
小さい事でもコツコツと正しく振舞います。
ふくカエル
ふくネコ
人との関わり合いにおいて
日常の振舞いを正しくするには、「人との関わり合い」を大切にします。
たしかに、人は一人でも生活することはできます。ですが、一人では生きていけないのです。
なぜなら、何らかの形で必ず他の人とつながっているからです。
たとえば、コンビニで「おにぎり1つ」だけでも他の人とのつながりがあります。
- おにぎりを作ってくれた人
- おにぎりを運んでくれた人
- おにぎりを販売してくれた人
ふくカエル
「人との関わり合い」において、日常の振舞いを正しくするには次の知恵がお勧めです。
- 人を正しく判断すること
- 人に親しまれること
- 愛想を良くしておくこと
駆け引きにおいて
日常のふるまいを正しくするには、「駆け引き」を大切にします。
人間関係が複雑になってくると、ある程度「駆け引き」が出てくるからです。
この「駆け引き」をいい加減に扱うとひどい誤解を招くこととなります。
誤解を招いてしまってから苦しむよりも、
最初から「駆け引き」を丁寧に扱って平穏に暮らすほうがいいです。
「駆け引き」において、日常のふるまいを正しくするには、次の「知恵」がお勧めです。
- 期待されることを、常に意識しておくこと
- 好意や評価を大切にしておくこと
会話において
日常のふるまいを正しくするには、「会話」も大切にします。
「会話」は人間関係において重要な要素だからです。
すべてのことは「会話」から始まります。
ふくカエル
「会話」において、日常のふるまいを正しくするには、次の「知恵」が有効です。
- 相手の本心を常に考えながら、会話をすること
- わかりやすく、はっきりと話すこと
知性について
日常のふるまいを正しくするには、「知性」を磨きます。
「知性」とは、日常のふるまいが
- 本当に正しいのか?
- 間違っていないのか?
を正確に判断する力だからです。
「知性」において、日常のふるまいを正しくするには、次の「知恵」がお勧めです。
- よく考えること
- 分別思慮を持つこと
- 良識を持つこと
- 感情をコントロールすること
自分自身について
日常のふるまいを正しくするには、「自分自身」を大切にします。
ふるまいの正誤を判断できても「するぞ!」という意志力がないと行動できないからです。
「自分自身」において、日常のふるまいを正しくするには、次の「知恵」がお勧めです。
- 自分の人間の中身を充実させること
- 欠点を自覚すること
- 自分を磨くこと
才能について
日常のふるまいを正しくするには、「才能」を大切にします。
ふるまいの正誤が判断できる力や行動できる意志力に加えて、
うまく使いこなせる「才能・能力」がさらにあると、なおいいからです。
「才能」において、日常のふるまいを正しくするには、次の「知恵」がお勧めです。
- 欠点を長所に変えること
- 自分の力を正確に見つめて、把握しておくこと
成功について
日常のふるまいを正しくするには、「成功」を大切にします。
「成功」や「成功」までの努力は、日常のふるまいを正しくする重要な要素だからです。
努力は、その人の「人格のほとんど」を構成しているものになります。
ふくネコ
正しい「材料」を使ったほうが、「自分という完成品」は良質なものになります。
「成功」において、日常のふるまいを正しくするには、次の「知恵」がお勧めです。
- 努力すること
- こつこつ働くこと
- 運勢を知ること
4.魂を大切にする
そして、いつも自分の魂を大切にします。
自分の精神のあり方をいつも見つめて、自分の人間性や人格などを高めるようなふるまいを心がけます。
たとえば、
- 知恵
- 正義
- 気品
- 勇気
- 意志
- 名誉
- 誠実
- 自信
などを常日頃から意識して磨きます。
そうすると、どうなるのかな?
人生が長く充実する
正しく送る人生は長く充実している。
まず、常日頃から徳を持つように心がけると、自分の人生が長く充実したものになります。
危険を避けることができる
次に、良識を持ち命を守る感覚を大事にすることで、危険を察知し避けることができます。
劣化せずにすむ
また、道徳心を持ち命を健全な状態に保つ意志を働かせることで、
病んで荒んだ(すさんだ)状態を避けることができ、命そのものが劣化せずにすみます。
いつでも充実感を感じられる
さらに、自分の命そのものを最良な状態で維持できるので、いつでも充実感を感じることができます。
ふくカエル
ふくネコ
思わぬ恩恵を受ける
徳はそれ自体が報いで、不徳はそれ自体が罰。
そして、徳を重ねると思わぬ恩恵を受けます。
善い行いが、自分の人生にプラスの結果として戻ってきます。
それはそれは、
大きなメリットとなって
戻ってくるねん。
ふくカエル
一方で、不徳を重ねると、次から次へと罰を受けることになります。
悪い行いが、自分の人生にマイナスの結果として戻ってきます。
苦悩や苦痛など
大きなデメリットとなって
戻ってくるねん。
自分の人生がどんどん荒れてくるのを身に染みて感じるようになります。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第8章 人生について」
「No.229 徳を持つ」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分の人生を長く充実したものにするには、徳を持つことです。
- 徳は心がけ次第で持つことができるからです。
- 具体的には、良識を持つことで自分の命を守る感覚を持つことです。
- また、道徳心を持つことで自分の命を健全な状態に保つことです。
- そしていつも正しく振舞い、魂を大切にします。
- 命を守ることで危険を避けることができ、命を健全に保つことで命そのものが劣化せずにすみます。
- そして、思わぬ恩恵を受け、人生が長く充実したものになります。
善い行いを心がけて重ねていくと、結果として自分に返ってきます。
ほんまに、ある日突然その時が来て、
めっさ充実しとるで!
と打ち震える瞬間が必ず訪れます。はい。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。