【人生】自分の引き際を考えるときに、外せないポイントとは?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
引き際に求めるもの
最近、自分の出番が
少なくなってきたなぁ~!控えることが多くなった。
などひしひしと感じ、そろそろ「引き際を考えなアカン!」ことに気づいた方へ、
そっとお知らせしたいポイントがあります。
お知らせしたいポイントとはこれです!
これです!
斜陽の姿をさらさない
忘れ去られてしまうより、自ら去るほうがいい。華のあるうちに身を引くことが重要だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
衰えをさらさない
ことです。
自分が衰えていく姿(斜陽)をさらけ出さないようにします。
なぜ、衰えをさらすとダメなの?
どんどん期待されなくなるから
自ら衰えをさらすと、どんどん周囲から期待されなくなるからです。
どんなに期待されても、自分が出す成果が期待ハズレに終わることが多くなると、どんどん周囲の関心がなくなってきます。
ふくカエル
いつの間にか忘れ去られるから
また、期待ハズレの成果が続くと、いつの間にか周囲から忘れ去られるからです。
ふくネコ
惨めな気持ちになるから
人々からの関心がどんどんなくなり、自分の存在価値が低くなっている現状に気づくと、とても惨めな気持ちになるからです。
ふくカエル
ふくネコ
穴があったら隠れたい!
っていうか、穴を掘りたい!
それぐらい
めっさ惨めになるねん。
引き際が曖昧になるから
そして、自分の引き際が非常に曖昧なものになるからです。
- 世間から抹殺されたのか?
- あるいは葬り去られたのか?
- それとも自ら退いたのか?
が分からなくなるからです。
どんなに自ら引き際を見つけて退いたとしても、世間からは勝手にフェイドアウトしたぐらいにしか見られないのです。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、どうすればいのかな?
引き際を見誤らない
なんと言っても、自分の引き際を見誤らないことです。
タイミングを間違えないことが大切です。
華があるうちに引く
そのためには、自分に華やかさがあり、余力があるうちに引くようにします。
常日頃から自分の華やかさをチャックし、その寿命を知り尽くしておきます。
才能や外見の華やかさは、年を取る毎に衰えていきます。
でも、この衰えは視点を変えれば全く違った様相をしてきます。
とくに外見に対してはそうです。
年齢を重ねるごとに妖艶な華やかさを携える方はたくさんおられます。
ウチ(訳:わたくし)は、
ヤスミーナ・ロッシさんが大好きです。
凛とした美しさで溢れています。
ご自分の信じる「あるべき美しさ」を追究されている姿勢が素晴らしいです。
自分の人生の引き際を考えることは、その人の生き方の価値観や死生観がはっきりと出てきます。
ひとりひとりの意見が違うのは致し方がないです。
でも、自分の華やかさを維持するもしないも自分の意志次第やと思います。
自分の華やかさが別の次元で充分に活かされるのであれば、
引き際を考えずにそちらの道に方向転換して、積極的に突き進むのも手だと思います。はい。
そうすると、どうなるのかな?
惨めにならない
まず、衰えをさらさずに華やかさのあるうちに引くと、惨めな気持ちにならずにすみます。
引き際を美しく飾れる
次に、自分に華やかさがあるうちに引くと、引き際を美しく飾れることができます。
いつまでも、華やかなままでいられる
そして、引き際を美しく飾れると、いつまでも華やかなままでいられます。
いつまでも華やかなままで人々の記憶に残ります。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第8章 人生について」
「No.238.斜陽の姿をさらさない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分の引き際を考えるときに外せないポイントは、衰えをさらさないことです。
- 衰えをさらすとどんどん期待されなくなり忘れ去られるからです。
- 惨めな気持ちになり、自分の引き際が誰からも関心を持たれず、非常に曖昧なものになってしまいます。
- 自分に余裕があり華やかさがあるうちに引き際を見定めることが大事です。
- そうすると、自分が惨めならないし、引き際を美しく飾れ、いつまでも華やかなままで人々の記憶に残ります。
自分に華やかさがあるうちに引き際を見極めるのがよいようです。
自分の華やかさを日々チェックして、華やかさの寿命を知り尽くしておくことは、
非常に役に立つ知恵のようです。はい。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。