他人を利用する人物に遭遇したときに、すること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
世の中にはいっぱいるぞ
世の中には、人を利用しようとする人がごまんといます。
ほんまにいっぱいおるぞ!
たとえば、
成功のお手柄は自分のモノにして、失敗の責任は他人のせいにする奴です。
自分では何もせんと、いざという時にしゃっしゃり出てくる奴です。
人の成功を地位と権力にモノを言わせて、横取りする奴です。
このようなとんでもない輩に会ったときは、こうします!
他人を利用する人物に遭遇したら、これをする!
これです!
絶対に気を許さない!
です。
人を利用する人物に気をつける
自分の責任を人になすりつけるような人物に気を許さないこと。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
なぜ、気を許すとダメなのかな?
責任をなすりつけられるから
まず、ちょっとでも気を許すと、相手から責任をなすりつけられるからです。
他人を利用しようとする人間はつけ上がって、どんどんなすりつけてきます。
スキあらばこちらを利用とする魂胆なので、一旦気を許してしまえば、とことん利用しようとします。
丸投げをどんどんしてくるねん。もう、ほんまに
頭の神経が一本切れとるで!
としか思われへんねん。
ダマされて危険な目にあうから
次に、ちょっとでも気を許すと、相手からダマされて危険な目にあうからです。
自分にはまったく関係のない責任まで背負わされて、大きな損失を抱えることになります。
ちなみに、大きな損失を抱えて途方に暮れているときにも、人を利用しようとする人間はこちらを助けたりしません。
逆に、ニタニタ笑っとうねん。やることが狡い(こすい)し
ほんまに性悪でござる!
ほんまにゲスいから
このように、他人を利用しようとする人間は、本当にゲスいからです。
- 相手がどんなに困惑するか
- 相手がどんなに傷つくか
- 相手がどんなにひどい状況に陥るか
などを一切考慮しません。
ふくカエル
頭にあるのは、
- 自分の責任逃れ
- 自分の成功
- うまく世の中を渡り歩くこと
- 人を上手くダマして利用すること
- 人は道具として有効に使うこと
だけなのです。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、どうすればいいのかな?
まず、相手の意図を見抜く
まずは、相手の意図を見抜くことが大事です。
相手が、人を利用するような狡い(こすい:人を出し抜いて自分が得をしようとする)人間なのかどうかを見極めます。
具体的には、
- 周りに同じような被害にあった人がいないか?
- 過去の言動はどうなのか?
- 評判はどうなのか?
- 言動に矛盾がないか?
- 同じような怪しい仲間がいないか?
など、いろいろと観察していきます。
次に、日記やメモをとっておくこと
次に、日記やメモをとっておきます。
これもまた、相手がどういう人間なのかを客観的に見極める方法としてお勧めです。
具体的には、相手の言動などを観察したことをつぶさに記録を残しておきます。
たとえば
- 日にちと時間と場所
- 言った言葉(方言など、しゃべった言葉はそのまま記録する)
- 顔の表情や態度
- その時に着ていた相手の服装の様子
- その場の状況(明るさ、音、ニオイ、温度、人はいたのか?)
- 不思議に思ったこと
- 違和感を感じたこと
などです。
責任転嫁されているかも?
という疑いが生じたときに、冷静に日記やメモをさかのぼって考えてみます。
すると、ありありと相手の意図が浮かび上がってきて、確信を持てます。
あっ!そういや
あのとき、あんな表情しとったでえ!と気づくことができるねん。
この習慣は、のちに自分の立場を守るときにも証拠となり、非常に役立つのでお勧めです。
さらに、意志表示をする
相手を見抜いたら、さらに、ちゃんと相手に意思表示をします。
簡単に利用できると思うなよ!
なめんなよ!とい雰囲気を出してみるねん。
相手にスキを与えないようにします。
効果的なのは、距離を置く
意志表示の方法としてもっとも効果的なのが、実際に距離をおくことです。
具体的には、パーソナルスペースを十分にとり、物理的距離感を保つようにします。
こっち来んなや!という雰囲気を出しちゃうねん。
また、相手が異常になれなれしい態度をとってきたら、
逆に、敬語を使って受け答えするように心がけて、相手との心理的距離感を保ちます。
そうすると、どうなるのかな?
つけこまれなくなる
気を許さないように気をつけて、相手との関係に一線を引いておくことで、つけこまれなくなります。
明確に分けることができる
自分の責任と相手の責任を明確に分けておくことができます。
明確に分けておくことで、自分に関係のない責任まで負わされることが少なくなります。
あるいは、責任転嫁されないように、先回りや次善策を考えられるようになれます。
然るべきところに出るときは、記録などの証拠がほんまに役立ちます。
これは大事な記録だと思ったら、確定日付をしておくともっといいです。
確定日付とは、その日にその文書が存在していたことを証明するものです。
方法としては、公証役場でしてもらう方法がありますが、ちょっと面倒だし費用がかかります。
簡易な方法としてお勧めなのは、郵便局にいって郵便切手貼って、記念押印してもらう方法です。費用は切手代だけだし、どこでもスタンプを押してもらえます。
人物観察をすることを習慣化できる
次に、人物観察をすることを習慣化できます。
この習慣が、人とのかかわりあいを円滑にするために役立ちます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
ちなみに、今回のテーマは、
「第1章 人とのかかわりあいについて」
「No.25 人を利用する人物に気をつける」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
まとめてみたkerokero
- 人を利用する人物には気をつけてください。
- 責任転嫁する人には気を許さないことです。
- 相手の意図を初めから見抜いているという意志表示をしましょう。
- また、実際に責任転嫁されそうになった場合に対応できるように事細かい記録を残しておきましょう。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。