【駆け引き】泣き寝入りを失くす「最強の方法」はこれ
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
泣き寝入りはなくそう!
常日頃から、
- 嫌味を言われる
- 意地悪される
- 失礼なことをされる
といった理不尽な扱いを受けている皆さん!
こんにちは!
今回は、特別にお知らせした知恵があります。
この知恵を仕入れれば、
もうあなたは、
今から
泣き寝入りするようなことは
一切なくなります!
なくなるはずです!
なくなって欲しいです!はい。
泣き寝入りなど困ったときは、これ!
これです!
皮肉をうまく使う
やんわりと当てこする文句をいつでも使えるように蓄えておこう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
皮肉をうまく使う!
のです。
日頃から何かと困らせる奴には皮肉で反撃するのです。
いざという時は、
一発カマしてやるねん!相手にズドン!と突き刺さったら
ほんまに快感やで!
ちなみに、皮肉とは?
皮肉とは…
ちなみに、皮肉とは、相手の弱点や気にしていることを「意地悪な言葉」でそれとなくチクリチクリと言うことです。
たとえば、次のようなものです。
字がうま過ぎて読めない!
【直訳:字が下手すぎて読まれへん、読まれへん字を書くんじゃな~~い!】
このお菓子!
パっ、パッケージだけは
エライ立派や!
【直訳:中身がくそ不味いねん。】
ほんま美味しそうにたべるなあ!
口の中から、美味しい
美味しいという音が聞こえてくるわ。
【直訳:くちゃくちゃ音を立てて食べんといて、ほんまうるさいねん。】
あなたの言葉は、
ウチの人生を照らす太陽です。
【直訳:人に嫌味ばかり言って、クサスしか能がないんかい! おのれ(訳:自分)の部署に戻って、はよ仕事せんかい!】
このように、皮肉とは、
言葉のオブラートに包んで、
やんわりと「嫌味」を表現する方法です。
なぜ、皮肉を使うといいのかな?
突き刺さるから
相手が敏感だと、ズドンとこちらの「嫌味」が相手の心に突き刺さるからです。
こちらの日頃の恨みつらみや嫌悪感を相手に知らしめることができます。
たとえば、
なんやの、
普段はあんなに他人には厳しいのに、
自分には、
甘いんやねえ~~。ほんまに、それって
立派な長所ちゃう?
【直訳:自分だけはOKってか! ほんまに気は確かか? こっちはエライ迷惑しとるねん。】
スッキリするから
それに、自分の日頃からうっ積した嫌味が相手に突き刺さるとスッキリするからです。
それだけではないです。
病みつきになるから
うまく皮肉を言えると病みつきになるからです。
皮肉には、それを聞いた者がクスっと笑えるウイット(機転の利いたトンチ)を仕掛けなければなりません。
そのようなウイットに富んだ皮肉を絶妙のタイミングで言えたときの爽快感は、ちょっと病みつきになります。
最高の皮肉は、言った直後に
周囲の者が全員笑って、
言われた者だけが、地団駄を踏む場合でござる。
くっそ!バカにしやがて!
たとえば、相手の図星を突くのが最高です。
そんなに厳しい事ばかり言って
あの子のこと
好きなんですか?
【直訳:なんやねん、こどもか? 見てて恥ずかしいねん、みんなにバレとうぞ!】
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
常日頃から蓄えておく
まず、常日頃から「皮肉」の言葉を蓄えておきます。
言いたいときに言えないのでは意味がないからです。
- 相手を試す言葉
- 相手の態度の裏に隠されたものを探る言葉
- 図星
などを刺激する言葉を「ネタ帳」に書きためておきます。
たとえば、こんな言葉です。
1.アホちゃうから、わかるやろ。
【直訳:いつも偉そうに言うて、助けへんで。自分でしい。】
2.「嘘を言ったらアカン」って言うてる人やから、嘘は言わへんやろぉ?
【直訳:嘘つけるもんなら、ついてみい!】
3.立派な人やから、裏切ったりしいひんやろっ? そんなんするっ?
【直訳:裏切ってみい、承知せえへんで!】
4.あの人が、そんなセコイことするはずがないやん。
【直訳:これをやったのお前やろ!】
5.どんな風にしたらいいのですか? 一度じっくりお手本を見せて欲しいです。
【直訳:やれるもんなら、やってみい!】
6.大丈夫ですか? 遅い事は誰でも出来ますのやでぇ。
【直訳:出来ないのとちゃうか?】
7.プライドが高い方やから、そんな誤魔化なんてしないですよねえ?
【直訳:頼むから、手抜きせんと最後までしてや。】
1.口ばかり働かせんと、頭を働かせてや!
【直訳:その頭は飾り物か? もっと頭使って考えてほしいねん。】
2.大丈夫ですか?これだけやってもボロがでないのは、大したもんですやん。
【直訳:ほんまは、そろそろギブアップちゃうん?助けて欲しいのとちゃうか?】
3.口だけは達者ですなあ!
【直訳:なんも出来ないくせに、態度だけはいつもでかいねん】
4.えらい、声が大きいなあ! 急に楽しくなって、どないしたん?
【直訳:好きな子が来たんかい?なんやバレバレやで】
5.人を誉めるのだけは上手やなぁ。
【直訳:仕事は下手くそ。ほんまな、下手くそや。】
6.なんや、さっきから目がクリクリ動いとうよ。手があちこち動いて定まりませんな。
【直訳:秘密があるやろ?嘘ついとうやろ?】
7.登場するタイミングがいつもよろしいなぁ。
【直訳:今回もまた「ええとこ取り」しようとしてるのか?】
皮肉の言葉は、表面的には相手をホメてホメてホメまくりますが、
最後にチクリと針でさすのが定番のような気がします。
「ありがた迷惑」を思いっ切り派手に表現する感じです。
いろいろなアレンジがありますが、オーソドックスな感じの皮肉はそうです。
いくつかあげて見ました。すべてわたしの体験済みです。
よろしかったら、あなたの皮肉ワードに加えていただけると嬉しいです。
1.よう、食べるな! 今から冬眠するんか!
【直訳:どんだけ食べるねん。気が狂たんかい?】
2.君って、覚えるの得意やのに、忘れるのも得意やな!
【直訳:ほんまに、使われへんな。】
3.どうやったら、こんなに絶望的に書類を汚せるん? 天才やな!
【直訳:よう、次から次からと失敗をかます奴じゃ。】
4.間違った答えばっかり集めて、君はマニアか?
【直訳:そんなでほんまに大丈夫か? 生きていけるのか?】
5.よっ!元気だけは、ダントツ1位君! 今日も元気か!
【直訳:なんも仕事せんと、能天気やな。今日もこいつと仕事しなあかんのじゃ。最悪じゃ。】
6.本当に何でもすぐに飽きるなあ! ほんま尊敬するわ。
【直訳:すぐに投げ出して、長続きせえへんな。】
7.その洋服キレイやな。遠くからみたら「結構な美人」に見えるで。
【直訳:似合ってへんねん、洋服が浮いとるねん。】
ここぞというときに言う
そして、ここぞという絶妙なタイミングに皮肉を発射します。
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
うまく刺されば、防衛できる
まず、相手の理不尽な扱いから自分の身を防衛することができます。
ふくカエル
うまく刺されば、状況を改善できる
次に、皮肉が相手にうまく刺されば、こちら側の不当な状況を改善することができます。
長い間、相手から無礼な言動を我慢していた場合には、皮肉は試みる価値があります。
戦わずして勝つ!
それに、やんわり皮肉を遠回しに伝えることによって、相手に面と向かって「宣戦布告」をせずにすみます。
相手からも争いを吹っかけられることは、「まずない」と思っていてもいいです。
皮肉に挑発されて、感情を爆発することほど、滑稽(こっけい)なことはないからです。
余計な争いを避けて、こちら側の意図を伝えることができ、戦わずして勝つことができます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 駆け引きについて」
「No.59 皮肉をうまく使う」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 理不尽な扱いを受けている場合には泣き寝入りをせずに、皮肉を上手く使うことです。
- 皮肉は上手く使えば、相手の心にまっすぐに突き刺さります。
- 理不尽な扱いから身を守れます。
- 不当な状況を改善することができます。
テレビで、「滋賀在住の女性」と「京都在住の女性」のバトルが面白かったので、お知らせします。
【滋賀女子】
京都の子って「琵琶湖」の水を飲んでるやん?
偉そうなこと言ってると、琵琶湖の水止めるで!
【京都女子】
それがどないやの?
そやかて、あんたなあ、琵琶湖の水がくそうて、くそうて。
沸騰させてもろうてから、飲まさしてもろてます!
きゃ~!聞いてたら、
ゾクゾクするねん。
【兵庫女子のウチ】
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。