【駆け引き】隠しておいたほうがいいこと
こんにちは！ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの？」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ～～～！
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
言わなくてもいいこと…
世の中を見ていると、わざわざ口に出して言わなくてもいいことがたくさんあります。
たとえば…
- スキャンダル
- 言うと逆効果になること
- コンプレックス
- 自業自得のこと
- 失敗
- 余計なこと
- みんなが既に知っていること
- みんながあえて黙っていること
- やぶへび的なこと
- 挑発的なこと
- 無神経なこと
- 人の神経を逆なですること
- 人を傷つけること
- 非常識なこと
などなどです。
これこそ言い出したらキリがないです。
そやけどです。これだけは言えます。
どれも言っちゃダメです！
ふくカエル
言いたくなってもな、
余計なことを言わへんようにするのが
その人の「品性」やで。ということらしいです。
— ふくカエル＠猫さん好き好き (@Fuku_78) October 15, 2020
今回は、
その中でも駆け引きの場合に限定して…
特に言わなくてもいいこと、絶対に隠したほうがいいこと
についてお知らせしたいと思います。
ほんまにこれは、
隠しとったほうがええよ！
ほな、お知らせするで！
隠したほうがいいこととは、これ！
これです！
利口さを隠す
賢く器用に物事を考えることは大切だが、計算していることを人に悟られてはいけない。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
自分が利口なこと
です。
たとえば…
- 要領がいいこと
- 抜け目のないこと
- かなりやり手であること
- 計算高いこと
などです。
このようなことは絶対に隠して、微塵も見せてはいけません。
なぜ、利口さを隠さないとダメなのかな？
警戒されるから
まず、利口なことがバレると、周囲から警戒されるからです。
どうしても、「利口 ＝ 人をダマす、ズル賢い」という偏見を持たれるからです。
君、ずる賢いんやろ？
どうせ、ダマすんとちゃう？
危険人物は
近づかんといてくれ！
と警戒されます。
敬遠されるから
次に、利口なことがバレると、周囲から敬遠されるからです。
関わったら、
利用されるかも？
うわ～～～。
離れとかなアカンやん。
と距離を置かれます。
軽蔑されるから
そして、利口なことがバレると、軽蔑されるからです。
ウチらを出し抜いて、
自分だけ成功する気やろ！
ほんまに汚い奴やで！
人間のクズやで、クズ！
と思われます。
ふくカエル
ふくネコ
ほんまに
悲しいことばっかしや…
どうして、このようなことをするのかと言うと、
つまるところ、
みんなも利口になりたい！
からやと思います。
ふくカエル
じゃあ、どうすればいいのかな？
とにかく…絶対に隠す！
とにもかくにもです！
駆け引きの場面では…
まずは、自分の利口さは絶対に隠すのが一番です。
ひけらかすなんてもっての外
です。
こんなんは論外やで！
どんなに目先が効いても、要領のいいやり方を知っていても、周囲には絶対に隠しておきます。
ふくカエル
ふくネコ
疑われないようにする！
次に、周囲に疑われないようにします。
こいつ？
なんか企んでないか？
なんて勘づかれないようにします。
予定や計画は、絶対に秘密にする！
さらに、自分のやりたい予定や計画などは、絶対に秘密にします。
これは、周囲の余計な妨害を避けるために必要です。
あの子、
なんか始めるらしいで。
抜け目のない子やから
用事しなアカン。
そうやな、
なんか怪しかったら
ウチに知らせてな。
妨害したる…
といろいろと面倒なことになるので、あらかじめ「このような面倒な芽」は摘んでおきます。
とは言っても、
確実に計画は実行する
とは言ってもです！
自分の予定や計画だけは、十分に検討した上で確実に実行するようにします。
ふくカエル
ふくネコ
安心してください。
自分の利口さを隠し、さらに予定や計画自体を秘密にした上で、実行するのですから、妨害は一切入りません。
いくら何でも
バレへんやろう？
と思うわけです…はい。
なので、自分の持てる才能と能力を駆使しまくって、計画を貫き通してください。
そうすると、どうなるのかな？
敵意を増やさずにすむ
自分の利口さを隠しておくと、余計な敵意を増やさずにすみます。
ふくカエル
むしろ、尊敬される
むしろです。
自分の計画を確実に実行し、立派な成果を上げることで、逆に周囲から尊敬されるようになります。
えっつ？
知らへん間にどうしたん？
知らんかったわ～！
陰で一生懸命に
努力してたんやねえ！
偉いわ～！尊敬するわ～！
なんて思われます。
ふくネコ
味方が多くなる
それだけはないです。味方も多くなります。
ふくカエル
何の偏見もない、ただただ好意を持ってくれる「純粋な味方」は本当に得がたく、ありがたいものです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本（バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン）をお持ちの方へ
「第２章 駆け引きについて」
「No.６２ 利口さを隠す」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか！
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人との駆け引きを有利に導くには、自分の利口さを隠した方がいいです。
- 警戒されたり、敬遠されたり、軽蔑されたりするのを避けられます。
- 自分の利口さを隠して、自分の立てた計画を最後まで実行します。
- 余計な敵を増やさずに、味方を増やすことになります。
利口さそのものは、人生を生き抜くためには必要な才能です。
でもです。同時に人からやっかみの対象になるものでもあります。
なので、人間関係の駆け引きを上手く切り抜けるためには、利口さを隠すのが一番の方法だと思います。
周囲のやっかみなど、わずらわしいことに惑わされるよりも、自分の利口さをバレないように隠して、
「他人とのこと」に使うはずだったエネルギーをそのまま１００％「自分のこと」に使うほうが、絶対にいいです。
ふくカエル
ふくネコ
その方が利口な上に、絶対に賢いと思うねん！
（こう思うねんけど…どうやろう？）
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』（出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン）によりました。
