駆け引きに確実に強くなる方法
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
くそったれ!
一歩外に出ると、本当にいろいろな人がいます。
当然、駆け引きも様々です。
相手が、
- 聡明な人
- 信頼できる人
- 優れた人
- 友好的な人
といった人達であれば、駆け引きを気にせず、その日は一日ハッピーに暮らせます。
ふくカエル
ふくネコ
そやけどです!
世の中はこのような人達ばかりじゃないです。
- 悪口を言う人
- 下品なことばかい言う人
- ワザとに嫌われるような人
- 評判の悪い人
- 周りを困らせる人
- 強情な人
- 人を道具のように使う人
- 他人を出し抜くことばかり考えている人
- とても愚かな人
など、ちょっと付き合いたくない人もぎょうさん(訳:たくさん)います。
ふくカエル
このような人達に出会うと、否応なしに駆け引きを意識しなければなりません。
ふくカエル
ふくネコ
そこでです!
このような避けれない駆け引きに遭遇しても、困らない「確実に強く方法(知恵)」がここにあります!
いかがでしょうか?
君は、知ってみる気ないかい?
駆け引きに確実に強くなる方法とは、これ!
これです!
平静さを保つ
自重する心を持とう。どんなときでも激情に流されてはいけない。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
自制心を持つ
ことです。
自制心とは、衝動的な感情に直面したときに、自分の感情や思考、行動などを意志によってコントロールすることです。
つまるところ、自分自身を価値あるものだと考えて、自分自身を慎んで、軽々しい言動をとらないようにすることです。
なぜ、自制心を持つといいのかな?
偉大な人の証になるから
感情が強く揺さぶられるようなときでもバランスを保てることが、本当に偉大で気高い人の証しだ。
まず、自制心を持つことは、
自分が立派(偉大)で品格が高い(気高い)人である
ことの証明になるからです。
なぜなら、自制心を持つことは「自尊心」を大切にすることにつながるからです。
自尊心を持てば、おのずと「自分の品位」などを高めようと努めるので、結果的に立派で品格が高い人になれるのです。
人を強くするから
それに、自制心は人を強くするからです。
なぜなら、自制心は人に言われて強制的に自分の言動をコントールするのではなく、自分の意志で自発的にするからです。
自分に打ち勝つ「克己心」が必要になってくるので、当然強くなっていくのです。
ちなみに、なぜ激情はダメのかな?
頭も心も弱らせるから
激しい感情は、本当に頭も心も弱らせるからです。
激しい感情は、あらゆる理性的な機能がオーバーヒートを起こして低下するのです。
まあ、熱中症みたいな感じやね。
身体の機能がすべて
システムダウンしてまうねん。
評判を落とすから
次に、激しい感情はすぐに暴走するので、自分の評判を落としまくるからです。
ふくカエル
激しい感情ですでに疲弊しまくっている頭や心では、まともな判断ができないからです。
なので、つい衝動的に「軽はずみなこと」や「ひどいこと」を口走ってしまいます。
心にもない卑劣なことを言ったり
残酷な言葉を吐いたりするねん。
挙句の果てには、信用も信頼、名誉までも失います。
ふくカエル
ふくネコ
ほんまに、
取り返しのつかへんことに
なるんやで~~!
じゃあ、どうすればいいのかな?
最悪の展開でも動揺しない
どんなに最悪な展開になっても、まずは動揺しないようにします。
気持ちが不安定にならないように、平静さを保つようにします。
ふくカエル
平常心を育てる
そのためには、常日頃から平常心を失わないように訓練しときます。
ふくカエル
1.必死になってやっていること!
これは、平常心を失わないように、ウチが日頃から必死になっていることです。
ああっつ!
自分は今こんな感情で困ってるわ~!
と自覚します。
たとえば、
- 怒りなら喜び
- 不安なら安心
という具合にです。
「真逆の感情」を感じることがないか?
を必死に考えます。
たとえば、
- 怒っているけど、そのおかげで喜べることはないか?
- 不安やけど、そのおかげで安心してることはないか?
などを考えてます。
たとえば、
- 喜べたことで、具体的にどんなメリットがあるのか?
- 安心できたことで、具体的にどんなメリットがあるのか?
などを具体的に考えてます。
実は、どんなものごとにも二面性があります。
- メリット(いいこと)
- デメリット(悪いこと)
だったら、デメリットな部分は一切無視するようにして、メリットな部分だけに集中したほうがマシやと思うのです。
もっとも、メリットな部分は見えにくいです。
なので、あえて自分が困惑している感情とは「真逆の感情」に視点を変えて考え直す工夫をしてます。
この「真逆の感情に注目する」ようにすると、本当に激しい感情から目を反らせるきっかけになるのでお勧めです。
「真逆の感情」を探すときのコツは、反対の感情を連想して一番自分がしっくりする感情にすることです。
ふくカエル
たとえば、怒りなら
- 喜び
- 優しさ
- 平穏
などの感情から自分が一番しっくりくるものにします。
不安なら
- 希望
- 安心
- 安定
などです。
悲しみなら
- 希望
- 安心
- 喜び
などです。
憎しみなら
- 愛情
- 感謝
- 平穏
などです。
コツをつかむと簡単に見つけられます。
2.具体的な怒りについて
たとえば、怒りが激しくなりそうなら、
今、ものすごく
怒りそうになってるけどな!
おかけで、理解できて
気が楽になった(安心できた)ことが
あるはずやで!
と必死に考えます。
すると、ウチの場合は次のようなことによく思い当たります。
ちなみに、ウチがよく思い当たること!
- そもそも衝突が多いのは「相性が悪いからや!」と気づいて、
相性の問題やと切り捨てたら気が楽になった。 - 過剰に期待していることに気づいて、
期待を捨てたら気が楽になった。 - 思い通りにしたい気持ちに気づいて、
支配欲をきっぱりと捨てたら楽になった。 - 認められたい欲求(承認欲求)に気づいて、
自重したら楽になった。 - 自分の体調が悪いことに気がづいて、
よく寝たら楽になった。
などいろいろ見えてきたら、後は淡々と問題点を潰していきます。
3.たとえば、不安について
たとえば、不安が激しくなったら、
今、ものすごく
不安マックスになってるけどな!
おかけで、理解できて
気が楽になった(希望が持てた)ことが
あるはずやで!
と必死に考えます。
気がついたこと!
- 考えすぎたり想像しすぎていることに気づいて、
一切想像するのをやめたら希望が出てきた。 - 失敗に対する準備や覚悟ができてないことに気づいて、
ちゃんと準備しようとしたら希望が出てきた。 - 感謝する気持ちが欠けていることに気づいて、
態度を改めたら楽になった。
などいろいろ見えてきたら、後は淡々と問題点を潰していきます。
4.たとえば、悲しみについて
たとえば、悲しみが激しくなったら、
今、ものすごく
激しい悲しみに襲われているけどな
おかけで、理解できて
気が楽になったことが
あるはずやで!
と必死に考えます。
気がついたこと
- 後悔することが多すぎて悲しいこと、後悔は何も助けてくれないことに気づいて、
後悔するのをやめたらすこしは楽になった。 - 喪失感がもたらす影響力がスゴイことに気づいて、
影響力のことを考えると少しは冷静になれた。 - 感謝する気持ちが足らないことに気づいて、
感謝するようしたら気が楽になった。 - 時間の経過が一番のクスリであることに気づいて、
我慢する勇気を出せるようになった。 - 無理して忘れるのではなく、忘れないようにすることの方が大事なことに気づいて、
無理に焦らなくなり気が楽になった。
などに気がついたら、あとは時間の流れを大切にして過ごします。
悲しみについて考えました!
5.たとえば、憎しみについて
たとえば、憎しみが激しくなったら、
今、ものすごく
醜い憎しみにかき立てられるけど。
おかけで、理解できて
気が楽になったことが
あるはずやで!
と必死に考えます。
気がついたこと
- 憎むというのはそれだけ「相手に執着している点」があることに気づいて、
気持ち悪くなってやめたら気が楽になった。 - 憎むのは自分のコンプレックスの裏返しに気づいて、
恥ずかしくなってやめたらどうでもよくなった。 - 憎む時間がもったいないことに気づいて、
自分の幸せだけを考える時間に当てることにしたら性格も良くなった。 - 憎むエネルギーは「見返すエネルギー」に変えられることに気づいて、前向きになれた。
などに気がついたら憎まず自分を大切にし、自分の中のバランスをとるようにしていきます。
ルーティンをつくる
具体的には、動揺を抑えるための「自分なりのルーティン」を作っておきます。
激情について勉強しました
健康面に気をつける
あるいは、健康面に気をつけるようにします。
たとえば、
- 暴飲暴食をやめて身体を休める
- 良質な睡眠を十分とる
- リフレッシュしてストレスを解消する
です。
あるいは、感情的になりそうなときには、直ぐに深呼吸することができるよう鍛錬しておきます。
興奮して動揺している自分を見つけたら、呼吸が浅くなっていることに気づいて、意識的に深い呼吸をするようにします。
ちなみに、呼吸をするときは、
空気中にいる「天使」を吸って、
身体を「天使」だらけにするイメージですると
とても幸せな気持ちになれます。
そうすると、どうなるのかな?
確実に駆け引きに強くなる
激情に流されず自制心を持つようにすると、確実に人との駆け引きに強くなります。
どんなに挑発を受けても動じなくなります。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 駆け引きについて」
「No.63 平静さを保つ」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人との駆け引きで確実に強くなる方法は、自制心をもつことです
- 激情は自分の頭も心も弱体化させ、評判を落とすからです。
- 最悪な展開でも動揺せず、平常心を育てる工夫をします。
- 自制心を自分のものにするとどんなことがあっても動揺せず、平静さを保つことができます。
人との駆け引きに強くなるには、自分の感情のバランスをとることが大事です。
どんなに狡い(こすい)人に出会っても、駆け引きの上で優位に立つことができます。
簡単なことじゃないですが、自分に克つことができたら、
- 悪口を言う人
- 下品なことばかい言う人
- ワザとに嫌われるような人
- 評判の悪い人
- 周りを困らせる人
- 強情な人
- 人を道具のように使う人
- 他人を出し抜くことばかり考えている人
- とても愚かな人
など、このような人に負けることがなくなります。
こうなったら、頑張るしかないです。
ほんま、こんな人との駆け引きに負けて、自分だけがダメージを受けるのは悔しいもんね。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。