わかりやすく、ハッキリと話すといいよ。
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
会話は難しい!
人と会話をすることはほんまに難しいです。
初めて会う人との会話なんてほんまに緊張するときもあります。
気に入られようとすると、かえって焦って言葉が出なくなったり、それで誤解されたりします。
そやけど、まずはこれ!
そやけどです。
会話が難しいから逃げる!
というわけにはいきません。会話は生きていくためにとても重要な要素だからです。
なので、まずは最初に、これを押さえていたらOKやと思います。
最初に押さえておくこととは、これ!
これです!
わかりやすく、はっきりと話す
人と話すときは感じよく、わかりやすく話すようにしよう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
聞き手に分かりやすくハッキリと話す!
ことです。
なぜ、ハッキリと話すといいのかな?
理解されるから
分かりやすくハッキリと話すと、聞き手にきちんと理解されるからです。
ふくカエル
聞き手に伝えたいことがあるときは、分かりやすく、ハッキリと話すことが一番の方法です。
自分の中身を見せられるから
次に、聞き手に分かりやすく、ハッキリと話せば、自分の中身をちゃんと見せることができるからです。
中身がしょぼいと、どうして「中身がしょぼい事実」をもうやむやにしたくなるので、話す言葉も分かりにくいし、ハッキリ話せません。
会って5分でどんな人間か
分かってしまうよね!ごにょごにょ、聞きづらくて、
頼りない声は印象も悪くなってしまいます。
そもそも表現し、伝えることは難しいから
そもそもです。
自分の感情や気持ちを具体的な言葉で表現し、伝えることは難しいからです。
たとえば・・・
感情
たとえば、感情です。
感情は「ぽっ!」「うっ!」「あっつ!」と頭に浮かびます。
でもこれがです!
いざ、感情(自分の気持ち)を具体的な言葉で表現しようとすると、途端に難しくなるのです。
- 楽しい
- しんどい
- 疲れた
といったありきたりな単語は思い浮かんでも、こと細かい「感情のひだ」などは表現しづらいのです。
悲しいねんけど、
どんなに悲しいのかを
表現できひんねん。となる。
心の中のイメージ
これは何も感情だけではないのです。
自分の心の中のイメージも同じです。
- 思考
- 意見
- 構想
などを具体的に分かりやく話そうとすると、途端につまづくのです。
このような抽象的で複雑なことがらは本当に言葉で表現するのが難しいです。
伝えたいことが複雑すぎて
おでこが非常に痛いとなる
病院
また、一番困るのが病院に行ったときです。
自分の症状や痛みを担当医に伝えるときのもどかしさは相当です。
こんなに痛いのに
「痛さ」を伝えるのは
本当にムズイ。
じゃあ、どうすればいいのかな?
ハッキリと聞き取りやすい声で話す
まずは、ハッキリとした聞き取りやすい声で話すようにします。
聞き手が聞こえやすい明瞭な声でハッキリと話します。
- 小さい声
- ハッキリ発音しない
- 口の中でこもる
- ダラダラ話す
小さい声は聞き手が理解できるかどうか以前に、聞き手に聞こえないから伝わらないです。
えっ!何言ってるの?
聞こえないんだが・・。
ごにょごにょ、聞きづらくて、頼りない声は印象も悪くなってしまいます。
ふくカエル
ふくネコ
ちゃんと理解してから話す
次に、何を聞き手に伝えたいのかをちゃんと自分で理解し、明確にしてから話すようにします。
そもそも、自分自身がまだまだ理解できていないことを、聞き手に伝えようとするのが無謀すぎるのです。
ほんまにな!
ちょっと無謀やねん。これじゃ、
聞き手も理解できひんで。
深い理解があれば、聞き手が理解しやすいように言葉を選んで説明することができます。
平凡に見られることを恐れない
また、聞き手から平凡に見られることを恐れないことです。
ついつい、人は賢いフリをしたがります。
賢く見えるように、やたらとむずかしい言葉や専門用語を使ってしまうのです。
これは、本当に恥ずかしいことなのでやめたほうがいいです。
「相手が理解できない言葉」を使って平気で話をする人は、聞き手を置いてけぼりにします。
聞き手側も「自分が理解できな言葉」を使って、平気で話す人をだんだんと避けるようになります。
ふくカエル
ふくネコ
聞き手が理解しやすい言葉を選ぶ
なので、聞き手が理解しやすい言葉を選ぶようにします。
分かりやすい言葉を選んでゆっくりと話すようにします。
感じよく話す
そして、感じよく話すようにします。
話す振舞いや態度が感じがいいと、聞き手も理解しようと前向きになってくれるからです。
- 雰囲気が悪い
- 態度が横暴(偉そう)
- 言葉が下品で不愉快
にならないように気をつけることです。
不用意に使った言葉が相手を深く傷つけることもあるので注意します。
基本は、世間で「良しとされている言葉」を選ぶのがいいです。
聞き手の眉間に、ちょっとシワがよるような言葉は、意味をちゃんと理解した上で、注意して使うことが鉄則です。
人に分かってもらうように話すのって、本当にむずかしいんですよね。
ウチ(訳:わたくし)がしていることをここでお知らせしておきます。
1.言いたいポイントをメモしておく
まず、言いたいポイントをメモしておきます。
あらかじめメモしておくと、考えを整理できます。
メモなしで話す達人もいるのですが、
メモなしで話すとなると、「自ら、不要に焦って、緊張する」を誘っているような感じがしてイヤなのです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
2.だらだら喋らない
次に、だらだら喋らないようにします。
本当にこれはよくないです。
だらだら喋ると、間違いなく、相手もイライラだらだらしてくるからです。環境が悪化します。
3.結論から入って理由を話してみる。
また、結論から入って、理由を話すようにしています。
結論から話すと、どちらの立場をとっているのかが聞き手に分かるので、話の内容を理解されやすいからです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
4.たとえ話をストックしておく
さらに、たとえ話をストックしておきます。
これは大事です。たとえ話は、聞き手にイメージしてもらえる貴重な手段です。
たとえば、聞き手に理解されなかったことを伝えるときには、次のように伝えてみます。
ふくカエル
ふくカエル
ふくカエル
ふくネコ
5.質問をなるべく恐れないようにしてみる
そして、質問を恐れないようにしています。
質問は恐ろしいです。でもビビらないようにしています。
分からないことは、最初から潔く認めて、逆に教えてもらう姿勢で臨みます。
そして、さらに理解が深まるチャンスだと考え直すようにしています。
6.にこにこ仮面をかぶる
最後に、にこにこ仮面をかぶっています。
実は、にこにこ仮面が一番効果的かもしれません。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
人から評価される
分かりやすく、はっきりと話すように心がけていると、人から評価されます。
自分の考えや意見が、聞き手にちゃんと理解されるからです。
正しいことを話しているのであれば、
聞き手に正しく理解されれば、
まっとうな評価を獲得できます。当たり前のことなのです。はい。
敬意を払ってもらえる
次に、高い評価がつけば、周りから敬意を払ってもらえます。
人たちが集まってくる
そして、どんどん耳を傾けてくれる人たちが集まってきます。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
分かりやすく、ハッキリと話すことの重要性に気づいていません。
無用にむずかしい言葉や専門的用語を使いたがります。
聞き手が理解できない場合は、「理解力がない」聞き手側が悪いと考えます。
ちょっと自分勝手で残念な人です。
知恵のある人
分かりやすく、ハッキリと話すことの重要性に気づいています。
なるべく分かりやすく、感じが良い言葉を選ぶようにします。
聞き手が理解できない場合は、「ちゃんと理解できていない」話す側が悪いと考えます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 会話について」
「No.81 わかりやすく、はっきりと話す」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人と会話するときは、感じよく、分かりやすい言葉で、ハッキリと話すことが大事です。
- そのためには自分が話す内容を、あらかじめちゃんと理解しておくことが必要です。
- ハッキリ話す人は評価され敬意を払ってもらえます。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。