「幸福論」言葉を厳選してみたよ 5
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第1章 不安と感情について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第 章の21~25について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
21.ものごとを拡大解釈しない
アラン先生の知恵とは?
ものごとを拡大解釈しない
本当の病気や、高齢に起因する肉体の衰えについては、受け入れるしかない。
【根拠はこれなの!】
ところが(中略)
多くの病気はそうでない。病気に名前がついて、分類されるようになった時代から、患者が自分で病気の兆候を探すようになり、そして、あっけなく自分は病気であると判定してしまうのである。
拡大解釈って怖いよ!
拡大解釈にはいい面と悪い面があります。
いい面は、自分をどんどんポジティブな思考にしていく面です。
一方で、悪い面は、自分をネガティブな思考の底なし沼に誘うという怖い面です。
なので、拡大解釈を悪用すると、どんどん深みにハマっていきます。
取るに足らない小さな出来事を一つ一つ取り上げて、大きな問題に仕立て上げる間違いを犯します。
問題が精神的なものだと、ダメージも大きくなります。
悪用するとダメージが大きくなるものは、最初からしないほうがましです。
ふくカエル
たとえばです。
プレゼントを「絶対2個もらえるに違いない!」と過剰期待して、
実際1個だった場合に、
もらえたことを感謝して、喜びをかみしめるよりも、
2個じゃなかった失望が大きくて、悔しい、悲しいと思っている自分って、
人生を損していると思わない?
22.行動をベースに考える
アラン先生の知恵とは?
行動をベースに考える
【根拠はこれなの!】
想像の力は強力である。事態のはかりしれない重大さや人間の弱さを想像しだしたら、なにもできなくなってしまう。
想像力は、自分の運命を握る
想像力の力は強力です。
自分の運命を左右するのも、想像力といっても過言じゃないです。
たとえば、
- 今自分が置かれている状況がどれほど重大なのか?
- 自分がいかに弱くて頼りないのか?
をぐるぐると想像しだすと、だんだん怖くて身動きできなくなります。
ひょっとしたら、
エライ間違いを犯すかもしれん!ドキドキ
アカン、逃げたい!
誰かに責任を押しつけたい。もう、いらんわ~~。
自分の想像力が自分の行動を制御しだすのです。
ここは、自分の想像力の力がいかに強力なのかを十分に自覚して、
自分の行動までコントロールされないようにするべきです。
なので、
あっ!今、いらん想像したな!
と思ったら、速攻に想像することを止めて、行動をベースに考えます。
ふくカエル
とっとと行動に置き換えて考えましょう!
コップの水をこぼすことばかり想像している人は、
いざ運ぶとなると、こぼすことが多いです。
コップの水を運ぶときに重要なのは、こぼすことばかりを想像するのではなく、実際にコップを運ぶことです。
意識を運ぶことのみに集中すれば、いらない緊張もせずにすみます。
人生も、いろいろあれこれ想像で悩んで、自分を束縛するよりも、
まずは、行動することを前提に考えると、道が開けてくると思います。
23.想像力ではなく、行動に従う
アラン先生の知恵とは?
想像力ではなく、行動に従う
【根拠はこれなの!】
想像力はなにもつくりだすことはできない。
なにかをつくりだすのは、行動である。
そのことをよく理解しておかなければならない
夢で終わってしまうよ!
たしかに、想像力はわたし達の行動を制御するほど強力ですが・・・・。
実は、想像力だけでは何も生み出すことができないのです。
想像力によって、夢は大きく膨らむのですが、
どんなに想像しても、一切、行動しなければ、夢は夢で終わってしまいます。
ふくネコ
夢をカタチにするのは、行動力!
夢をカタチにするのは、やっぱり行動力なのです。
ふくカエル
ふくネコ
それに、「今」を味方にできる
それにです。
自分の想像力に従うのではなく、自分の行動力に従えば、
「今、この瞬間」という時間のパワーを味方にできるからです。
時間のパワーは、人に、どこまでもはつらつとした希望を与えてくれます。
それに、時間のパワーを味方にすれば、すべてがタイミングが好調に滑り出すのです。
行動力は、いつだって「今、この瞬間」に始めることです。
ふくカエル
行動力によって、「今、この瞬間」を出来るだけいい方向へ流れるようにすれば、「未来の時間」のパワーも味方にできます。
ふくカエル
そして、忘れることができる
そしてです。
行動力に従うようにすれば、「今、この瞬間」に専念するので、
- 嫌なこと
- 不安なこと
- 恐ろしいこと
を忘れることができます。
ふくネコ
24.身体を動かして、気持ちを変える
アラン先生の知恵とは?
身体を動かして、気持ちを変える
人は意志のようなもので気持ちを隠すが、
体操選手のように、
身体を動かすことで気持ちを変えるような意志をはたらかせればいいのだ。
気持ちを変える方法
- ふさぎ込んだ気持ち
- 暗い気持ち
- 情けない気持ち
などを変える方法があります。
それは「身体を動かす」ことです。
なぜなら、意志の力は隠すのが限度
なぜなら、「意志の力」では、せいぜい気持ちを隠すのが限度だからです。
人は、「意志の力」でなんとか気持ちを隠そうとしますが、何かの拍子に嫌な気持がリバウンドしたときに対処ができません。
- 隠しては、リバウンドする
- また隠しては、またリバウンドする
と悪循環を引き起こすだけです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
隠すよりも、変える!
なので、気持ちは隠すのではなく、変えたほうがいいです。
気持ちを変えるためには、身体を動かすことが第一です。
具体的には、四の五の言わずに実際に身体を動かして行動します。
そして、身体を動かすことに夢中になります。
ふくカエル
ふくネコ
夢中になればなるほど、だんだんと気持ちは変わってきます。
嫌な気持で「汚れた心を隠す」よりも、嫌な気持でもう二度と「汚れないように、身体を動かして避難する」のです。
これが一番です。
雨に濡れて洋服が汚れるよりも、
雨で洋服が濡れないように、すぐに自分で走って雨を避けちゃうのが賢いよね。
25.遠くに目をやる 1
アラン先生の知恵とは?
遠くに目をやる 1
ふさぎ込んでいる人に言いたいことは唯ひとつ。「遠くに目をやろう」
【根拠はこれなの!】
目がほぐれると心が解き放たれ、足どりも自信にあふれる。自分の内部のすべて(臓器までも!)がほぐれ、しなやかになる。
足元しか見ないよね
人は、気持ちがずど~~んと落ち込んだときは、どうしても足元しか見ません。
見るものといえば、近くものばかりなので、非常に視野が狭くなります。
視野が狭いと、考えることも狭くなってくるのが難点です。
こんなときは、遠くだよ!
こんなときは、遠くに目をやるのがお勧めです。
なんと言っても、リラックスできるからです。
理由は2つあります。
- まず、目の構造上、レンズを絞る筋肉の緊張が解けて、本当にリラックスできるからです。
- 次に、遠くを見ることで、落ち込んで凝り固まった自分が「いかに小さいか!」に気づくからです。
小さい自分に気づくと、急に落ち込んでいるのがアホらしくなり、気分が軽くなります。
この動画を見るとき注意してね。目がまわりそうになるよ!
【出典:Cosmic Eye Project】
でも、コツがあるよ
でもです。
ちょっとしたコツがあります。
決して、意志の力で無理に遠くを見ないことです。
無理にリラックスしようとすると、リラックスするどころか、余計に力が入って緊張するからです。
ふくカエル
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第1章「不安と感情」から、テーマ21から25までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァートゥエンティワン)によりました。