言葉を厳選してみたよ 31
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第6章 仕事にについて」
「第7章 幸福について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第6章の「仕事について」第7章「幸福について」151~155について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
151.問題の核心に迫る
アラン先生の知恵とは?
どんな不安も、どんな高圧的な強迫観念も、解決策を同じだ。問題の核心にさっさと迫り、なにがどうなっているのかを理解しなければならない。
【根拠はこれ!】
「間違った考えを抑えれば不運も抑えられる」。エピクテトスはそう言っている。
失敗したときの立ち直りかた
誰でも、仕事で失敗したときには、出来るだけ早く立ち直りたいものです。
でも、これがとにかくむずかしいのです!
人は、とかく感情的になりがちで、なかなか立ち直れないからです。
たとえば、失敗の原因を「運命の問題」「報いの問題」だと決めつけたりします。
こうなるのも、運命やってんで。
どうしよう。きっと天罰やで!
ってな感じです。ひどく落ち込んだり、動揺したり、うろたえます。
でも、ここは「問題の核心」に迫る!
でもです。ここは感情的にならずに、
そもそもの失敗の原因は何か?
「問題の核心」に迫るのがいいです。
たとえば、鍵を失くした場合はこうする!
たとえばです。鍵を失くした場合は、次のようにします。
まず、むやみに騒がないことです。
たいがいの場合、鍵を失くしたときにやりがちなのが、
鍵が、鍵が、
どこか行ったでぇ!!!
と、騒ぐことです。あたかも「鍵が、勝手にどこかに歩いていった」かのような言いぐさをします。
もちろん、お愛嬌でこのように騒ぎたいときはOKです。笑いをとるのやったら、どんどんやってもいいと、うちは思う!
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
次に、ここでの「問題の核心」に迫ります。
「問題の核心」に迫るとは、早急に、最悪の場合を考えて対処することです。
具体的に言うと、
カギがない状態で、
どのように部屋に入るか?
という問題の解決策を考えるのです。
ふくカエル
ふくネコ
さらに、こんな場合はこうする!
さらに、嵐に遭遇して難破しそうな船に、自分が乗っている場合は、次のようにします。
まず、大きな揺れや大きな音に感情的にならないことです。
ふくカエル
ふくネコ
次に、大きな揺れと大きな音は、
- 船の重量
- 潮の流れ
- 風力の加減
などが複雑に影響して発生するものだと、冷静に考えます。
そして、ここでの「問題の核心」に迫ります。
具体的に言うと、難破したときなど最悪の場合を想定して
最悪、難破したときに、
水の上に顔を出していられるか?
などの解決策を早急に考えて、しかるべき行動をするのです。
重要なのは、パニックになるのではなく、「水の上に顔を出して、息ができるかどうか?」なのです。
たとえば、
救命道具はどこにあるねん?
避難経路はどうするねん?
などを自分で理解しておきます。
ふくカエル
ふくネコ
仕事で重要なこととは?
仕事で重要なことは、失敗したときにあれこれ騒ぐことではなく、
問題の核心はどこにあるのか?
最悪の場合はどうすればいいのか?
を的確に考えて、理解することなのです。はい。
ふくカエル
こっそりと言っておくよ。
ここで、こっそりとお伝えしておきます。実は・・・・。
失敗したときにこそ、
そいつが「できる奴か」どうかが
分かるねんで。
うちは、よう失敗して泣くから、
まあ、人のことは言われへんけどな。
でも、このことを覚えといて欲しいねん。きっと役立つときが来ると思うねん。
152.神経を集中する
アラン先生の知恵とは?
神経を集中する
【根拠はこれ!】
ところが、一か八かに身を任せると、相手の剣に刺される前に、待ちかまえていた不運が浮かんでしまう。この恐怖は実際に負傷するよりもたちが悪い。
真剣勝負に強い奴とは?
世の中には、真剣勝負にめっぽう強い人がいます。
土壇場に踏ん張れる人です。
こういう人たちが、われわれ凡人(勝手に決めつけてごめんなさい)と違うのはこれです!
全神経を集中させる能力がある
ふくカエル
なぜ、集中すると勝つのか?
では、なぜ、集中すると勝つかというと、「一瞬の気の迷い」がなくなるからです。
ふくネコ
一瞬の気の迷いは、自滅を導く
なぜなら、この「一瞬の気の迷い」が生じたために、自滅してしまうことが実に多いからです。
ふくネコ
そもそもなのですが、真剣勝負に慣れていない者が、一か八かの勝負に出るときは、
どんな人であれ、内心は、
間違いなく
相当ビビっとるねん。そやねん。これは、間違いないし、
しゃ~ないねん。
そのような状況で「一瞬の気の迷い」が出ると、
どんな人でも、急に恐怖心に襲われ、次の瞬間に、自分の「恐怖心の刃」でやられます。
相手の攻撃よりも先に、自分の恐怖心により自滅するのです。
なので、真剣勝負に慣れている人ほど、全神経を集中できるのは、
この「一瞬の気の迷い」が非常に恐ろしく、勝敗を決めるものであることを知り尽くしているからだと思います。
ふくカエル
それに、恐怖心はたちが悪い
それにです。
この「一瞬の気の迷い」からくる恐怖心ほど、たちが悪いものはないのです。
ふくネコ
なぜかと言うと、恐怖心は「心の傷」になって残るからです。
この手の「心の傷」は癒えません。むしろ、どんどんむしばんできます。
そして、将来に同じような真剣勝負に遭遇したときに邪魔してくるのです。
大事なときに、この「心の傷」が必ず頭をもたげて、自分を萎縮させます。
相手の攻撃を受ける前に、自滅するようになります。
ふくカエル
仕事で重要なこととは?
なので、仕事で重要なこととは、
どんなにつらいときでも、全神経を集中できるように、自分を鍛錬しておくことです。
真剣勝負に強い人は、
集中力がずば抜けている人やねん。
大きな声では、言えんけど・・・
さらにです。大きな声では言えんけど、こっそりとお知らせしときます。
勝負するときは、
相手の集中力の程度は、
いかほどのものか?
をまず確認してから、勝負に出るのがいいです。
ふくカエル
自分より集中力が高い人やったら、
たぶん負けるで。せやから、
勝負はせえへんほうがいいでぇ。
ふくネコ
153.練習をかさねて身につける
アラン先生の知恵とは?
練習をかさねて身につける
【根拠はこれ!】
なにかを始めようとしたら、たとえどんなことがあっても、最初のうちは失敗して当然である。
原因を理解する
どんな仕事でも最初は慣れないのが普通で、どんな人でも失敗するのが当然です。
でも、ここで意識すべき
大事なこととは、
失敗しちゃった~~。
あはは~。
と、「無責任なアホ」になることでも、
こいつが悪いねん。
俺が悪いのとちゃう。
と、どうしようもない「責任なすりつけ野郎」になることでも、
どうせ俺には、才能ないねん。
と、「いじける面倒くせえ奴」になることでもないのです。
自分が失敗した原因を考えて、
それを理解することです。
理解したら、スキルを磨く
そして、自分が失敗した原因をいち早く考えて、理解できたら、
いち早く、
失敗を最小限度に抑える
スキルを磨くことです。
ふくカエル
やったほうがいい事は、どんどんスキルを磨き、限りなく「失敗ゼロ人間」になることです。
そして、自分の「オリジナルな失敗の回避方法」を築くことなのです。
スキルを磨くには限界がない
実は、このスキル磨きですが、磨いても磨いても限界がないのが特徴です。
スキルを磨けば磨くほど、どんどん「いろいろな課題」が出てくるからです。
これは、あらゆる名人や達人が一様におっしゃっています。
技というものは、
一生磨いても磨き足らんのじゃ。これ、やねん。
仕事で重要なこととは?
なので、仕事で重要なことは、
どんなに良くないことが起きたとしても、その時点で、落ち込むのではないです。
良くないことを「自分への課題」として柔軟に考えることです。
さらに、「どのようなスキルが、自分に必要なのか」を絶えず理解することです。
- 原因を考える
- それを自分に落としこんで理解する
この2つを心がけると、たとえ仕事上によくないことが起きても、
それは、明日へつながる、自分を成長させる「良質な課題」として理解することができます。
ふくカエル
ふくネコ
柔軟な発想ができると、良くないことに「新しい価値」を見い出すことができます。
仕事ができる人は、
「新しい価値」にすぐ気づける人やねん。ほんまに、強い人は、
「新しい価値」に気づける人やと思う。
154.心から希望を持つ
アラン先生の知恵とは?
心から希望を持てば、あらゆることが幸せの源になる、ということだ。
【根拠はこれ!】
心からの希望には、ものごとの流れを変える力があるのである。
幸せになるなら・・・
幸せになりたいのなら、まずは自分の不機嫌を直すことです。
心からの希望をもつ
それには、「心からの希望」を持つことが大事です。
そうすれば、あやゆることが「幸せの原点」になります。
たとえば・・・
たとえば、どんな出来事が起きても、
- 感謝する
- 縁起の良いものに変える
考え直すことができます。
たとえどんなに不吉なものでも「幸せの原点」だと自然と発想転換することができます。
ふくカエル
すると、ものごとの流れがよくなる
するとです。
「心からの希望」を持ち、身の周りに起きた出来事を「幸せの原点」だと考え、プラスにとらえるようにしていると、
今まで停滞しがちだった身の周りのものごとが、スムーズに流れるようになります。
「変化」が生じてくる
どんどん流れが良くなると、ものごとに「変化」が生じてきます。
この「変化」には、自分の未来までも変える力があるので、未来も少しずつ「変化」が生じてきます。
ふくネコ
幸せについて重要なこととは?
幸せについて重要なこととは、どんなに自分が腐りそうになっても、
自分の希望まで腐らしたらアカンことです。
希望は自分の未来を
「変える力」があるねん。
そやから、
未来を大事にしたいなら、
希望を捨てたらアカンねんで。
つまりです。
決して「希望をドブに捨てたらアカンで!」という話なのです。はい。
155.努力をする
アラン先生の知恵とは?
どんなに小さな努力でも、その結果ははかりしれないのだ。
【根拠はこれなの!】
運命は不変ではない。指をパチンとならした瞬間にも、新しい世界が生まれる。
運命を変えたいのなら、小さな努力は必要
運命を変えたいのなら、「小さな努力」も必要です。
「新しい世界」をつくるには、自分の「小さな努力」が必要不可欠なのです。
小さな努力は、小さな変化をもたらす
なぜなら、「小さな努力」は必ず「小さな変化」をもたらすからです。
「小さな努力」をコツコツと続けることは、この「小さな変化」をどんどん広げていくことになります。
明日につながる
さらに、
どんなに小さな変化でも
目に見えないような変化でも
その変化は必ず明日へつながり、大きな視点でとらえると、未来に大きな変化をもたらします。
ふくカエル
幸せについて重要なこととは
幸せについて重要なこととは、自分の「小さな努力」をバカにしないことです。
どうせ、やってもムダ!
こんなので、どうにかなるかよ?
恥ずかしすぎるねん!
な~んて舌打ちして、バカにしとったら、運命を変えるどころが、逆に運命に飲み込まれて散々な目にあいます。
「小さな努力」でもムダにしないで、コツコツと集められる者こそが、
自分の運命を自分で何とか改善し、「新しい世界」を生み出すことができる「真の幸せの達人」なのです。
「小さな努力」が
自分の未来をコントロールできるねんで。
実は、たいていの人はこのことに気づいています。
ただ、面倒なので、結局しないのです。
その代わりに、ひたすら一攫千金を狙って、人生を棒に振ります。
一攫千金も、「小さい努力」をしている最中に、息抜き程度でするのはええと思うのです。
でも、何もせんとダラダラ過ごしといて、一攫千金を狙うのは、
ちょっと調子ええのとちゃうか?
アカンのと違うか?
という話なのです。はい。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第6章「自分自身について」第7章「幸福について」から、テーマ151から155までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。