「幸福論」言葉を厳選してみたよ 8
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第1章 不安と感情について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第1章の36~40について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
36.悲しみを尊ばない
アラン先生の知恵とは?
自分にこう言い聞かせることから始めよう。「悲しみはけっして崇高なものでも、美しいものでも、有用なものでもない」と。
【根拠はこれなの!】
喜びは感情や憎しみを消し去る。
悲劇にヒロインになったらアカンよ
なんでか分からないのですが、悲劇のヒロインは美しいのです。
昔から「美人薄命」なんて言われます。
ふくカエル
でもです。
悲劇のヒロインになってはダメなのです。
自分を悲しくさせるのは、こういった想像やなりきりによることが大きいからです。
「自分は不運なんだ、そうだ!」な~んて思っていると本当にそうなるのです。
悲劇のヒロインになり切っていると、本当に不運が押し寄せてきます。
ふくカエル
悲劇の渦中に引きこまれて、初めて自分が「愚か者」だったことに気づくのです。
なので、
絶対に悲しみを大切にしない!
これに尽きます。
悲しみは決して、大きなものでも、美しいものでもないのです。
憎しみも同じです。悲しみから憎しみが生まれてきます。
憎しみを抱いてしまった人は人相が変わります。
ふくカエル
なので、喜ぶ!
醜くなったら嫌です。
なので、悲しみに美しさを求めるのではなくて、喜びに美しさを求めます。
喜びって本当に力強い美しさがあるのです。
どんな悲しみでも、一気に吹き飛ばしてくれるような力強さです。
そして、大切な宝物にする
そして、喜びを大切な「人生の宝物」にします。
一つ一つ集めて大きな宝物にすれば、どんどん自分の明日が希望の光で満ちてきます。
人生の宝物がどんどん光ると
希望の光もどんどん強くなるねん。
こうなったら、
宝物ハンターになるのがいいと思う!
37.嘆きも悲しみも、すぐに消えてなくなる
アラン先生の知恵とは?
嘆きも悲しみも、すぐに消えてなくなる
【根拠はこれなの!】
嘆きも悲しみも鳥と同じで、ひょいと留まっては飛び去っていくものである。
案外ケロッとする
「悲しみは長引く」という考えは、どうやら誤解みたいです。
案外、人はケロッとしている瞬間があるみたいです。
どんなに悲しくても、お腹がぐっ~!となったりします。
どんなに悲しくても、タンスに小指ぶつけたら、相当に痛いもんです。
認めるのが一番
なので、悲しみはずっとは続かないことを認めるのが一番です。
そうすれば、むやみやたらに取り乱すこともなくなります。
悲しみがずっと続くと思うから、大げさに考えて絶望するのです。
悲しみは、鳥さんのように
本当にひょっいと逃げちゃいます。
ふくカエル
ただ、自分の悲しみに対処する方法さえ間違わなければ、すぐに消えるのです。
38.自分を慰める努力をする
アラン先生の知恵とは?
自分を慰める努力をする
【根拠はこれなの!】
真剣に努力すれば、思っていたよりもずっと早く元気になれるだろう。
なぜか、投げやりになっちゃう!
人って、窮地に陥ると、
ちょっと投げやりになる傾向があります。
もう、ど~にでもなれ!
あるいは、焦ってしまって、何も考えずに「えい!やあ!」と悪い方向へ進んじゃいます。
こんなときこそ、自分を大切にする
こんなときこそ、自分を大切にすることが大事になってきます。
自分を大切に思っていたら、投げやりになったり、自ら不運に突っ込むなど無謀なことをせずにすみます。
いざという時に自分を大切にできるには、
普段から「自分を大切にする」努力を怠らずにしておくのがいいです。
ふくネコ
世の中、あまりにも自分を粗末に扱っている人が多すぎます。
本当に窮地に陥ったときに引き上げてくれるのは、紛れもなく自分自身なのです。
自分を大切にするって忘れちゃいけないのです。
あのね。ピンチに陥ったときにこそ
自分を大切にしたほうがいいよ。自分を粗末に扱うと、自暴自棄になるから・・・
自暴自棄になると、自分から奈落の底に落ちちゃう。
なので、ピンチに陥ったときこそ
自分を大切にする努力をするといいよ。
その方が、断然早くピンチから脱出できると思うねん。— ふくカエル@にゃ~🐸 (@Fuku_78) December 9, 2019
39.感情に走らない 1
アラン先生の知恵とは?
感情に走らない
【根拠はこれなの!】
どんな感情も、こちらが呼ぶから応じて出てくるのだ。一度かっとなると、どんな立派な理屈もまったく役に立たず、それどころか、かえってためにならないことが多い。
感情に走ったらアカンよ
感情に走ると、どんなに理性的な考え方を説かれても納得しません。
たとえば、目の前に置かれたケーキです。
どんなに自分がダイエット中だとしても、
「どんなに太るから止めとけ!」
と理性が語りかけても、食べたい衝動を抑えることができないのです。
ケーキをじい~っと見てしまうから、食べたくなります。さらに食べたいと思うから、よけに欲しくなっちゃいます。
怒りも同じ!
怒りも同じです。
「腹立つじゃい!」と考えるから、怒りが湧いてくるのです。
自分で自分の怒りをあおるようなことをするから、なんでもかんでも気に入らないことを思い出して、怒り爆発になるのです。
ふくカエル
どんなに小さい怒りでも、目を向けて意識したら最後です。
ささいなことでも感情的になります。
感情的になればなるほど、大声を出すなど自分を突き上げる衝動を抑えることができなくなります。
怒りは無視するに限ります。
40.感情に走らない 2
アラン先生の知恵とは?
まずは、幸せになること。
【根拠はこれなの!】
幸せは平和のたまものではなく、幸せは平和そのものなのだから。
衝動を抑えるには、自分が幸せになること
怒りなど衝動を抑えるには、自分が幸せになることです。
そして、次の2つの点に気づきます。
1.まずは、今感じている衝動にさえ負けなければ、自分のこれまでの幸せを維持できることです。
2.次に、「平和な毎日だから、自分が幸せ!」なのでななく、
どれほど荒れた毎日であっても、「自分が幸せになろう!と努力しているから、平和な毎日になっている」ことです。
悲しいから、涙が出るのではなく、
自分が涙が出すから、悲しくなるのです。
楽しいから、笑うのではないのです。
自分が笑うから、楽しくなるのです。
このことに気づくことは、大事なことです。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第1章「不安と感情」から、テーマ6から10までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァートゥエンティワン)によりました。