「幸福論」言葉を厳選してみたよ 12
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第2章 自分自身について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第2章の56~60について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
56.本物の感情は自らつくりだす
アラン先生の知恵とは?
本当の礼儀正しさとは、なにをなすべきかを自ら感じとることだ。
【根拠はこれなの!】
感情にともなう一時的な衝動があっても、それを克服してすぐに正しいことに戻れるのは、(中略)誠実さを身につけてきた人の特徴である。
愛も自分でつくり出すもの!
そもそも愛は、自然なものではないです。
ふくカエル
自分が作り出さないといけないものなのです。
- 相手がどう思っているのか?
- どうすることがベストなのか?
などを感じ取って、必死になって作り出すものです。
それに、愛はすぐにへなちょこになるので、
その都度、その都度メンテナンスしないと、すぐに消えてなくなります。
ふくカエル
だから、一時的な衝動や欲望にかられても、
「アカン!アカン!自分には大事な愛があった」と引き返すことができるのです。
そうやって「愛に対する誠実さ」を身につけながら、「本物の愛」を時間をかけて作り出していくのです。
57.意志の力があり、そのあとに美しさがある
アラン先生の知恵とは?
意志の力があり、そのあとに美しさがある
【根拠はこれなの!】
音楽は、(中略)意志の力があってはじめて長く響きつづけることができるのである。そのあとにはじめて、美しさが感じられるのである。
継続は美を生むのです!
なにごとも美しくなるには、継続です。
ふくカエル
長く継続すればするほど、どんなものでも美しさが増してきます。
ふくネコ
ふくカエル
ですが、
この継続が難しいのです。
たいがいは、途中で嫌になってやめたくなります。
もう、やめじゃ、やめじゃ。
ってなる。
そこで、「意志の力」が必要!
そこで必要になるのが、「意志の力」なのです。
美しくなるために、たゆまず努力する「意志の力」です。
音楽や芸術が美しいのも、
歴代の音楽家たちが、この強い「意志の力」をもってして、
長く継続してきたからだと、ほんまに思います。
58.楽しむ
アラン先生の知恵とは?
楽しむ
【根拠はこれなの!】
なにをするにせよ。本物の上達は、そこでどれだけの楽しみを得られるかによって測ることができるのだ。
嫌々するから、上達しない!
どんなことでも、嫌々するのでは上達しないのは当たり前です。
上達するコツは、楽しむことです。
たしかに、本物になるには、「苦しまなアカン」と言う人もいますが、
早く上達して本物に近づくためには、「苦しむ」よりも「楽しむ」ほうが断然早いと思います。
もう一つ言うなら、
「苦しむ」ことさえ、「楽しむ」余裕がある人が、早く上達し「その筋の本物になるのだ」と思うねん。
ふくカエル
59.言葉の力をあなどらない
アラン先生の知恵とは?
言葉の力をあなどらない
言葉は、それ自体はかりしれない力を持っている。
【根拠はこれなの!】
たとえば悲しみをあおり、誇張することで、なにもかもを憂うつな気分ですっぽりと覆い隠してしまうことができる。
日頃から、使う言葉を用心する
日頃から使う言葉には、用心したほうがいいです
ネガティブな言葉ばかり使っていると、本当に憂うつになってきます。
逆にポジティブな言葉ばかり使ていると、やる気やチャレンジ精神がみなぎってくるのです。
言葉には力があります。
同じ「言葉の力」を借りるのなら、
「言葉の力」に負かされるよりも、
「言葉の力」に後押し・サポートしてもらうほうが、いいに決まってます。
「泣き言」ばかり言っていると、そのうち「言葉の力」に泣かされます。
なので、
ここはあえて、「強がり」を言ってみるのがいいです。
そうすれば、いずれ「言葉の力」に助けてもらえます。
60.自分にだまされない
アラン先生の知恵とは?
自分にだまされない。
【根拠はこれなの!】
よくあることだが、いちばん賢い人がいちばん自分にだまされやすい。
誰でも自分には油断するねん!
自分は正しいに違いない!
なんて誰でも思っています。
自分が間違うはずがない!
だって、
自分が自分を
ダマすはずがないからだ!
な~んて思っています。
でもです。
この自分自身が一番盲点なのです。
ふくネコ
「自分は正しい」という思い込みが、もうすでに自分をダマしにかかっているのです。
よくよく考えると「何が本当に正しいのか」なんて、誰も分かりっこないのですから。
自分が思っている「正しさ」とは、その時点で考えらえる最適な解決策にすぎないのです。
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第2章「自分自身について」から、テーマ56から60までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。