言葉を厳選してみたよ 30
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第6章 仕事について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第6章の146~150について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
146.難しくかつ自発的な仕事を、協力してやりとげる
アラン先生の知恵とは?
難しく、かつ自発的な仕事をほかの人たちと協力してやりとげることだろう。
【根拠はこれ!】
スポーツ競技を見ればそのことがよくわかる。
やっぱり、やり遂げるのは大変!
困難な仕事を一人でやり遂げるのは、やっぱり大変です。
たしかに、一人でもやれるかもしれないのですが、時間と体力に限界があるのです。
ふくカエル
誰でも、
寝不足には勝たれへんやん?と思うねん。
そこで、協力さ!
そこで、です。
困難な仕事をやり遂げるには、人と協力してやりとげるのが一番です。志を同じくする人と協力します。
チームワークを活用するねん!
ふくカエル
ふくネコ
シンクタンク(頭脳集団)をつくるねん!
さらに、ベストなのは、
このチームワークを利用して、シンクタンク(頭脳集団)をつくることです。
いろいろな能力を持った人たちとつながり、能力の「巨大ネットワーク」をつくります。
すると、サクサクと作業がはかどり、
自分ひとりでは時間的に不可能であったことが、どんどん可能になっていくことを実感できます。
ふくカエル
ふくネコ
喜びもひとしお!
このようなチームワークを構築することで、困難な仕事をバキバキとやり遂げると、
手に入れる「喜び」もひとしおです。
それに、ちょっと特殊!
それにです。
この喜びは、他の喜びとはちょっと違う特殊な性質があります。
ふくネコ
ふくカエル
分かち合えば、合うほど、どんどん増えて大きくなるという性質があるのです。
どんどこ、どんどこ
泉のように
「喜び」が溢れ出てくるんよ。
連帯感、一体感がさせる
「喜び」が特殊なものになるのは、
困難を幾度となく乗り越えてきた「連帯感」や「一体感」があるからです。
このような「連帯感」「一体感」の前では、妬み嫉みなどの腐った感情は吹き飛んでしまうからです。
たとえば、「はやぶさ」
この特殊な「喜び」を感じた最近の出来事と言えば、個人的には、
小惑星探査機「はやぶさ」の帰艦の瞬間です。
2003年5月9日に打ち上げられた小型惑星探査機「はやぶさ」が、
2010年6月13日に、ボロボロの状態になって、地球に帰艦してきたときのことです。
【10:50あたりから】
【出典:JAXA | 宇宙航空研究開発機構】
とても長い旅を経てボロボロになって、必死に地球に帰ってきたのに、カプセルを分離した後、
「はやぶさ」は、大気圏に突入して、自らは燃え尽きてしまったのです。
この瞬間に感じた感情は、言葉では表現できないものでした。
もう、「はやぶさ」を完全に擬人化してしまって、大気圏に突入して燃え尽きてしまった様子が、
まるで「はやぶさ」が死んじゃったようで、身につまされました。
あ~ん。死んでしもうたがなぁ~。
- このときに感じた「悲しさ」と「喜び」が入り混じった感動
- 研究所の人達の「歓喜」
とが複雑に絡み合って、もう鳥肌が立つような感銘を受けました。
あれは、めっさ感動したで。
ボロボロに泣いちゃったよ。
このときの感情は、2020年5月現在でも、
当時の感動を思い出してくれる人となら、
今でも、分かち合うことができて、大きな「喜び」を感じることができると思います。
不思議やねんけどな、
「連帯感」や「一体感」があると
喜びは、
無限に広がるものやねんで。
147.メリハリをつける
アラン先生の知恵とは?
メリハリをつける
【根拠はこれ!】
ところが、きちんとメリハリをつけると、勉強も疲れも心地よいものである。
ダラダラはアカン
やはり、ダラダラするのはアカンようです。
なぜなら、ダラダラは退屈を助長するからです。
ほんま、退屈やで。
退屈だから、ダラダラするのではなく、
ダラダラするから、余計に退屈になるのです。
ふくカエル
ダラダラは、極度の疲労を生む
そして、このダラダラは、極度の疲労を生むことになります。
ふくカエル
なので、ダラダラを続ける限り、この極度の疲労を抱えながら仕事をするハメになります。
だから、メリハリをつける!
だからです。ダラダラから脱却するには、メリハリをつけるのがいいです。
ダラダラしとったらアカン!
メリハリをつけます!
具体的には、
- 率先して一番キツイ仕事にとりかかる
- それも集中してやる
ことです。
これを実践すると、とても緊張して仕事ができるし、飽きがきません。
大事なことは、バッと集中して、一気に仕事を済ませて、
ばりばり、サクサク
後は、思い切りくつろいで、ぐっすりと眠ることです。
そうすれば、キツイ仕事もキツイ疲労も心地よいものに変わります。
ほんまやねんで。
騙されたと思ってしてみて。
勉強も仕事もはかどるねん。
それに充実感も満載するで。
自粛生活について
ただ今(2020年5月現在)、コロナウイルス(VOVID-19)で、自粛生活を余儀なくされてます。
ずっと家にこもったままで、相変わらず単調な生活を強いられています。
だからこそ、今ここでメリハリをつけることをご検討くださると嬉しいです。
ふくネコ
何も生まない単調な生活にうんざりするよりも、
より創造的でイキイキとた暮らしを実現できると思います。
はい。
148.「そのうち」ではなく、「今やっている」と言う
アラン先生の知恵とは?
「そのうちやる」ではなく、「今やっている」と言う
【根拠はこれ!】
なぜなら、未来はまさに行動の中にあるのだから。
「そのうちやる」は、未来は変えない
「そのうちやる」という言葉をついつい使ってしまう人は、要注意です。
「そのうちやる」という言葉を使うと、
仕事を先送りばかりして、結局、何もやらないことにつながるからです。
ふくカエル
ふくネコ
何もアクションを起こさなければ、
実際、何も変わらないし、変わらなければ、当然、未来を変えることもできません。
「今やっている」は、未来を変える
一方で、「今やっている」という言葉は、未来を変えます。
「今やっている」という言葉を使うと、
- 今この時点に至るまでも
- これから先においても
ずっと仕事を続けていることになるからです。
何か一つでもアクションを起こすと、
実際に、何かが変わっていき、変われば、当然、未来も変化していきます。
実は、ひとつひとつの仕事の中に未来の「種」があります。
なので、ひとつひとつの仕事を今することは、未来の「花」を大きく育てることを意味するのです。
想像以上によくなる!
そしてです。
「今やっている」という言葉を意識的に使えば、どんどんと良い方向に人生が転がりはじめます。
ふくカエル
これもほんまやねん。
そうやから・・・
なので、今、この瞬間から、
「今やっている最中やねん!」
と言って欲しいのです。
すると、これから先の未来が確実に変わっていきます。
自分の態度が、変わると
自分の未来も、変わるねん。
これは、確実やねん。言いたいことは、これやねん。
149.希望を抱く前に始めるず
アラン先生の知恵とは?
希望を抱く前に始める
【根拠はこれ!】
刺繍も、はじめの数針はどう見ても楽しいものではない。ところが刺し進むにつれて、希望に弾みがついてくる。
実感するねん
本当に実感することがあります。
ほんまに思うのですが、「ツライ期間」の体感時間はえげつなく長く感じます。
ふくカエル
信じることはむずかしい
さらに、このえげつなく長く感じる「ツライ時期」に、自分を信じることは、さらにむずかしいです。
ほんまにツライ作業なのです。
「他人」を信じるよりも、「自分」を信じるほうが、とてつもなく熱量がいることに気づき、思わず吐きそうになります。
なぜなら、すぐに
- こんな自分なんて、嫌だ!
- どうせ、自分には出来ひんねん!
- もう、無理! やめてやる!
- うちはなぁ、天才とちゃうねんで!
ふくカエル
でも、自分を信じる
でもです。
あえて、ここは自分を信じてみます。
悩む時間を積み上げる時間に変える!
ただ、自分を信じるだけでは、相当なほど苦しくなるので、
- 自分を信じる?
- 自分を信じない?
などで、うじうじと悩む時間を、
コツコツ仕事をして、
- 自分が日々頑張っている事実
- いろいろな仕事の成果(実績)
などを少しずつでも積み上げていく時間に変えてみるのです。
そしたら、自信につながる
このようにコツコツと仕事をしながら、「自分の頑張りの事実」と「仕事の成果(実績)」を積み上げていくと、
この蓄積が、ゆるぎない「証拠」や「力」となって、どんどん自分を信じる力が強くなってきます。
信じる力が強くなれば、現時点の自分に納得することができ、これが徐々に自信につながるのです。
さらに、希望がでてくる
自信が持てると、さらに希望が出てきます。
そやから、最初はコツコツやねん
だからです。最初はコツコツ仕事をすることが大事なのです。
「ツライ時期」だからこそ、自信がないからこそ、こつこつと毎日の自分の小さな力を信じて、コツコツと作業をするのがいいと思うのです。
たとえば・・・
たとえば、リハビリです。
大きなケガや手術をした後のリハビリは、相当ツライです。
ちょっと動かすだけでも激痛が走り、背中に汗が吹き出します。
一番最初のリハビリのときに感じるのは、「絶望」です。
あまりにも痛すぎるので、耐えられる自信も希望も持てないのです。
ふくカエル
でもです。
そんなくじけそうな自分を奮い立たせて、「明日の自分」は、分からないけど、
とりあえず、
今日のリハビリをやり切れる「根性」が、自分にあることだけを信じる
と、コツコツとリハビリを続けみると、本当に少しずつですが、動くようになってくるのです。
ふくカエル
ふくネコ
少しずつでも動くと、勇気づけられて、自信が出てきて、希望が生まれてきます。
ひょっとしたら、
このままリハビリを続けてたら
ましになるんとちゃうか?
と、強く思えるのです。はい。
ふくカエル
ふくネコ
ここで、お伝えしたいこと!
偉そうなことを言いますが(いつもやけど…)
言いたいことはこれなのです!
- 希望がないときからスタートすることが普通であること
- 希望がないときは、希望を持つことより、自分を信じる事が大事であること
- 希望は、自分の力を信じることから生まれること
- 希望が見いだせないツライ時期こそ、自分を信じることを大事にすること
- 現実の計画を黙々と進めること
です。
などを頭の中に入れて、
仕事をすると、ええで。
実は、今現在のわたしも、ツライ時期を過ごしてます。
そやけど、毎日の自分の力を信じて、頑張っていこうと思ってます。
もし、あなたがツライ時期を過ごしているのなら、
あなた一人じゃないねん。
うちも、おるから。
一緒に頑張ろうなぁ。ということを
お伝えしたいねん!
150.行動することで幸せを得る
アラン先生の知恵とは?
行動することで幸せを得る
【根拠はこれなの!】
行動することで得る幸せは、想像上のものでも、想像できるものでもけっしてない。
想像は、すぐに消える
もし、~~なら、
こんなに幸せにちがいない!
と、想像から生まれてくる「幸せ」は、現実に戻るとすぐに消えてなくなります。
ふくカエル
これは、現実に手に入れていないものだからです。
行動は、消えない
でもです。
行動で手に入れた「幸せ」は、現実にもどっても消えません。
これは、現実に手に入れて、握りしめているものだからです。
行動することによって
- 体験したこと
- 経験したこと
- 知識やスキルを身につけたこと
- 喜びや悲しみなど感動したこと
などはすべて事実として自分の中に残ります。
想像は超えないけど、行動は超える
それにです。
人は、
- 未だに体験・経験してないこと
の域を超えて想像することはできません。
想像したくても、
実際にどうなのか?
は、実感したことがないから、理解したくてもできないのです。
あくまで想像の範囲を超えられないのです。
ふくカエル
どうしても、体験や経験からくる知識・偏見・固定概念などに縛られちゃうねん。
でもです。
いったん、これが行動となると違ってきます。
行動することで得られるものは、たやすく想像の範囲を超えていきます。
自分にとって不思議なことに遭遇することが多いからです。
ふくカエル
ふくネコ
そして、すべてが、自分の中に残る事実そのものなのです。
とにかく、現実は奇想天外やねん。
行動すればするほど、
このことを実感するねんでぇ。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第6章「仕事について」から、テーマ146から150までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。