URLの「i」マーク消す方法
こんにちは。ふくカエルです。
2018年2月8日に、今年7月リリース予定のGoogle chrome68についての発表がありました。
Google chrome68に関する発表の内容
「https」接続していないすべてのURLに「このサイトは安全ではありません」という警告表示をつけるとのことです。つまり、「http」接続のサイトは安全ではないとはっきり表示するということです。
ふくカエル
ふくネコ
以下、Googleの公式リリース引用です。
Chrome 68では、すべてのHTTPページのURLのボックスに「安全でない」と表示されます。
Google Chromeは、より安全なWebサイトを作るために努めていますが、昨年においては、以下のような信じられないほどの成果がありました。
・androidとWindowsの両方でChromeトラフィック(通信データーの量)の68%以上がHTTPSより保護されています。
・ChromeOSとMacの両方でChromeトラフィックの78%以上がHTTPSにより保護されています。
・Web上の上位サイト100のうち81のサイトがデフォルト(あらかじめ設定しおく動作環境)でHTTPSを使用ししています。この成果を踏まえて、今後さらなるHTTPS設定に専念していきます。
とのことです。けっこうやる気まんまんです。
なぜ、HTTPS続が必要なのか?
- http接続(以下、HTTPといいます)は、通信データーを暗号化しないので、簡単に通信内容を盗聴できます。
- https接続(以下、HTTPSといいます)で保護されていない画像、テキスト、アイコン、ダイアログなどの情報は盗聴の対象になります。
- 情報は、盗聴するだけでなく、セキュリティ対策などに使われます。例えば、なりすまし、恐喝、ポップアップ広告、マルチウェア、フィッシング詐欺などです。
- 本人は気づいていないのに、なりすましによって、いつの間にか、犯罪の片棒をかつがされているのは恐ろしいことです。
気づいていたら共犯ってことも無きにしもあらず。Chromeさんが焦っているのもわかる気がします。 - HTTPは、ユーザーIDが保護されません。
なので、HTTPのサイトに遊びに行って、1回だけ検索しただけなのに、自分のユーザーIDが、ぽんぽん流出することもありえるのです。ちょっと恐怖ですよね。 - HTTPSは、位置情報についてもユーザーの許可を要しますが、HTTPは、位置情報も保護しません。
なので、現在の所在位置を簡単に把握されてしまいます。よくよく考えると厄介です。 - ということでHTTPSはとっても必要なのです。
「i」マークを消す方法
① HTTPS導入する
はてなブログ、アメーバーブログを利用している人
はてなブログにおいては、2018年2月22日付けで、HTTPS化対応しているとのことです。
アメーバーブログについては、2017年2月13日付けで、SSL化対応が完了しているとのことです。
独自ドメインを取得して、ブログをしている人
HTTPSを導入するためには、
まず、認証局(個人のものではなく公式なもの)にSSL証明してもらって、次に、サーバーに認証してもらわなければなりません。
独自SSL証明について無料サービスのあるサーバー会社
mixhost(ミックスホスト)
JETBOY(ジェットボーイ)
XSERVER(エックスサーバー)
LOLIPOP!(ロリポップ)
AWS(Amazon Web Services) 条件付きで1年間無料サービスがあります。
独自SSL証明について有料サービスのあるサーバー会社
CPIレンタルサーバー(KDDI)
sixcore(シックスコア)
他3つのブランド(グローバルサイン、セコムトラストシステムズ、シマンテック)があります。
さくらのレンタルサーバー
SSL証明書は7つのブランド
(サイバートラスト、JPRS、ラピッドSSL、ジオトラスト、シマンテック、グローバルサイン、セコム)があります。
「i」マークを消す方法
② http://を https://に置き換える
HTTPS導入しているのに、今現在のWebサイトのページ自体にHTTPのままの画像やファイルなどがあると「i」マークが表示されるそうです。
アフィリエイトもHTTPのままのリンクのついたタグは「i」マークがでるそうです。
ふくカエル
- Webサイトページを表示した状態で「F12 」を押します。
- このようなページが出てきます。
Twitterの場合
ふくネコ
まとめ
- 2018年7月リリース予定のGoogleChrome68より、すべてのHTTPサイトに「安全でない」という警告表示がでます。
- HTTPサイトは、個人情報や機密情報といったとても大事な通信を盗聴されてしまいます。
- 「i」マークを消す方法は、
①HTTPSを導入すること。
②サイトのページにある画像やファイルのURLの「http://」を「https://」に置き換えることなどです。 - 7月まで日にちがありません。「安全でない」という警告表示はあまりいい気がしません。できれば避けたいです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。ふくカエルでした。