「幸福論」言葉を厳選してみたよ 14
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第3章 人生について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第3章の66~70について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
66.今ある状況を、新しい観点でとらえる 1
アラン先生の知恵とは?
今ある状況を、新しい観点でとらえる
【根拠はこれなの!】
事実は可能性の勝負に決着をつけている。つまり「これから起こること」ではもうないのだ。だからこそ、新しい未来を、新しい観点で浮かび上がらせてくれる。
過去の自分が決めたこと
今自分が困っている状況は、すべて「過去の自分」が選んで決めたことなのです。
ふくカエル
ふくネコ
そう思ったら、ここは素直に反省するのがいいです。
でも、厄介なのが・・・
でもです。
厄介なことがあるのです。
今自分が困っている状況は、「これまでの自分の可能性」を否定された結果でもあることです。
ふくカエル
自分の可能性が活かせるかどうかの勝負には勝たなあかんです。
だからこそ、必要なのは!
だからこそ、必要なのは「新しい観点」なのです。
今ある状況を打開するために必要なのは、「従来の観点」よりも「新しい観点」なのです。
「従来の観点」で打開策を考えると、過去と同じ選択をして失敗するからです。
見落としていた点に気づく
「新しい観点」で考えると、今まで見落としてた点が見えてきます。
たとえば、失って分かる価値
たとえば、失って初めて分かる価値です。
- 病気をして、初めて気づく健康のありがたさ
- 失って、初めて気づく肉親のありがたさ
- 失敗して、初めて気づく傲慢な自分
これが見えてきたら大丈夫です。
67.今ある状況を、新しい観点でとらえる 2
アラン先生の知恵とは?
今ある状況を、新しい観点でとらえる 1
【根拠はこれなの!】
自然の流れは止められないが、ありがたいことにその変化の取り消しもできない。
時間と変化
時間は止められません。
どんなものでも時間が経てば、姿かたちが変化して朽ちていきます。
でも一方で、
一度起きた変化は、帳消しにできないし、
一旦変化し始めると、もう変化自体を止めることもできないです。
一度芽吹いた「種」が、もう二度と「種」に戻れないのと同じです。
ふくカエル
同じように考えてみる
このことをすべてのことに同じように考えてみます。
自分の身の周りのあらゆるものは、
時間が刻々と進み、
日々どんどん変化して、もう二度と同じものには会えないのです。
あらゆるものは、時間を経て、変化し続けているのです。
このことに気づけると「新しい観点」が持てるようになってます。
今現在いろいろな悩みを抱えていても、一つ一つの悩みは時間を経るたびに変化し続けています。
変化していないと思うのは自分だけです。
自分自身が時間を経て、変化し続けているのですから、悩みも当然変化しているはずです。
ふくネコ
時間がお薬という場合も
あるもんね!
68.目の前の現実に集中する
アラン先生の知恵とは?
持てる知識と力のすべてをかたむけて、目の前の現実に集中すべきである。
【根拠はこれなの!】
人生に対して間違った見方をしてしまい、気をつけないと人生を台なしにすることになりかねない。
人のことより自分のこと
「人の問題」は簡単に解決できます。
なんと言っても
- 問題を客観的に分析できる
- 感情的にならない
と、この2つの点が有効に働いて、サクサクと解決策を導くからです。
でもです。
ここで、
おれって天才
自分の問題も
サクサクと解決できるはず!
と、調子こいてはいけません。
「自分の問題」になると、誰でも
- 問題を主観的に見てしまう
- 非常に感情的になる
と、この2点が足を引っ張りまくって、そうサクサクと問題を解決できないのです。
自分の問題も
サクサク解決できるじゃん!
という誤った見方をしていると、自分の人生を台無しにします。
ふくネコ
だから、集中するねん!
だから、自分の問題は集中しないとダメなのです。
自分が持っている知識と能力・技術と方法を駆使して、問題解決に集中しないとダメです。
ふくカエル
69.喜びを持って生きる
アラン先生の知恵とは?
喜びを持って生きる
【根拠はこれなの!】
寒さに負けない方法はただひとつ、寒さを喜ぶことだ。
自分に言い聞かせる!
ここで力説したいのは、
次のことを自分に言い聞かせることです。
「上手くいった」からから、
「嬉しい」のではない。
「嬉しい」気持ちでいたから、
「上手くいった」んだ。
「ラッキーなこと」が起きから、
「笑っている」じゃない。
「笑っている」から、
「ラッキーなこと」が起きたんだ。
上手くいかないときこそ、言い聞かせる!
この言葉は、上手くいかないときこそ言い聞かせるのがいいです。
上手くいかないときに自分が負けない方法になります。
上手くいかないことも楽しむようにすると、負けずにトライアンドエラー(思考錯誤)が継続できるのです。
ふくカエル
70.過去をあてにしない
アラン先生の知恵とは?
過去をあてにしない
【根拠はこれなの!】
過去をあてにするのは、過去の文句をつけるのと同じだ。
過去はあてにならない
過去をあてにしないことです。
現状の不甲斐なさを「過去の自分」のせいにして文句をいうハメになるからです。
もう、学ぶことをやめてしまっているのなら、
自分の過去をあてにすることは、本当にバカげてます。
ふくカエル
過去の知識や能力・技術や方法がそのまま現在でも通用すると思ったら大間違いです。
世の中は常に進歩してます。
ふくネコ
技術力や方法は、絶えず磨いていないと朽ちるものです。
結局、怠けて学ぶことをやめてしまった「過去の自分」を恥ずかしく思うだけです。
ふくカエル
チャンスを活かすなら過去より現在
もし、チャンスを活かしたいのなら、
過去をあてにするよりも、今力不足だと痛切に自覚している現在の状況をあてにすることです。
ピンチはチャンスに変えれます。ピンチにはたくさんのヒントが隠されているからです。
ふくカエル
今の自分を活かすもダメにするのも、「今の自分」にかかってます。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第3章「人生について」から、テーマ66から70までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。