「幸福論」言葉を厳選してみたよ 4
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第1章 不安と感情について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第1章の16~20について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
16.まず自分自身に注意を向ける
アラン先生の知恵とは?
すぐ周囲の人やもめごとのせいにするのではなく、まずは自分自身に注意を向けるのが一番ということである。
【根拠はこれなの!】
不機嫌は一種の病気だからどうしようもない、とよく言われる。だから、ごく簡単なしぐさで、苦痛やわずらわしさから楽になれる例をまずは紹介しよう。
八つ当たり
自分が不機嫌になった原因を、すぐに人やものごとのせいにする人がいます。
ふくカエル
こんなときは、自分自身に注意を向けるのが一番です。
そうすると
- もし、自分が八つ当たりされたらどうか?
- もし、失敗したのが自分だったらどうか?
- 過去に同じような失敗をした自分がいないか?
など、いろいろ考えると、恥ずかしい自分が浮かび上がってきます。
すると、八つ当たりすることで、自分の不機嫌を解消している自分が情けなくなります。
このように、八つ当たりがみっともなくて、恥ずかしくなったら、こっちのもんです。
羞恥心から、不機嫌がす~~うと消えてなくなります。
あるいは、ストレッチしてみる
あるいはです。ストレッチを意識してみます。
足のふくらはぎがツルと、どんなに強い人でも痛みで大声をあげてしまいます。
でも、自分で立ち上がって、つった足の方に体重をかけてストレッチすれば、
たちまち痛みがなくなります。
不機嫌な状態は、自分の心がツッタ状態だと考えて、
人やものに八つ当たりをする前に、
ツッタ自分の心をそっとストレッチすることを意識すれば、
不機嫌も治ります。
ふくらはぎが「つる」と
どんなに強い人でも、痛くて声を上げちゃいます。でも、ふくらはぎをストレッチすれば
痛みが治ります。不機嫌も一緒です。
自分の心が「つって」います。人やものに八つ当たりをする前に
「つった」自分の心をストレッチすれば
不機嫌も治ります。と、🐸は思うねん。 pic.twitter.com/p9eiFbKUqE
— ふくカエル@にゃ~🐸 (@Fuku_78) December 1, 2019
17.心配しすぎない
アラン先生の知恵とは?
心配しすぎない
もっとも確実な対処法は、腹や腰が痛くても、足の指にたこができた程度に考えて心配しないことだ。
【根拠はこれなの!】
心身の不調のほとんどは、そもそも自分が心配したり不安に感じたりするから起きる。
不安や恐怖のカタチ
心身の不調のほとんどは、不安や恐怖などがカタチとなって現れたものが多いです。
これは、不安や恐怖を感じつつも、ちゃんと向き合えない自分がいるからです。
だって、怖いもんね。
得たいの知れないの不安や恐怖を想像すれば、余計に身体がシステムエラーを起こすことになります。
こんな時は、まずは、自分が
- 得体の知れない不安や恐怖に慄いていること
- 身体に不調が出ていること
を認めます。
次に、今の自分ができることや、正しいと思うことについて最大限の努力をします。
また、日々少しずつでも前進している成果を自分で評価します。
さらに、身体の不調を「足の魚の目・タコ」ぐらいに考えて、それ以上深刻にならないようにすることです。
不安や恐怖というものは、自分が無関心になれば必ず去ります。
ここは、足のタコだと思って、
「辛抱する訓練をするのだ!」思うのが正解なのです。
18.不安とは無意味な動揺である
アラン先生の知恵とは?
不安とは無意味な動揺である
【根拠はこれなの!】
人は死について考えだした途端に、死ぬのが怖くなるもの。(中略)
腹の具合がおかしくなるのは、具体的な対象もないのに、ぐずぐず考えているからなのだ。
死について考える
実に変な話なのですが、
死ぬことへの恐怖は、自分が死ぬことによって完結します。
それで、すべてナッシングになります。
ふくカエル
なので「自分の死」を悩んでも意味がないのです。
自分が死ぬまで、真実は絶対に分からないからです。
それに、この苦悩は死ぬまで続くからです。
一番、恐ろしいのは、
一旦「自分の死」を考えることで自分が乗っ取られることです。
「自分が生きる可能性」よりも
「自分が死ぬ可能性」ばかりを考えるようになるからです。
ふくネコ
無意味なことに、人生の大事な時間を費やすのではなく、
自分が今生きている「生の時間」を大切にして、人生を活かす可能性を考えたほうがいいです。
ふくカエル
19.感情ではなく、態度をコントロールする
アラン先生の知恵とは?
感情ではなく、態度をコントロールする
【根拠はこれなの!】
意志で自分の感情をどうこうすることはできないが、
態度はただちにコントロールできるということだ。
これをコントロールするだけ!
「自分の感情」をコントロールするのは至難の業です。
でもです!
画期的な方法があります。
それは、「自分の態度」をコントロールすることです。
そして、間接的に「自分の感情」をコントロールします。
「自分の感情」に比べて、「自分の態度」は意外と簡単にコントロールできます。
具体的には、
感情に流されそうになったとき、
感情そのものを追い払おうとせず、そのままにして、
まずは、自分が夢中になれることに没頭するのです。
この方法は、頭で感情を追い払うよりもずっと簡単です。
ふくネコ
20.あれこれ考えるのをやめる
アラン先生の知恵とは?
あれこれ考えるのをやめる
【根拠はこれなの!】
自分の推理は自らの首をしめることにしかならないのだから
何も考えない!
心配事があるときの特効薬は、あれこれ考えないことです。
これが一番やと思う!
めっさシンプル!
考えすぎの負の思考パターンから抜け出すことができます。
具体的には、
まずは身体を動かして、筋肉を使って、自分の不健康な推理をことごとく断ち切っていきます。
それには、「体操」が一番です。
ふくカエル
ふくネコ
おいっち、にっ!
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第1章「不安と感情」から、テーマ16から20までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァートゥエンティワン)によりました。