「幸福論」言葉を厳選してみたよ 6
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第1章 不安と感情について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第1章の26~30について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
26.遠くに目をやる 2
アラン先生の知恵とは?
遠くに目をやる
【根拠はこれなの!】
人間の目は、はるかに遠くを見つめると安らぐしくみになっている。
遠くを見ると思考も柔軟になる
人の目は遠くを見ることで安らぐ構造があります。目のレンズを絞っていた筋肉が緩みリラックスできる構造です。
同じように人の考えも遠くのものを見ることで柔軟になってきます。
遠くにあるもの(たとえば、宇宙など)に思いをはせると、偏見や固定概念という眼鏡を外せるからです。
悩むと近くのモノばかり見るので、かなり視野が狭くなっています。
ふくカエル
狭くなった視野を広げるには、もってこいの方法です。
27.遠くに目をやる 3
アラン先生の知恵とは?
必要なことは、知覚することと、外に向かって展開していくことだ。
【根拠はこれなの!】
知るということは、「どんな小さなものも全体とつながっている」ということを理解することだからである。
とりあえず、外に展開していく!
モノを学ぶ上で大事なことは、自分の外に向かって展開していくことです。
ふくネコ
学問をするときによく誤解してしまうのが、自分の内に内に向かって展開してまうことです。
自分の内に展開していく学問は、そのうち頭打ちになり、自分の考え自体を凝り固めてしまいます。
ふくカエル
本当の学問とは?
本当の学問とは、
どんなに小さなものでも、
大きな全体につながっている
ことを理解することです。
どんなに小さい学びでも、それだけで終わることはなく、次から次からと大事な学びへ導いてくれます。
このことを理解できると、どんなに小さい学びでも、バカにせず大事にするようになります。
それに、自分自身から意識をそらせる
それに、小さな学びでもおろそかにせず、淡々と外に展開していくと、自分自身のガチガチの考え方から意識をそらすことができます。
どんどん小さなこだわりがなくなってきます。
自分が今まで「大きなものだ!」とこだわっていたものが、実は、全て「小さなものである」ことに気づくからです。
- 小さなプライド
- 小さな偏見
- 小さな誤解
み~~~んな捨てることができます。
28.感情に騙されない
アラン先生の知恵とは?
大げさに言いさえしなればいいのである。
【根拠はこれなの!】
わたしたちは、自分の声が自分にどういう影響を与えるか、自分でよくわかっている。
感情はダマすんだよ!
感情は人をダマします。
そして単純な人ほど、毎回自分の感情にダマされています。
たとえば、
映画館で、すご~く悲しいアニメを見た場合です。
感情移入して、涙がボロボロ出ている状態のときは、もう何も考えられないです。
あの場面が
可哀そうすぎるねん。
ふくカエル
でも、映画館から出てしばらく経つと、
あれほど感動して涙ボロボロだったのに、ケロッとして笑ってます。
ふくカエル
ふくネコ
感情は過ぎ去る
一つ言えることは、「一時の感情」はそのうち過ぎ去ってしまうことです。
かなず過ぎ去ります。
なので、自分の感情に自分がダマされないようにする必要があるのです。
じゃあ、ダマだれないようにするには?
ダマされないようにするには、これです!
大げさな物言いをしない!
これに尽きます。
大げさに泣きさけんだり、怒鳴ったりしないのです。
そして、自分自身に対して穏やかな口調で語りかければいいのです。
な~~んだよ。
悲しいのかい?
大丈夫だよ。
そのうちおさまるよ。
うん?どうした!
怒っているのかい?
大丈夫、大丈夫。
そのうちケロとするさっ。
これです。ごく穏やかに話しければOKなのです。
このことに気づいて、日頃から穏やかな物腰でいる人は、
実は、
最強なのです!
ふくカエル
29.不満にはけ口を与えない
アラン先生の知恵とは?
不満にはけ口を与えない
【根拠はこれなの!】
不満は怒りを助長し、怒りによってまた助長される。
地獄の堂々めぐりである。
不満は怖いのだ!
不満は怖いのです。
一度吐き出してしまうと、次から次からと怒りがミックスされてきて、どんどこどんどこ溢れてきます。
終いには、人間らしい考え方も失っていくのです。
不満ばっかり、文句ばかり言って、世界は自分のために回っているかのような誤解を与えます。
それに、ストレス解消なんて・・・
それにです。
不満をどこどこ吐き出して「ストレス解消じゃ!」なんて息巻いても、スッキリするのはその瞬間だけです。
次の瞬間から、また新しい不満が湧き出てきます。
なので、これしてみる!
なので、ここは不満をマイナスにとらえるのではなく、プラスにとらえてみます。
不満をこれからの改良点やビジネスチャンスとして理解するのです。
具体的には、
不満に思っている状況を逆手に見て、
どうすればうまくいくのか、利便性・効率性を見つけるのです。
不満を「成功の宝庫」として理解するのです。
もったいないから、漏らさないようになる!
さらにです。
不満をバラバラ言って、
相手に「成功のヒント」をばらまくようなことは、もったいないことに気づきます。
ふくカエル
ふくネコ
おほほほ!
みなさん
お気づきでは
ございませんことよ!不満は
ビジネスチャンスですのよ。
30.悲しみに抵抗する
アラン先生の知恵とは?
そこでわたしが言いたいのは、悲しみに抵抗しなければならない、ということだ。
【根拠はこれなの!】
喜びは、権威的ではない。はつらつとしてるからである。その一方、悲しみは、人の心の中で王座を占めている。いつも過分に崇拝されているのだ。
悲しみは態度がデカい!
「悲しみ」は「喜び」より態度がデカいのです。
一旦「悲しみ」に暮れると、もう頭の中が「悲しみ」だけで支配されてしまいます。
それに口達者です。
たとえ、楽しいことが起きても「喜び」を排除しようとするのです。
お前、悲しいとの違うのか?
簡単に喜んで恥ずかしくないのか?
な~んて言い寄るのです。
ほんま
悲しみは「人でなし」です。
あほ~~!
なので、抵抗するに限る!
なので、人でなしの「悲しみ」には抵抗するに限ります。
「悲しみ」を何度も思い出すことを止めて、デカい態度や口達者を封印します。
些細なことでも思い出すのを止めて、そして代わりに次のようなことを必死に考えます。
- 面白いこと
- 楽しいこと
- 笑えること
など自分が生きて活動している「今」を考えます。
そうすると、
「悲しみ」を
抑え込むことができまっせ~~!
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第1章「不安と感情」から、テーマ26から30までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァートゥエンティワン)によりました。