猫と上手に付き合うために、慣れなくちゃいけないこと(その1)
こんにちは。猫飼いふくカエルです。
今回は、猫と付き合うために、慣れなくちゃいけないことについてお知らせします。
さて、なんでしょう?
ふくカエル
ふくネコ
鋭い猫飼いの方は、もう気づいていらっしゃると思います。
そうです。
吐くことです。猫にはつきものです。よく吐きます。
吐くことについて
猫と上手に付き合うためには、慣れなくちゃいけないことの1つに、この「吐くこと」があります。
ふくカエル
と言っても、猫が吐いたものをチェックする事はとっても大事です。
そこで、今回は、
- どんなものを吐くことが多いのか。
- 吐いた時どうすればいいのか。
- 飼い主側が知っておくとよい吐く原因。
- 動物病院に行くときに持って行ったほうがいいもの。
- (番外編)ふくカエルのお掃除の仕方
についてお知らせします。
どのようなものを吐くことが多いのか
- フード
- 毛玉
- 胃液
フードについては、食べ過ぎて吐くことが多いようです。
毛玉については、毛づくろいをするので仕方がないです。
胃液については、我が家では「猫草」を食べた時に吐きます。
ふくネコ
吐いた時どうすればいいのか
猫が吐いた時に、すぐに動物病院に連れて行くべきか、しばらく様子を見るべきかを判断しなければならないです。
- 吐いたものが何か
- 回数
- 吐き方
- 猫の様子
に注意して判断するのが大切です。
動物病院にすぐに連れて行くべき場合
- 吐いたものに異物や血が混じっている
- 吐いたモノのニオイがきつい
- 短時間に何度も吐く
- 吐いた後元気がない
このどれか1つでも該当すれば、動物病院に連れて行ってあげてください。
様子を見てもいいかなあという場合
- 吐いたものがフード、毛玉、透明な胃液
- 吐いた回数が1回
- 吐いた後も元気
ケロッとしていれば、大丈夫なことが多いです。我が家でも、吐いた後に走り回っていれば、一応OKです。
飼い主側が知っておくとよい吐く原因
フードについて
フードについては、食べ過ぎも1つの原因ですが、フードそのものが合わない場合もあるようです。
ひょっとしたらアレルギーかもしれません。
あまり吐くようでしたら、フードを変えてみる方がいいと思います。
毛玉について
猫は、毛づくろいが趣味なので、これだけは避けられません。
毛玉対策のフードもあります。
一番いいのは、猫に毛玉を食べさせないようにするために、
こまめなブラッシングをして、毛をとっておくのが一番だと思います。
病気の場合
まず、ふくカエルの家の猫が経験したことをお知らせします。
回虫の場合
お腹にいっぱい居ると吐きます。
ふくカエルの家の猫がそうだったのですが、保護してすぐの頃、よく吐くのでレントゲンを撮ったところ、お腹の中が回虫だらけでした。
虫下しを飲ませた後も、相当吐きました。ビックリするぐらい回虫を吐きました。
腸閉塞
何らかの理由で腸に内容物が詰まった状態です。
人間でもそうですが、腸閉塞は結構痛いです。猫も同様だと思います。痛がります。
吐いたモノのニオイがくさいのであれば要注意です。
因みに、重い便秘でも吐きます。
ストラバイト尿道結石
猫の尿道が結晶で詰まる病気です、尿がでなくて苦しみます。
大変痛いらしく、悲鳴に近い泣き方をするのですぐに分かります。
激痛で吐くようです。
吐くことを伴うその他の病気
炎症性腸疾患
腸に炎症が起こる病気です。
繰り返し吐く以外に
①頻繁に下痢します。
②血便が出ていたら、即病院です。
腎不全
腎臓の病気です。繰り返し吐きます。
繰り返し吐く以外に
①よく水を飲むようになります。
②頻繁にトイレ(尿)に行くようになります。
③急激に痩せだしたりします。
肝疾患
人間と同じで「沈黙の臓器」なので発見しづらいようです。
病気がすすむと、繰り返し吐く以外に
次の症状が出ます。
①下痢をします。
②急に元気がなくなります。
③すごく痩せてきます。
があれば、即病院です。
猫伝染性腹膜炎(FIP)
コロナウイルスによる腹膜炎です。感染ルートが何なのか、未だにハッキリ分からない病気です。
猫がかかると恐ろしい病気です。
頻繁に吐く以外に
①腹水がたまり、お腹が膨れ上がります。
②腹水の影響で、呼吸しづらくなり、「ぜーぜー」と苦しそうにします。
③食欲が落ちます。
④熱が出ます。
⑤お腹にしこりができます。
⑥眼がけいれんするなどの異変がおきます。
があれば、即病院です。
動物病院に行くときに持って行ったほうがいいもの
- 吐いたものを映した画像
- 吐いたものに、血とかニオイなどの異変があるのであれば、サンプル
- 下痢をしていれば、サンプル
- 尿に血が混じっている場合 サンプル
- サンプルがどうしても取れない場合には、画像
これらのモノは、飼い主側が、猫の症状を上手く説明できない場合に、とっても助かります。
基本サンプルが一番だと思っています。
「モノが語る」です。
(番外編)ふくカエルのお掃除の仕方
用意するもの
- 使い捨てのポリエチレン手袋(100枚入で売っているものです)
- ビニール袋
- トイレットペーパー
- 重曹
- 除菌アルコール
- 歯ブラシ
- (番外編)掃除機
トイレットペーパーは吸水がいいので重宝しています。
少量の場合は、使い捨ての手袋で吐いたものをつかんで、
つかんだまま手袋をそのままひっくり返して、吐いたもの手袋に入れて捨てます。
フローリングの場合は、除菌アルコールを吹きかけてふき直します。
でも、除菌アルコールはワックスをはがしますので注意しないといけないです。
次回吐いた時に、サッとふき易くする事を考えると、ワックスを塗り直したほうがいいかもしれません。
畳やカーペットの場合は、重曹を振りかけて水分をとるのが一番です。
畳の場合には目の沿って、カーペットの場合毛に沿って、
歯ブラシでブラッシングしながらふき取るとキレイになります。
ふくカエルの家では、「安い、猫用掃除機」を別に購入しました。
これは、猫専用の掃除機です。トイレ回りとか、吐いた後の重曹の掃除とかに役立っています。
出かける前など、掃除する時間がない場合に、吐いたモノをとりあえず捨てて、
あとは掃除機をかけておきます。
家族用とは別にしているので、大胆に掃除機をかける事ができます。
掃除機の選ぶ目安は、
- 安価なもの
- ゴミパックではなく、水洗いできるタイプのもの
にしました。
掃除機を新調する際に、古い掃除機を代用するのもいいかもしれないです。
まとめました
猫と上手に付き合う上で、慣れなくてはいけない事のひとつに「吐くこと」があげられます。
猫はよく吐きます。主にフード、毛玉、胃液などを吐くことが多いです。
しかし、短期間に何度も吐く場合には、病気が原因のこともあります。
吐いたモノを観察することが大事です。
血が混じっていたり、ニオイがきつかったり、猫自体が元気がない、熱が出ている、下痢をしているなど顕著な場合は、
即病院に連れて行ってあげてください。生命に関わることもあります。
また、病院に行く場合には、吐いたモノの画像、サンプルを持って行くといいです。
下痢をしている場合、血便が出ている場合も同様です。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
またのお越しを心からお待ちしております。
ふくカエルでした。