【成功】助けてくれる人を見つけること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
前回のお話
【その他の知恵について】
成功したいのなら…
危険や苦痛がそばにある状況でも、成功したいときに
成功したいのなら…
これです!
援軍を見つける
大勢に攻撃されたら、援軍が必要である。代わって弁明してくれ、元気づけてくれる人だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
援軍(助けてくれる人)を見つける
ことです。
成功したいのなら…、ひとりで何とかしようと思わない方がいいのです。はい。
なぜ、援軍を見つけたほうがいいのかな?
一人じゃ、限界があるから
なんといってもです。危険が迫っているまさにその時に、
ライオンに食べられそうなんやけど…
ときに、一人じゃ限界があるからです。
すぐそばに危険があると四六始終いつも監視しなければなりません。
一人じゃ一睡もできません。
寝不足じゃ立ち向かえない!
こんな状況下で自分が大ケガをしてたりすると、もっと大変なことになります。
こんなんで、
どないして戦えというねん!
とくに、こんな場合はアウトです。
たんすに小指をぶつけてもて、
今な、動かれへんねん!
- 危険を察知しながら
- 苦痛に耐えて
- しのぐ
ことを一人でするには限界があります。
ふくカエル
一人じゃ、物理的に無理だから
降りかかる危険や困難が大きすぎたり、大勢で一度に攻撃されたら、一人じゃ物理的に無理だからです。
ふくカエル
一人じゃ、潰されるから
それにです。
一人で何でもかんでもやろうとすると潰されるからです。
やればやるほど危険や困難が蓄積されてしまい、その重さで潰されます。
ふくネコ
じゃあ、援軍を見つけるにはどうすればいいのかな?
助けてくれる人を見つける
まずは、助けてくれる人を見つけます。
一人で何とかしようと思わないことです。 危険や苦痛がある時に、一人で何とかしようとすると成功は逃げていきます。
具体的には、こんな人
- 攻撃されたときに一緒に戦ってくれる人
- 危険に一緒に対処してくれる人
- 困難を分かち合って、半分にしてくれる人
- 代わって弁明してくれる人
- 元気づけてくれる人
部隊をつくる
次に、助けてくれる人を集めて、部隊を作ります。
たとえライオンが襲ってきても、一人だと食われてしまいますが、
大勢で立ち向かえばライオンを捕えることができます。
おりゃ~!援軍じゃい!
お前を食うぞ!
そやけど・・・そんなに簡単に見つかれるのかな?
そやけど…
そやけど、
こんな都合のいい人いる?
って思いますよね。
たしかにそうなのですが、次のように見つけてみるのはどうでしょうか?
実は、バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」の1章から7章では「援軍を見つける知恵」をちりばめています。
こんな風に見つけてみる! その1
自分の人生にいい影響を及ぼす人を見つけます。
好意的な人から期待されるように努力します。
敵対心を持たれている人からは穏便に遠ざかるようにします。
非常に時間がかかりますが、コツはどの段階でも「感謝の気持ち」を忘れないことです。はい。
こんな風に見つけてみる! その2
また、逆転の発想で、
まずは、自分から「誰かの助っ人」になってみる!
ことです。
ふくカエル
まず、
- この人なら、信用、信頼できる
- 助けてくれるに違いない
- いや、力になって欲しい
という人を見定めます。
ふくネコ
まずは、自分が相手にとって「役立つ人間」になることです。
いざというときに、すぐに駆け付ける「スーパーマン」になります。
自分が率先して「スーパーマン」になれば、
いずれ、自分の周りにも同じような「スーパーマン」が増殖するかもしれません。
こんな風に見つけてみる! その3
さらに、気をつけることは、
手柄を独り占めにしない
ことです。
これは、ウチもんや!
あっち行って!
しっ、しっ、しっ!
こんないやらしいことをすると、誰も助けてくれなくなります。
そうすると、どうなるのかな?
名声を守ってくれる
助けてくれる人を見つけておくと、自分の名声を守ってくれます。
勇気、忍耐力、意志力が湧く
助けてくれる人を見つけておくと、勇気や忍耐力、意志力が湧いてきます。
「後ろにいつでも助けてくれる援軍がいるぞ!」という安心感は、
- 苦痛や災難を打破する勇気
- 苦痛や災難を我慢できる忍耐力
- 成功に前向きになる意志力
を生みます。
たとえ失敗しても、擁護してくれます。
言いづらいことを代弁してくれます。
ふくカエル
ふくネコ
そして、ドンマイと元気づけてくれます。
災難や苦痛が半分になる
助けてくれる人を見つけておくと、自分の災難や苦痛が半分になります。
ふくカエル
医者にとってセカンドオピニオンが不可欠なのと同じこと。万一治療に失敗したときでも自分の名声を守るためだ。
たとえば、治療に失敗した場合です。
自分一人で診断した場合だと、世間の非難が集中しますが、
自分と同じ診断を下したセカンドオピニオンの先生がいる場合になると、世間の非難が分散するのです。
自分一人だけの診断とちゃうのです。
ほら、セカンドオピニオンの医師も
同じようなこと言ってますでしょう?
と、セカンドオピニオンの医師が介在することで、責任回避できるんです。
まあ、言い逃れできるんです(言い方は悪いけど)。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
窮地に陥ったときに助けてくれる人の大切さに気づいていません。
いざ窮地に陥ったときにボロボロになります。
ふくカエル
知恵のある人
窮地に陥ったときに助けてくれる人の大切さに気づいてます。
いざ窮地に陥ったときに助っ人が現れます。
助けてやるぜ!
ふくネコ
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第7章 成功について」
「No.219.援軍を見つける」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分が苦境に立たされたときに、駆け付けてくれる援軍をみつけておくことです。
- 重荷は分け合って、苦痛や災難を半分にしてくれます。
- 名声を失わないように、弁明してくれます。
- そして元気づけてくれます。
そやけどです。
なんでもかんでも、他人の手助けを当てにする生き方を決して勧めているわけではないのです。
基本は「自分の力でなんとかうやってみる!」やと思います。
ただ、困難に直面したときに、
すぐに助けてくれる人脈を築いておくのは心強いぞ!
ということなのです。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。