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「賢人の知恵」愛情に執着しない。

愛情に執着しない

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

「第8章 人生について」

「No.230 愛情に執着しない」

についてです。

教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。

よろしくお付き合いのほどお願いします。

バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」

全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。

時々理解することに苦しんでいる時もありますが、

どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。

 

愛情に執着しない

愛され、かつ敬われることが望ましいが、

尊敬を失うまいとして愛されることに執着しすぎてはいけない。

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」より引用

 

「賢人の知恵」について
その他のテーマはこちらです!

愛されること

 

誰でも「愛する」よりも「愛される」ことの方に、より幸福感を感じるものです。

 

相手から「愛される」ことで、自分は認められていることを実感できるからです。

 

ふくカエル

「自己承認欲求」が満たされます。

 

でもです。バル先生は警鐘をならしています。

バル先生の言葉

 

バル先生はこんな風に言っているようです。

 

愛されすぎないように

したほうがいいぞ!

愛情に執着するな!

と言っています。

ええっ!驚くブタ

愛されすぎちゃいけないの?

愛されようと一生懸命になっちゃいけないの?

ちょっと奇妙すぎる!

なぜ、愛情に執着しないほうがいいのかな?

お互いに変貌するから

 

愛情に執着すると、お互いに変貌(姿やようすがかわること)するからです。

 

どんな風に変わってくるのかというと・・・。

  1. 大胆になる
  2. 厚かましさが当然になる
  3. 自分勝手な愛情を押し付けてくる
  4. 相手を軽くみる

とけっこう厄介なことになるようです。

1.大胆になる

 

まず、愛情に執着すると、お互いに大胆になります。

 

お互いの愛情を受け入れ、お互いに愛し合うようになると慣れが出てくるからです。

 

この慣れが悪い方向へ作用してしまうのです。

 

恥じらいや謙虚さをだんだんと失っていきます。

 

こんな気持ちを
失ってしまうのです。
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そしてとんでもないものを引きずり出します。

 

それが、大胆さです。

 

愛情があるから、全ては許される」とお互いに勘違いするようになっています。

 

お互いの態度が横暴・横柄になってしまっているのです。

あともう一つ、付き合ってよね。
当然でしょう?ってなちゃう。

2.厚かましさが、当然になってくる

 

次に、大胆さが日常化すると、だんだんと厚かましさが当然になってきます。

 

ここでいう厚かましさを普通の厚かましさだと想像してはいけません。

 

相当なものです。

どれぐらいの厚かましさかというと、

 

神さまにお願いする「厚かましさ」よりも、

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もっともっと厚かましいのです。

 

神さまへのお願いごとといえば、

たいがいは

  • 「幸せになりたい!」とか
  • 「お金持ちになりたい!」とか

です。

たしかに、これらも厚かましいといえば、厚かましいです。

 

でもです。愛情に執着した場合は

 

もっと厚かましいのです。

 

くさ~い靴下をbody_ashi_kusai

洗ってな!pose_happy_businessman_guts

と言いよる。

 

いくらなんでも、神さまに「自分の靴下を洗ってくれ!」とは言わないでしょう?

 

これが人間同志になると、平気で「洗ってな!」と厚かましく言ってくるのです。

 

「もう、自分で洗濯機を回しなさい!」なのです。

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この厚かましさは、時を経るとさらに最強になっていきます。

 

厚かましいのに、やってもらって当然!」になってしまうのです。

 

感謝の気持ちをすっかりと失ってしまうのです。

 

ふくカエル

もう、平気のへの字になるのです。

 

やってもらって、
当然でごっざいますことよ!

おほほほ!


あたくしの靴下も
洗ってちょうだいな!

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本当に困ったなあ!
と思うのがこの時期です。

3.自分勝手な愛情を押し付けてくる

 

さらに、愛情に執着すると、自分勝手な愛情を押し付けてきます。

 

相手の気持ちを尊重せずに、自分の都合ばかりを考えるようになるのです。

 

自分のご都合で押し付けては、自己満足して去っていくのです。

 

自分勝手な愛情を堂々と押し付けつけられる身にもなってほしいです。

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自分勝手にもほどがあります。

相手の気持ちが重たいなあ!
と思うようになるのも
この時期です。

 

ふくカエル

好きだから許されるじゃん!

ふくネコ

うっ・・・。

4.つまるところ相手を軽く見る

 

つまるところ、お互いに相手を軽く見るようになるのです。

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人間は愛し合うようになると慣れ合いが生じてくると、お互いの敬意が薄れてしまう傾向があるのです。

 

もっと簡単に言うと、

 

相手を軽くバカにするのです。
おならしちゃうのです。
ひっ!
onara

中には、節度を持った「真の愛情」が育つこともあるかもしれません。

 

でも、たいがいの人は愛情に執着しすぎると、自分も相手もダメになることが多いようです。

 

バル先生も次のように言っています。

 

度を過ぎれば侮りのもと、というわけである。

じゃあ、どうすればいいのかな?

愛情について考えてみる

 

愛情に執着すると、お互いが、

  1. 大胆になる
  2. 厚かましさが当然になる
  3. 愛情を押し付けてくる
  4. 相手を軽くバカにするようになる

ものであるのならば、

 

ちょっと「愛情」について考えたほうがいいかもしれないです。

相手はコントロールできない

 

だからといって、相手をコントロールすることはできません。

 

そもそも相手の「愛情」をコントロールするなんて不可能だからです。

 

「これ以上、愛するな!」と相手に伝えてみても、できっこないです。

自分をコントロールする

 

なので、ここは自分の「愛情」をコントロールするしかないです。

 

で、どうするか? です。

愛情に執着しない

 

自分が愛情に執着しないことです。

 

具体的には、相手から気に入られよう、愛されようと努力しないことです。

えっ!

いささかビックリする提案ですが・・・。

 

慣れ合いからお互いが堕落するのなら、

いつまでも節度を保っていたほうがいいからです。

 

相手を愛すれば愛するほど、ますます

  • 大胆になったり
  • 愛情を押し付けたり
  • 平然と厚かましいことする

のは、やっぱりおかしいです。

 

それにです。

相手からの敬意を失うのが怖くて、

愛されようと努力することもちょっとズレている感じがします。

 

なぜなら、相手から愛情を引き出せば引き出すほど、

ますます相手は自分への敬意を失っていくからです。

 

 

たとえば・・・

 

たとえばです。

交際スタートの時期は、

お互いに相手のことを知るために

最初のアプローチ方法として、

お互いに他人行儀を止めることから始めます。

敬語を失くそうとするところから始まるのです。

 

それよりも、相手を正しく理解してみる

 

「愛情」に執着するよりも、相手を正しく理解することに努力します。

 

「愛情の深さ」よりも「正しい理解」を自分に課します。

 

バル先生は、「正しい理解」こそ「賢人の愛だ!」と言っています。

 

自分が、相手をどれほど深く愛しているのかを伝えて、

 

相手に理解を求めるのじゃなくて、

自分が、相手をどれほど理解しているのかを

 

自問自答することなのです。

 

そこには、

  • 相手から愛されたいとか
  • 相手の敬意を失いたくないとか

 

を気にすることは一切ありません。

愛情に執着しないでいると、どうなるのかな?

節度が保てる

 

「愛情」に執着せずにいることを心がけると、節度が保てます。

 

愛されすぎることからくる慣れ合いがなくなるからです。

 

慣れ合いがないと、厚かましくなったり、相手を軽く見たりすることがなくなります。

 

お互いの節度を保てます。

相手を理解し、愛憎から解放される

 

「愛情」に執着せずにいることを心がけると、相手を正しく理解することができます。

 

愛されたいがために、媚びへつらうことがなくなるからです。

 

邪(よこしま)な考えをせず、色眼鏡をかけずに、相手を正しく理解できます。

 

相手を正しく理解することは、

 

愛憎ばかりの人生に別れを告げることにもつながるようです。

感謝の気持ちを保てる

 

愛情に執着せずにいることを心がけると、お互いの感謝の気持ちを保つことができます。

 

たしかに「愛情」が深ければ深いほど、ますます敬意も深まる関係もあります。

それは、本当に高尚な関係です。

「ない」とは決して思いませんが、かなりレアです。

 

日々の生活をしていく中で、「愛情」はいろいろな慣れ合いを生んで、

 

いろいろなことが「やってもらって当然」になっていきます。

 

「感謝の気持ち」は、注意して気づくようにしないと、ちょっとずつ薄れてくるものです。

知恵のない人、知恵のある人の違い

知恵のない人

 

「愛情」に執着します。

「愛情」に執着すると、慣れ合いが出てくることに気づいていません。

 

ふくカエル

愛憎劇場。

知恵のある人

 

「愛情」に執着しません。

「愛情」に執着すると、慣れ合いが出てくることに気づいているからです。

 

それよりも、相手を正しく理解することに努めます。

 

正しく理解することが、相手を尊重し、正しく愛することにつながることを知っているからです。

ふくネコ

人生劇場。

まとめてみたkerokero

 

  • 「愛情」に執着しないようにするのがいいようです。
  • 「愛情」に執着すると、慣れ合いが出てきて、お互いに厚かましくなったり、相手を軽く考えるようになりがちです。
  • 「賢人の愛」は、「愛情の深さ」ではなく「正しい理解」にあります。

 

【お知らせ】

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!

ご興味のある方は、こちらへどうぞ!

「賢人の知恵」

言葉厳選集
ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

 

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、バルタザール・グラシアン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』によりました。