心配しすぎてしまうときの対処方法
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
心配しすぎる!
前回では、想像力が重大な影響を及ぼしていることについてお知らせしました。
この記事です!
「幸福論」【不安と感情】不安や恐怖で身体が動かなくなったときに、気づいて欲しいこと。
今回は、心配しすぎて、
とうとう体に不調が起きたときの対処方法についてお知らせします。
人は、どうしても心配事ができると、そればっかり気になって、抜け出せなくなります。
しまいには、身体に不調が起きてきます。
どうしよう?心配なんや!
頭がおかしくなりそうや!なんも手につかへんねん!
となると、
体にブツブツかいかい
じんましんが出て
痒いねん。
体が痛いねん!
となります。
カエル風アラン先生の言葉
アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
心配するのが、度をすぎると
誰でも身体の具合を悪くするねん。
そやから、
心配をまるっと小さくせなアカン。
まかしとき!
方法があるで!
心配を小さくする方法とは、これ!
これです!
心配しすぎない
もっとも確実な対処法は、腹や腰が痛くても、足の指にたこができた程度に考えて心配しないことだ。
アラン「幸福論」より引用
心配なんて「足のタコ」だと思ってみる!
です。
ふくネコ
ふくカエル
おい!こら!
ふざけとるんかい!
えっつ!ごめんよ~。
真面目っ!真面目やねん。
なぜ、 足のタコなのかな?
その程度の痛さだから
実はです。
心配しすぎて困っているときに感じている痛みは、「足のタコ」程度の痛さにすぎないからです。
ふくカエル
本当に痛いわけじゃないからです。
どんなにお腹が痛い感じても、実は軽いです。
なぜなら、症状の原因である心配のすべては、自分の想像力が発端だからです。
お腹が痛いと感じているのも、この想像力が原因であることが多いです。
ふくカエル
ふくネコ
つける薬がないから
それにです。
心配性につける薬なんてないからです。
ふくカエル
もっともです!
心配すること自体は、必要なのです。
だって、人間を危険から守るものだからです。
ただ、「心配しすぎるのは、どうなんだろう?」ということなのです。
どんなに血圧を下げる薬を飲んでいても、
もともと病院嫌いが病院に行くとなれば、血圧が上がるもんです。
どんなに「心配するな!」と言われていても、
- 気になる病気の検査の結果
- 合格発表の結果
- コンクールの前日
- 試合の直前
などは心配しすぎるし、胃腸薬を飲んでも胃痛は治らないもんです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
まず、気づく
まずです。
- 心配は、気にすると増えること
- 心配は、恐怖を生むこと
- 自分の想像が、心配を生んでいること
などに気づくことです。
気にすればするほど増える
心配は気にすればするほど、ますます増えることに気づくことです。
心配は衰えることを知らないことを理解します。
ふくネコ
恐怖を生む
また、心配は、そのうち恐怖を生むようになることに気づくことです。
この恐怖が身体に不調をもたらしていることを理解します。
自分の想像力が原因
そして、紛れもない自分の想像が、心配を生むことに気づきます。
心配は想像の域を超えず、現実化していないことを理解します。
すべては自分の想像にすぎないのです。
自分が想像力を働かせすぎて、幻影に苦しんでいることを自覚します。
次に、現状を知る
次に、現状を知ることです。
現実には、自分が心配しすぎるほど酷くないことを知ります。
今できることをする!
また、自分が今この瞬間にできることをします。
自分ができることのみに集中して、その瞬間に自分ができる最大限の努力をします。
現実にできることに集中して、想像しすぎて悪循環に陥っている自分の状態を改善していきます。
ふくカエル
成果を実感する
さらに、実際に自分が努力して得た成果を実感します。
たとえ、それがどんなに小さな成果であっても、自分の心配を少しずつ消していることを実感します。
自分は正しいと信じる
そして、自分のやっている努力は正しいことであると自信を持ちます。
心配しすぎて混乱している自分よりも、相当正しいと確信します。
すべては足のタコだと思ってみる!
以上のことを心がけて、
最後に心配しすぎているすべての状態を「足のタコ」程度に思ってみます。
心配しすぎて大騒ぎしたところで、足にできたものは仕方がないとあきらめるのです。
たしかに「足にタコ」ができると皮膚が硬くなって、歩くと痛くなります。
でも、痛くても我慢できる程度の痛さなのです。
心配しすぎて身体のあちこちが痛くなったとしても、「足のタコ」程度の痛さにすぎないのだと現実を認めて、辛抱します。
「心配しすぎて大騒ぎしても何もならないし、他にもツライことは現実にいくらでもある」とあきらめて辛抱するのです。
そうすると、どうなるのかな?
辛抱することができる
まず、心配しすぎることからくるさまざま心身の不調を辛抱することができます。
人は、我慢できると思えば、我慢できることに気づきます。
気持ちが楽になる
次に、心配しすぎることが少なくなり、気持ちが楽になってきます。
心配しすぎるのは、過度に期待しすぎて、期待はずれに終わることを恐れていることが多いです。
自分の期待はずれに終わるショックなんて、足のタコ程度のものなんだと思うと、気が楽になります。
ふくネコ
ちょっとした訓練になる
それに、「足のタコ」対処法ですが、実はちょっとした思考訓練になります。
柔軟な発想転換ができるようになるのです。
とくに、苦しい状況から解放されたいときに役立ちます。
笑えることや楽しいことを発想できるからです。
よく、苦しいときに、
「他の人と比べて、自分の境遇をありがたく思うと楽になれるよ!」という考え方もあります。
でも、ちょっと優越感のニオイがして、罪悪感が漂います。
この「足にタコ」は、そういった他人と比べる罪悪感がないところがお勧めです。
ふくカエル
- 1.不安を手放せないあなたへ、心が楽になる方法をお知らせします。
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- 34-1.絶望するのは、なぜ? 原因を考えてみたよ。
- 35.悲しみの翼はもぎとるに限るのです。
- 36.悲しみの中に美しさを求めてはいけないのです。
- 36-1.同情するよりも、共感するほうがいいと思う理由について
- 37.悲しみをすぐに消す方法を見つけてみる。
- 38.自分を大切にする努力をしてみる。
- 39.感情に走って過剰反応しないのがいいです。
- 40.感情に走りそうなときの対処方法。
- 41.その場にふさわしい動きをしてみる。
- 42.眠れないときのもうひとつの対処方法をお知らせします。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
ちなみに、今回のテーマは、
「第1章 不安と感情について」
「No.017 心配しすぎない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
まとめてみたkerokero
- 心配しすぎると、どうしても身体に不調がでてきます。
- 心配につける薬はありません。
- まずは、柔軟な発想が必要です。
- なにごとも「足のタコ」程度に考えてやり過ごしのがいいです。
- この発想転換が、心配しすぎる自分を解放し、心配の沼から救い出してくれます。
足のタコ対処法について
この足のタコ対処法ですが、
発想の転換をして、心配しすぎる状態から抜け出そうとする発想法です。
毎日暮らしにツライことが出てきては、いちいち反応して心配しすぎる状態になると、
ボロボロになる前に、
足のタコがまた暴れているわ~!
痛すぎるねん!
そのうち、
本当のタコになるのと違うか?
と軽く考えて、大笑いしましょう!
笑って、ポジティブな発想を心がけます。
本当にバカらしい発想転換ですが、心配性の沼から自分を救い出してくれる効果は抜群です。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。