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感情に走りそうなときの対処方法
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@バルタンカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第1章 不安と感情について」
「No.40 感情に走りそうなときの対処方法」
感情に走らない 2
賢人が言ったように、幸せは平和のたまものではなく、幸せは平和そのものなのだから。
アラン先生「幸福論」より引用
本当は恐ろしいもの
感情に走ってしまうことは、本当に恐ろしいものなのです。
まず、自分の中が感情で荒れ狂ってしまうので、苦しくなります。
息ができません。
さらに周囲の人達を激しく動揺させてしまいます。
まるで嵐のようです。
分かっているのに、コントロールできなくて困っている人がいます。
アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生は次のように言ってくれているようです。
生きていれば
感情に走ってしまうことは
あるものだ。
しかし
感情に走ることは
本当に恐ろしい。
感情に走らないようにする
能力を
身につける必要がある
なぜ、感情に走ると恐ろしいのかな?
自分の中が混乱してしまうから
まず、恐ろしいことは、自分の中が感情でいっぱいになって混乱してしまうことです。
混乱するのでまともな判断ができなくなるのです。
平気で他人を傷つけたり、破壊したりします。後先を考えずに無茶苦茶なことをしてしまうのです。
周囲を激しく動揺させるから
さらに、恐ろしいことは、周囲の人達を激しく動揺させることです。
いつ感情が爆発するか分からない人間に、周囲の人達はビクビクしながら慄(おのの)くことになります。
非常に精神的苦痛を強いることになります。
感情に走ると幸せを壊すから
そして、一番恐ろしいことは、感情に走ってしまうと自分や周囲の人達の幸せをズタズタにぶち壊すことになるからです。
壊れきった幸せを元通りにすることは不可能に近いです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
感情をコントロールできる能力を自覚してみる
まず、自分の感情をコントロールできる「能力」が自分の中にあることを自覚してみます。
「能力」がないと思っている人が多いのですが、実は誰にもある「能力」なのです。ただ気づいていないだけです。
能力を使いこなせる方法を身につける
次に、「能力」を使いこなせる方法を身につけます。
1.自分が幸せを自覚してみる
「能力」を使いこなすためには、自分自身が幸せになることが必要になってきます。
感謝する方法を身につけると、「能力」を使いこなせる方法も見えてきます。
「写真」「思い出の品」というようなカタチにします。
2.能力を引き出してみる
「能力」を引き出してみます。
具体的には、「自分の幸せ」と「感情に走ることの恐ろしさ」を天秤にかけて、
「能力」を引き出します。
ふくカエル
ふくネコ
と自問自答するのです。
「自分の幸せ」を「自分の感情」ごときに壊されたくないと強く思うことです。
自分が感情に暴走しそうなときに、ものすごく強い急ブレーキをかけてくれます。
3.能力を身につけてみる
「能力」を身につけてみます。
具体的には、いつも「大好きな人の写真」「家族の写真」「大好きなペットの写真」手元において、自分の幸せをかみしめておくのが効果的です。
そうすると、どうなるのかな?
自分の感情をしずめることができる
自分の中で感情に走りそうになっても、自分の感情をしずめることができるようになります。
熟練していくと、自在にコントロールできるようになります。
何よりも幸せになれる
何よりも、「自分の幸せ」を見つけることによって、自分が幸せになれます。
平和になれる
自分が幸せになることで、自分の周囲も自分の人生も平和になってきます。
平和の恩恵として幸せがあるのではなく、幸せありきの平和だからです。
感情に走って人生を台無しにすることを避ける代わりに、人生の充実感と達成感を手に入れることができます。
まとめてみたkerokero
- 感情に走りそうになったら、「自分の幸せ」をかみしめることです。
- 「自分の幸せ」を自覚することによって、感情にブレーキがかかります。
- 感情にブレーキをかける方法を普段から身につけておけば平和になれます。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』によりました。