【人生】自分が退場するときに、気をつけること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
自分が退場するとき
人生には時として、自分が退場しなければならないときが出てきます。
ふくカエル
たとえば、
- 卒業
- 退部
- 退職
などです。どれをとっても非常に大事な瞬間です。
こんなときが来たら、
何に気をつければいいの?
これに気をつけるといいねん!
これです!
堂々と退場する
役者は誰でも登場したときに拍手で迎えられるが、満場の拍手喝采の中で退場できるのは優れた演技を見せた者だけである。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
堂々と退場する
ことです。
退場するなら
威風堂々とするねん!
未練を残すなんてもっての外やねん。
なぜ、堂々と退場するといいのかな?
強烈な印象を与えるから
堂々と退場することで、強烈な印象を与えるからです。
この印象が、味わい深さを醸し出し後に残るものになります。
ふくカエル
いつまでも記憶に残るから
さらに、この強烈な印象がいつまでも人々の記憶に残るからです。
惜しまれるから
また、堂々と退場し、人々に好印象を与えることで、ものすごく惜しまれるからです。
そらもう、
ものごっつい惜しまれるねん。行かんといてえ~~!
再登板を期待されるから
そして、ひどく惜しまれることで、人々から再登板を期待されるからです。
ふくカエル
アンコールされるねん!
もう一回出てきて
活躍してほしい~~~!
と思われます。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、堂々と退場するにはどうすればいいのかな?
努力する
堂々と退場するためには、それまでにそれなりの努力が必要です。
どんなに堂々と退場しても、人々から惜しまれなければ意味がないからです。
ふくカエル
優れた成果を残す
まず、人々から惜しまれるほどの優れた成果を残します。
ふくカエル
実力を発揮し、役に立つ
具体的には、いつでもどこでも惜しみなく自分の意実力を発揮し、人々の役に立っておきます。
ふくカエル
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
いつまでも慕われる
退場しても、いつまでも人々から慕われる存在になります。
良い評判が深く根付き、ずっと続く
そして、良い評判は深く根付き、これから先もずっと続くことになります。
ふくカエル
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第8章 人生について」
「No.237.堂々と退場する」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人生には自分から退場しなければならないときがきます。
- そのときに気をつけることは堂々と退場することです。
- 堂々と退場することで、人々に好印象を与え、何時までも記憶に残るものとなります。
- また、惜しまれ再登板を期待されます。
- 堂々と退場するためには、それまでにそれなりの努力が必要です。実力を惜しみなく発揮し優れた成果を残しておきます。
- そうすると、退場した後もいつまでも慕われ、評判は深く根付きずっと続くことになります。
退場するときは、堂々と退場することを考えないとアカンです。
登場よりも大事やと思います。
観客は、登場よりも退場のときのその人の態度に強い印象が残ります。
ここでしょぼい態度で退場してしまうと、がっかり感が残って、後々まで尾を引くかもしれません。
しょぼくならないためも、
それまでの自分の態度に気をつけて、気たるべき退場のときに備えておくのが賢いかもしれません。
これは、去り際の奥義やと思います。
日々の自分の態度は、
自分の来るべき退場の場面に
華を添える準備でもあるねん。
幼いころに、伯母から
人と出会いは、楽しいことばかりじゃないよ。
その人との別れの時も、同時に手にすることになるからね。
いずれ、別れるときもあることを考えなさいね。
と言われました。その時には、
友達になった人と、どうして別れないとあかんの?
と思っていましたが、今なら分かります。
たしかに、「出会い」には「別れ」がついてまわります。
別れも「小さな退場」です。
いい出会いだったなあ。
と思えるように、また、相手から思ってもらえるように、
お互いの「アンコール」の声を聞けるように「小さな退場」をいつも念頭において、大切に暮らすことはいい事だと思います。
伯母は、
別れるときこそ、笑顔でなさい。そのための準備をしなさい。
と言っていたのだと思います。
いずれ来る別れのときに、「笑顔で、さよなら」が言えるように、日々のお付き合いを大事にしていきたいです。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。