言葉を厳選してみたよ! 16
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回の勉強のテーマは、
「第5章 自分自身について」
「言葉を厳選してみたよ151~160」
についてです。
教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」
全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。
時々理解することに苦しんでいる時もありますが、
どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。
ただ今、240テーマある中で、182テーマを終えました。
残すところあと、58テーマ(たぶん?)になりました。
ここまで来れたのも、皆さんのおかげ様だと本当に感謝しています。
ここで、振り返って、今まで勉強した復習をしたいと思います。
バルタザール・グラシアン先生(ここから先は、バル先生と呼びますね)の「賢人の知恵」のテーマごとに、
ふくカエルが、独断と偏見で、「これだ!」と思った「バル先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
第5章は、「自分自身について」です。
「自分自身」とは、4章の「知性」を踏まえての「自分自身」とします。
そして、いろいろな場面において、どのように「自分自身」を律すればいいのかについて考えてみます。
151 敬服する人を見習う
バル先生の知恵は?
自分が達成可能な最高のモデルとして目指す手本としよう。
【根拠はこれなの】
偉大な人物をただ真似るのではなく、
敬服する人を見習うことは、
自分の目標や理想を設定する上で役に立つ。
ふくカエルの私見kerokero
パリコレのモデルさんとは「あまりにもかけ離れている」ことに気がついたときは、ショックでした。
ふくカエル
ふくネコ
日本人には日本人の美しさがあることに気がついてからは、
「うわ~。なんてキレイな人!」という女性を真似してきました。
職場の先輩です。
服装から持ち物まで洗練されていたので、もう憧れでした。
幸運だったことは、年齢的にもちょっとお姉さんで、
真似されても「よしよし」という寛大さをもって接してくれたことです。
今でも、ちょっと前を歩いてくださるので、見習うことが多いのです。
「人生の宝物」です。
敬服する人に見習うのはいいです。
152 王のように行動する
バル先生の知恵は?
持てる能力の範囲内で、誰もが威厳のある立派な人物になれる。
【根拠はこれなの】
卓越した高尚な言動を身につけた人は、真の独立を手にすることができる。
ふくカエルの私見kerokero
バル先生が生活していた時代背景があるかもしれないのですが、このテーマは大事だなあと思っています。
「だれもが権力者になれ!」と言っているんじゃないのです。
「王様のように、自分を律する!」と言っています。
「バレなくちゃ、いいか!」
「自分だけ特別だから。」
って自分に甘い人にならないように心がけています。
王様は、どんなときも王様でなければなりません。
寝ている時も、バスタイムの時も、トイレでくつろいでいる時でさえ、威厳がないとダメなのです。
そうじゃないと「民」がついてこないからです。
「立派な人じゃないと国を任せられない」と「民」は思うからです。
ふくカエルは、「民」を「神様」や「カエル」に変えて、
いつも「神様」や「カエル」が見ていると思って自分を律しています。
小さな王様を目指しておりまする。ふくカエル国の王様です。
153 崇高な態度を目指す
バル先生の知恵は?
取るに足らないことにこだわりすぎないように。
【根拠はこれなの】
全てを隈なく知っておく必要はない。
ふくカエルの私見kerokero
152の続きだと解釈しています。
王様のような行動をするにはどうしたらいいのか?に対する答えだと考えています。
崇高は態度は、取るに足らないことに「こだわりすぎない」ことです。
- 重要度の低いことは放っておく
- 細かいことにうるさくしない
- 同じ問題を何度も蒸し返さない
- 木を見て森を見ずをしない
自分の言動には、必ず自分の感情や知性が出てくるのです。
細かいことにいちいちうるさくしたり、
過ぎたことをぐちぐちと蒸し返すと、
自分の「浅はかさ」がバレちゃうのです。
このことに気づいていない人が、どうも多いような気がします。
「もう、細かいんだから!」と言われてませんか?
ちょっと、胸に手を当てて考えてみてね。
ドッキリするかも?
154 大きすぎる期待を持たせない
バル先生の知恵は?
期待を大きすぎるような状況に自分を追いこまないこと
【根拠はこれなの】
完璧を目指すのは結構だが、実際に達成するのは至難の業だ。
ふくカエルの私見kerokero
バル先生は、人から期待されることは大事だけれども、
「期待されすぎる」のはいただけないと言っています。過度はダメなのです。
自分で自分を追いこんで、絶体絶命になるからです。
人から期待されることは良いことなのですが、限度が大事です。
自分が達成可能なのかどうかを吟味して、人からの「期待の度合い」を調整するのって大事です。
「期待外れ」って言われるのイヤだよね。
だったら「期待の度合いマックス」は避けた方がいいです。
155 今の自分に甘んじない
バル先生の知恵は?
自分に不満を感じながら人生を送るのはつまらないことがだが、ひとりよがりはもっと愚かだ。
自分自身にとても満足しているという人がいたら、ものを知らないに違いない。
ふくカエルの私見kerokero
ふくカエルは、いままで、今の自分に満足してしまっていたので、「雷に打たれた」並みにショックでした。
以前は、現状にどってりと「根っこ」を生やしていました。
今では、「根っこ」を抜き取り身軽になりました。身軽なのですぐに動けます。
「根っこ」を生やすと、「いつ、人に切られるかわからない」という恐れがあります。
いつも不安になります。
でも、「根っこ」がなければ、切られる恐れもなくなるのです。
このことに、この度、気がつきました。
*「根っこ」とは、執着心のことです。弱点のことです。
156 気取らない
バル先生の知恵は?
自分の美徳は秘めておいて、人から関心を持ってもらうほうがずっと立派だ。
【根拠はこれなの】
立派な人ほど気取る必要などないはず。
ふくカエルの私見kerokero
「気取る」って
「賢いフリ」したり、
「達人のフリ」したり、
「通の人のフリ」したり
することです。
本当は
「賢くない」し、
「素人」だし、
「無粋な人」なのです。
もともと、「賢さ」「達人」「粋」は隠すものです。
隠すことが「美徳」とされるものなのです。
見せびらかすものじゃないのです。
でも、凡人は、尊敬されると快感を覚えるので、ちょっと「気取って」しまうのです。
見栄張り、うそぶいちゃうのです。
「自惚れ屋さん」の証拠です。
157 寛大になる
バル先生の根拠はこれ
勝ちを誇示するのではなく謙虚に隠す人は、魂がまばゆく輝いている。
ふくカエルの私見kerokero
ライバルに勝ち誇られても、
「そうなんですね!」
「おめでとうござます!」
「自分のことのように嬉しいです!」
と演技感が入ってなくて、無理している感じもなく、ごくごく自然に言える人ってスゴイです。
ライバルに称賛の拍手を送れる人って、本当にスゴイです。
勝ち誇ったライバルが「とんでもない奴」だった場合はなおさらです。
後光が差してます。
きゃ~、まぶしすぎる!
「邪魔ばかりしてきて腹立つ」ライバルにでも、
称賛を送れるぐらいの「寛大さ」がほしいと思うふくカエルです。
本当に欲しいです。ライバルを称賛するときに「人の真価」が問われます。
158 何でも二倍持つ
バル先生の知恵は?
備えがあれば、いつでも立派な生活を送ることができるのはまちがいない。
【根拠はこれなの】
ひとつのものに依存せずにすむように、人生で成功するために必要なものをは2倍もっておくことだ。
ふくカエルの私見kerokero
方法も2倍もっておくのがいいです。
プランAとプランBです。
登山で言えば、ルートAとルートBです。
ルートAが崩落して行けなったら、すかさずルートBをとるのがいいです。
ポイントは、
頂上のフラッグを
「抽象的な言葉」に変えることです。
豊かな生活を送りたいのだったら、「豊かな生活」でOKです。
「豊かな生活」を「収入」「職業」「学歴」「結婚」の言葉に変えちゃうと、
とたんにルートが限定されてしまいます。
身動きできない、一点張りになってしまうのです。
なので、失敗すると「挫折感」が大きくなります。
「豊かな生活」を送れるルートはたくさんあります。
なので頂上のフラッグは、「抽象的な言葉」を書いておきましょう。
ふくカエルのフラッグの言葉は、「豊かな毎日」です。非常に抽象的です。
159 短所をなくすよう努力する
バル先生の知恵は?
短所はやはりなくすように努力すべきだ。
【根拠はこれなの】
短所は一番人目につき、自分のいいところまで台無しにしてしまうからだ。
ふくカエルの私見kerokero
短所ってこんな感じです。
ぼこっとしているので、目立っちゃうのです。
直そうと思えば、トントンとトンカチで叩いて、平らにすればいいのですが、この努力をしない人がいます。
せっかく出てきた「おでき」に愛着を持ってしまって、大事に育てちゃう人です。
でも、短所って1番人目につき易いのです。
「おでき」が顔にできたらどうする?
そんなもの育てていると、どんなに美しい顔も台無しになっちゃうよ。
みんな、「美しい顔」より「おでき」に目が行くからね。
速攻「お医者さん」に行った方がいいよ。
「おでき」を育ててみたくなる気持ちも分かるけどね。
おい!分かるんか~い!
160 悪い性格を抑える
バル先生の知恵は?
気取り屋、滑稽、強情、気まぐれ、どれも人として避けたい性格だ。
【根拠はこれなの】
ひねくれ、気障、不真面目、お人よしなどの心の欠陥が認められないの同じこと。
ふくカエルの私見kerokero
159の短所のテーマの延長としても考えることができます。
悪い性格とは、
「気取り屋(156)、滑稽、強情、気まぐれ」のことです。
「ひねくれ、気障、不真面目、お人よし」と同じだと言っています。
誰も「どうしたらいいのか」を助言してくれません。
関わりたくないからです。めんどくさいからです。
「悪い性格の火の粉」が降ってくるのを避けたいからです。
それほど、悪い性格は、他人を遠ざけます。
自分で直すしかないのです。
ちょっと見てて残念なのが、「悪い性格」なのに称賛されていると勘違いする人がいることです。
「滑稽」なのに、「強情」なのに、「可愛いでしょう?」って勘違いしている人です。
「きまぐれ」で、こちら側は大変迷惑なのに「魔性の〇〇〇」と粋がっている人です。
非常に残念です。
個性的だと評価する人は、
「気まぐれ」がどんなにはた迷惑なのかを、実体験したことがない人です。
振り回されるって、本当に本当に大変なんです。
なので、本人をこれ以上調子づけないでほしいです。
「葉っぱ」かけて、ほめたたえたりしないでください。
「葉っぱ」はもう充分ありますので、結構です。
まとめてみたkerokero
- バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」
- 第5章「自分自身について」
- 151テーマから160テーマの言葉を厳選してまとめてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。