言葉を厳選してみたよ! 19
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回の勉強のテーマは、
「第6章 才能について、第7章 成功について」
「言葉を厳選してみたよ181~190」
についてです。
教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」
全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。
時々理解することに苦しんでいる時もありますが、
どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。
ただ今、240テーマある中で、185テーマを終えました。
残すところあと、55テーマ(たぶん?)になりました。
ここまで来れたのも、皆さんのおかげ様だと本当に感謝しています。
ここで、振り返って、今まで勉強した復習をしたいと思います。
バルタザール・グラシアン先生(ここから先は、バル先生と呼びますね)の「賢人の知恵」のテーマごとに、
ふくカエルが、独断と偏見で、「これだ!」と思った「バル先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
第6章は、「才能について」です。
「才能」とは、
- 「自分のもって生まれた素質」
- 「いろいろな訓練、経験を重ねて習得した能力・技術(スキル)」
などを駆使して、成しとげる力として考えます。
バル先生は、この章で「自分の個性」の演出の仕方も、説明してくれています。
第7章は、「成功について」です。
どのようにすれば、人生の成功を手に入れることができるのかについて、「王道」を教えてくれています。
今現在でも十分通じる内容です。
むしろ逆に「基本に戻れ!」感があります。
あなたの成功のヒントになればいいなあと思います。
181 何でも屋にならない
バル先生の知恵は?
ひとつの分野で突出できるように自分を鍛え、
他の分野での才能発揮は控えめにしよう。
【根拠はこれなの】
酷使され、あちらこちらで便利に使われてしまうからだ。
ふくカエルの私見kerokero
「何でも屋」さんには、ならないほうがいいようです。
たしかに、とても重宝されます。「引く手あまた」です。
でも、そのうち疲れ切ってしまいます。
それよりも「自分の才能」を1点に限定するのです。
そして、重宝されるのがいいです。
才能の合理化です。
「何でも屋」の看板を下げて、
「〇〇専門のお店」看板を掲げましょう!
その方が、いつまでも「ごひいきさん」の絶えないお店になります。
なんせ、店主はもと「何でも屋」さんなのですから、いざとなれば、対応は万全です。
奥行きは広い~お店なのですから。
お化け屋敷の奥行は狭くていいです。
入ったらすぐ出口がGOODです。
182 はかりしれない存在になる
バル先生の知恵は?
その限界を明らかにするのではなく、
どこまで深く広がっているかを人の想像にまかせておくのだ。
【根拠はこれなの】
人は正しい情報を与えられるよりも、
不確かな情報を推測するほうにより価値を感じるものだ。
ふくカエルの私見kerokero
自分が「どこまで知っているのか」、「才能があるのか」を知られないようにしたほうがいいみたいです。
そこは、「人の想像」にまかせておくのベストです。
するとそこに
- 意外性
- 希少性(レア感)
という価値が生まれてきます。
実は、この2つの価値は、どんなに手に入れたくても、なかなか手にすることができないモノです。
人を動かす「原動力の素」になります。
これは、〇の素です。うふふ
183 自分の力を正確に見つめる
バル先生の知恵は?
自分の能力を正確に見積もることがきわめて重要だ。
【根拠はこれなの】
自分を知ることが、愚行への最大の予防になる。
ふくカエルの私見kerokero
いくら、「自分の能力の範囲」を「人の想像にまかる」と言っていても(182)、
「自分の能力の範囲」を、正確に、自分で把握しておくことは、きわめて重要です。
過大評価していると、愚行に走りやすくなります。
特に、人から期待されている場合などは、とかく「有頂天」になりやすいので、
「あほ丸出し」になるようです。
「本当の自分の実力」は、常に把握しておくことが重要なのです。はい。
184 才能を演出する
バル先生の知恵は?
人はみな人生という舞台でそれぞれの才能を披露し、
注目を浴びるときがある。
その機会が来たら逃してはいけない。
【根拠はこれなの】
毎日成功するとは限らないのだから。
ふくカエルの私見kerokero
突然、注目を浴びるときがあります。そのときはチャンスです。
できるだけ有効活用です。
毎日成功するとは限らないので、毎日の努力のレベルも100%超にします。フル回転です。
たとえ「小さい個性」でも、目立つように演出します。
決して「安っぽく」ならないように、「見栄もはらない」ようにします。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
ここで、バル先生の「秘密の知恵」を紹介します。
見せると「ヒンシュク」を買いそうなものは、さささっと隠してみましょう。
「さっさささ~」と隠すのがミソです。
実は、これは
「マジック」
になるそうです。
人は、隠されると、隠されたモノが「何か?」が非常に気になるのです。
つまり「虜」にさせるのです。
見せると「ヒンシュク」を買いますが、
隠すと「好奇心」を買います。
「マジック」は、客寄せにはもってこいの、演目です。
今のは、
マジックです!
マジック!
ってな感じです。
185 新人の利点をうまく利用する
バル先生の知恵は?
こちらの能力が目新しいものであるかぎり、
最高のものとして受け取ってもらえる。
【根拠はこれなの】
新鮮であれば、古くて陳腐なものよりも歓迎されるのだ。
ふくカエルの私見kerokero
自分が「新人さん」のときは気づかないのですが、「新人さん」って本当に「お得感」があります。
否応なしに「注目される」からです。
自分が「新人さん」のときは、これが苦痛に感じるものなのですが、
後々になると「もったいない」ことをしたと気づきます。
でも、賢人新人は違います!
この注目さえも、自分のモノにするそうです。
「売り手市場」のときほど積極的にアプローチです。
なぜなら、将来、必ず「自分の商品価値」が下がることを知っているからです。
賢人新人、ナイスです。
よっ!新人!
行く末は「社長」狙いでしょ!
186 ときに姿をくらます
バル先生の知恵は?
すでに得ている敬意や名声を高めるため、ときには姿をくらまそう。
【根拠はこれなの】
会えないと思いは募るものなのだ。
ふくカエルの私見kerokero
「自分の商品価値」が下がってきたなあと思ったら、
フェイドアウト(ぼんやりと消えていくこと)をするのがいいようです。
ちょっとだけ、「姿をくらましてみる」のがいいようです。
やったことがないので、ふくカエルはちょっとわからないのですが、
やっとことないのかい!
はい!ありません!
ごめんなさい!
想像してみました。
いつもあるお菓子が、お店の商品棚にないと、無性に気になります。
それほど、欲しいと思わなかった「お菓子」だったのに、「製造中止」なんて言われると、居ても立っても居られなくなります。
こんな感じなのかな?
いつもいる人がいないと、気になるものです。
187 努力する
バル先生の知恵は?
人生の目的は、自分の歩むべき道をみつけて、
できるかぎり完璧な人間になろうと努力することにある。
ふくカエルの私見kerokero
バル先生は「努力は人生の目的だ」と言っています。
でも、人間は、誰でもいつかは天国に行きます。
「こつこつ、あくせく努力」しても、
「どうせ報われないし、無駄な努力なんじゃない?」
と思うのも、分かる気がします。
でもです。それでも努力する意味はあると思うのです。
「過去には、こんな人間がいて、『こつこつ、あくせく努力』して生きていた。」
という足跡は大きな意味をもちます。
「英知」です。後世の人の「生きる知恵」です。
DNAに組み込まれるかもしれないです。
未来に自分と「全く同じ人生を歩む人間」が、ひょっとしたら、現れるかもしれません。
その人のためにです。
たしかに、いずれ天国に行くかもしれないけど、
「こつこつ、あくせく努力」して生きている意味が、ここにあると思うのです。
ところで、
「努力せずに合格!」
「遊んでいても合格!」ってのは、カラクリがあるものです。
背景に何らかの要因があります。
188 こつこつ働く
バル先生の知恵は?
才能は普通でも勤勉な人のほうが、
頭は切れても怠惰な人よりも多くのことを成し遂げる。
【根拠はこれなの】
名声は骨身を惜しまず働いて手に入れるもの。
ふくカエルの私見kerokero
「才能」よりも「勤勉さ」のほうが、多くのことを達成できるそうです。
言われればそうです。
いくら「才能」がすごくても、「飽き性」の人は最後までやり遂げないので、達成できません。
「名声」は、どれほどのモノを「達成したのか」で評価されます。
「名声」ある人は、ほとんどが、「こつこつ勤勉マン」なのは間違いないと思います。
どすこい!
189 善意をもって取り組む
バル先生の知恵は?
知識と善意をもって努力すれば、
どんなことからも建設的な結果が得られる。
【根拠はこれなの】
善悪の観念がなく学問を利用すれば、
とんでもない人間がどんどん増えるだけだ。
ふくカエルの私見kerokero
どんなに「才能」や「能力」が高くても、「悪意」を持っている人は「有害」になっちゃいます。
何をしでかすか分からない、非常に「デンジャラスな人」になります。
「善悪の観念をちゃんと分かって、学問しないといけない」とバル先生は、警鐘を鳴らしています。
190 自ら運命を切り開く
バル先生の知恵は?
知恵を備えていることが最大の幸運であり、
それがないことは最大の不運だ。
【根拠はこれなの】
チャンスに敏感でいること以外に成功への道はないことがわかるはず。
ふくカエルの私見kerokero
「チャンスに敏感でいる」こと以外に「成功の道」はないそうです。
そして、「チャンス」に敏感に反応したら、そのチャンスを最大限に生かす「知恵」を蓄えておくのがベストです。
自分の蓄えた「知恵」を活かせる瞬間が、「最大の幸福」だとバル先生は言っています。
「最大の幸福」は神さまがくれるものではないのです。
「自分の知恵」で、自分が作るものなのです。
まとめてみたkerokero
- バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」
- 第6章「才能について」
- 第7章「成功について」
- 181テーマから190テーマの言葉を厳選してまとめてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。