言葉を厳選してみたよ! 21
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@バルタンカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回の勉強のテーマは、
「第7章 成功について」
「言葉を厳選してみたよ201~210」
についてです。
教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」
全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。
時々理解することに苦しんでいる時もありますが、
どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。
バルタザール・グラシアン先生(ここから先は、バル先生と呼びますね)の「賢人の知恵」のテーマごとに、
ふくカエルが、独断と偏見で、「これだ!」と思った「バル先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
第7章は、「成功について」です。
どのようにすれば、人生の成功を手に入れることができるのかについて、「王道」を教えてくれています。
今現在でも十分通じる内容です。
むしろ逆に「基本に戻れ!」感があります。
あなたの成功のヒントになればいいなあと思います。
201 実行する
バル先生の知恵は?
すぐに取りかかろう。
お粗末でも結果を出すほうが、
計画の実行にとりかかりもしないよりもましだ。
【根拠はこれなの】
自分はついていると思えば、そのとおりになる。
ふくカエルの私見kerokero
もし、あなたが成功したいのに、「やるか」「やらないか」で迷っているのなら、
断然、「やった」方がいいです。
「やらないと」永遠に成功できないですもの。
成功の問題は「やるか」「やらないか」だと思うのです。
「いい成功のアイデアを思いついた!」も、たしかに大事かもしれないけど、
行動力にくらべたら、問題じゃないかもしれません。
成功のコツは、「失敗してたら、どうしよう?」と思うんじゃなくて、
「どんなことが、あっても乗り切るぞ!」という信念を持つ事なのです。
自分を信じるパワーってすごいのです。
あなどってはいけないです。
ダイエットも「やるか」「やらないか」じゃなく「やるぞ!」なのです。
たとえ、挫折してケーキ食べちゃっても、
その瞬間から「やり直しだあ!」と不屈の精神で叫べばいいのです。
そう思える気力が、成功には大事なのです。
はい。
202 チャンスを逃さない
バル先生の知恵は?
チャンスを理解することは、知性の中でも最も重要な能力のひとつだ。
【根拠はこれなの】
チャンスは、二度と訪れないのだ。
ふくカエルの私見kerokero
チャンスって、なにげない顔してやってきます。
自分が疲れていると見逃がしてしまいます。
逃げ足が速いので、「あっつ!」と気づいても遅いのです。スルッと逃げちゃいます。
でも、チャンスはこういうものだと理解しておくと、次からは大丈夫!
ちょっとでも、チャンスかもしれないと思ったら、大きな大きな網を張っておきましょう。
チャンスを見つけるコツは「悪いこと」よりも、
「良いこと」をすぐに見つけることです。
なぜなら、チャンスは「良いこと」に隠れていることが多いからです。
チャンスを逃さない人って、意外と落とし物をよく拾ったりするのよねえ。
だからと言って、下ばっかり見てたら、ダメです。
見るのは、上だからねっ!
顔は上げて、笑顔が一番です。
203 大きな野心を持つ
バル先生の知恵は?
大きな野心を持つ
【根拠はこれなの】
野心を固く心に誓えば、
精神は発奮し、
感覚は高まり、
感情が刺激され、
魂が活気づく。
ふくカエルの私見kerokero
努力していても、途中で挫折しちゃうことがあります。
これって、忌み嫌う人がいっぱいますが、実は普通のことです。
挫折しちゃうのが普通なのです。大声で宣言しときます。
「普通なんだってば!」
だって、努力ってむずかしいからです。
大事なのは、挫折しちゃっても、「野心」まで消失させないことです。
どんなに意気消沈しちゃっても、小さい小さい「野心」は心の奥底でくずぶってます。
「野心の炎」が、あきらめたことを「くやむ炎」になってくすぶるのなら、
最後まで「野心の炎」を燃やし切ってしまいましょう!
「野心の原材料」は「自分の希望」だからです。
こんな風になりたいと希望をもったから、「野心」がふつふつと湧いてきたのです。
そして、努力するようになったのです。
ちょっと疲れたら「一時休憩」して、またやるのがベストです。
「大きな野心」がここで役立ちます。
「大きな野心」は、へし折られたら、へし折られた分だけ、強くなる、「不思議な心」なのです。
「なにくそ!」と心に固く誓うと「野心の炎」は赤々と燃えたぎちゃいます。
こんな風にね!
204 方法より結果にこだわる
バル先生の知恵は?
目標に到達する方法にあまりこだわりすぎないこと。
【根拠はこれなの】
究極の目的は「目標を達成すること」にある。
ふくカエルの私見kerokero
「方法」よりも「結果」が重要だよ
って言うと、誤解を招きそうな言葉ですが、
ここでいう「方法」は「結果」に到達する「近道」を探せという意味です。
どんなに悪い事をしても、「成功」したらOKというわけではないのです。
「悪い事」をして「成功」したら、それは「偽物の成功」になるからです。
カンニングして100点とっても、
自分の中は、空っぽの「あんぽんたん」だったら悲しいです。
どうしても100点とりたかったら、ちゃんと勉強しないとダメです。これは大前提です。
ここはその上で、むやみやたらに、がむしゃらに勉強するのではなく、
「成功」への「傾向と対策」をしたほうがいいよ!ってことです。
英語の試験なのに、歴史の勉強ばっかりしているようじゃ、永遠に英語で100点は無理です。
なのですが、「傾向と対策」を手に入れるには、ちょっとつまらないことも出てきます。
たとえば、自分よりも若い人に「傾向と対策」についてのアドバイスをお願いすることも出てくるからです。
ひょっとしたら、プライドまで捨てなくちゃいけないかもしれないけど、
「成功」への「傾向と対策」や「近道」が分かるんだったら、アドバイスをお願いしたほうがいいです。
「成功」さえすれば、恥ずかしいことも、なにもかも帳消しになります。
ここは「自分のこだわりの方法」よりも「成功への近道の方法」にこだわってみるのがいいです。
それが、「方法」よりも「結果」を重視しろということになるのだと思うのです。
「聞くのは一時の恥、知らないのは一生の恥」
ねっ!
205 見せかけだけはなく結果を出す
バル先生の知恵は?
英雄に見せかけるのではなくて、真の英雄になるように励もう。
【根拠はこれなの】
業績が自分の代わりに物語ってくれるから安心だ。
ふくカエルの私見kerokero
人って、どうしても結果が「しょぼい」と見栄を張っちゃうものです。
ダイエットも本当は2キロも減っていないのに、
「見た目はこんなんやけど、実は5キロも痩せたの!」
なんて平気で言っちゃうのです。言い訳のようにペラペラしゃべります。
でも、本当に5キロも痩せたら、黙っていても、みんな気づくものです。
人は、5キロも痩せた方法を知りたくて、自然と集まってきます。
バル先生の言う「業績が物語る」です。
黙っていても「あら、最近、スマートになったわね!」って言われるようになりたいです。
自分から率先して「なあ、なあ、あたし5キロも、も、も痩せてん!」言うのは、
やっぱり恥ずかしいです。
はい。
206 未知の領域では慎重に進む
バル先生の知恵は?
軽率な行動は愚か者がすることだ。
【根拠はこれなの】
賢人は根気強く、展望を観察したり偵察したりして時機をうかがう。
ふくカエルの私見kerokero
「これはいいぞ!」
「ボロもうけだ!」
なんて、あおられると、なんでもかんでも、あわてて手を出しちゃうものです。
悲しい人間の性(さが)です。
欲にからむと人は変わってしまいます。
でも、賢い人は、
自分が手を出す前に、一度ちゃんと考えるようです。
- 本当に手を出しても大丈夫なのか?
- リスクは?
- 運は?
- 果たして、今の自分は冷静か?
といろいろ考えてから、手を出すようです。
いろいろと考えて上で手を出すので、その手は、ぴっか~と輝いているらしいです。
神様は、その輝きに気づくので、そっと握り返してくれるかもしれません。
だから、手は洗っておきましょうね。爪もちゃんとキレイにしておきましょう!
汚れた手はNGです!
くさい手もね!
神さまは、
鼻をつまんで逃げちゃいます。
207 逆境に備える
バル先生の知恵は?
順調なときこそ逆境に備えよう。
【根拠はこれなの】
景気のいいときはいくらでも助力や援助を受けられるが、
そうした好意は、
本当に必要となる不景気なときにとっておこう。
ふくカエルの私見kerokero
「成功には失敗がつきもの」とは言っても、失敗すると痛いです。全身傷だらけになります。
自分の力で立てるのであればOKなのですが、そういかないときもあります。
たとえば、長時間正座した後に、足がしびれて、立てない感じに近いです。
生まれたての子羊さんのような感じかもしれません。
とにかく、足に力が入らなくてガクガクして、
「お願いだから、ちょっと手を引っ張って欲しい!」
と切実に願うときです。
そんなときに手を引っ張てくれる「親切な人」や支えになる「丈夫で頑丈な杖や縄」はありがたいものです。
でも、「親切な人」や「丈夫で頑丈な杖や縄」は、簡単には手に入りません。
長い時間をかけて、自分という人間を理解してもらい、信頼してもらうことが必要になるからです。
なので、自分に余裕と時間があるときに一生懸命に頑張ります。
人から信頼されること、丈夫で頑丈な「杖と縄」を吟味しておくのって、
成功するためには、とっても大事だと思うのです。
208 競争を避ける
バル先生の知恵は?
いつも平和で寛大な心でいよう。
【根拠はこれなの】
競争に加わると、評判をおとすことになる。
ふくカエルの私見kerokero
競争って、やっぱりどうしても「醜いところ」が出てしまいます。
究極の目的が、「相手を負かす」ことにあるからです。
どちらも「同時ゴール」が許されないからです。
唯一、「同時ゴール」がゆるされるのは、
自分がライバルの場合です。
自分の中の「自分自身」と競争すれば、相手を負かしても、しょせん「自分」を負かしたに過ぎないからです。
勝者は「自分オンリー」です。
ち~っとも醜くないです。
むしろ、人々から称賛をあびます。
「よく努力したね」「自分に打ち勝ったね」ってホメられちゃいます。
不思議な話ですが、本当です。
どうしても競争したい人は、「他人」と競争するのではなく、「自分」と競争するといいです。
そうやって、自分以外の「他人」と競争するのは、避けるのがいいのです。
なによりも、こうすることで平和で寛大な心が保てます。
平和で寛大な心は、「真実の成功」には必須条件なのです。
はい。
209 どんなときでも立派に戦う
バル先生の知恵は?
誇りを放棄してしまうことはない。
【根拠はこれなの】
自尊心に背くことは自分の評判をおとすだけで、得るものはなにもない。
ふくカエルの私見kerokero
人生において、どうしても戦わなくちゃいけないときがあります。
避けられない競争です。
避けられない競争だと言っても、勝つためにズルをしてはいけません。
立派に戦うのがベストです。
やましいことをして、勝ったとしても、あとで自分の評判が必ず落ちることになります。
やましいこと、卑怯なことは、あとで明らかになるからです。
第一、自分自身が「自分のやましさ」に耐えられなくなります。
「自分のやましさ」に耐えられる人は、そもそもいやらしい人です。
たぶん、身体が紫色だと思うよ。
なんとなくだけど、
そう思うんだ。
もう、イケてない人なのです。
210 先を読む
バル先生の知恵は?
正しい道を進むために、よく考えることが大切だ。
【根拠はこれなの】
熟考すること、常に先を見すえること。
このふたつこそが人生に自由を与えてくれる。
ふくカエルの私見kerokero
先を読むって大事です。
「先」がちゃんと読めていると、
不安ばかりの毎日
失敗したときの言い訳ばかり考える毎日を
失くせます。
「先」を見通すことができないと、「正しい道」がどれなのかが、よく分からなくなるからです。
「先」を見通すようになるには、ちょっとした計画を立ててみるのがいいです。
計画を立ててみると、失敗しそうなポイントが見えてきます。
失敗しそうなポイントが見えたらOKです。見えた時点で、心の予防策ができるからです。
それに、あとから「こうすればよかった!」と後悔するより、
実行する前に「こんなことができる!」「あんなこともできる!」といろいろ考えて、計画してみるほうが、
人生そのものが、ワクワク、イキイキしてくるような気がします。
まとめてみたkerokero
- バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」
- 第7章「成功について」
- 201テーマから210テーマの言葉を厳選してまとめてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、バルタザール・グラシアン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』によりました。