言葉を厳選してみたよ! 5-1
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回の勉強のテーマは、
「第1章 人とのかかわりについて(41~45)」
「第2章 駆け引きについて(48~50)」
「言葉を厳選してみたよ」
についてです。
教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」
全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。
時々理解することに苦しんでいる時もありますが、
どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。
ただ今、バル先生の「賢人の知恵」をせっせせっせと勉強中なのですが、ふくカエル、壁にぶち当たっております。
なので、この壁をクリアーするために、いままで勉強してきたことを総復習することにしました。
復習方法は、テーマごとに「これだ!」と思った「バル先生の言葉」を選び、その「言葉」について復習するスタイルにしました。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
41 秘密を話さない、聞かない
バル先生の知恵は?
友人同士の秘密が一番危険だ。
【根拠はこれなの】
相手に秘密を話すとその相手の言いなりになってしまい、そういう緊張のもとでは、友人関係はまず続かない。
秘密の共有は避けるべし!
最初はです。
友人同士で取り交わされる「秘密」のほとんどは、「友情の証」です。
あんなぁ。
誰にも言わんといてなぁ。
実は、あたしあの子こと好きやねん。ってな感じです。
なのですが、これが、だんだんと友人関係が微妙になってくると、共有した「秘密」は、どんどんと「弱み」に変化していくのです。
ふっ、ふ。
裏切ったら、好きな子が誰か
言いふらすでぇ。と、なるねん。
「弱み」を握られている側は、どんどん言いなりになっていき、友人関係がギクシャクして窮屈になってきます。
最初は、対等な友人関係だったはずなのに、気がついたら上下関係ができ、主従関係になり、終いには友人関係は破綻します。
それなのにです。
「秘密」は共有したら、ほとんどはとんでもない事になるのに、みんなこぞって「秘密」の共有をしたがるのです。
それほど、親密な友人関係になりたいからだと思います。
ふくカエル
ふくネコ
そやけど、アカンよ!
そうなのですが、わかるのですが、
他人の間で「秘密」の共有はしてはダメです。できるだけ避けたほうがいいです。
ふくカエル
せっかくできた友人です。
できるだけ友人関係を大切にしたいのなら、
まず、相手がどういう人柄なのかをじっくり知ることです。
そのためには、じっくり人柄を知る前に
自分の秘密を話さない
相手の秘密を聞かない
ことです。
というわけで、その友人を心底失いたくないのなら、「秘密」の共有は避けたほうがいいとお知らせしたいです。
ほんまに、
なんでもポンポン言うのは、
あかんよ。やめといた方がいいと思うねん。
42 無学なふりをする
バル先生の知恵は?
物事がよくわかっている人は、ときには無学に見せることも本物の知恵であることを知っている。
【根拠はこれなの】
相手の立場に立ち、相手にわかる言葉で話したほうが得策だ。
知らないフリをするのも大事!
ときには、知らないフリをすることも大事です。
というのは、相手が
- 興味がない
- むしろ、知りたくない
と思っているならば、自分がどんなに詳しい知識でも役に立たないからです。
知識の押し付けほど、気持ち悪いものはないのです。
ふくネコ
相手の立場に立って考える
なので、ここは相手の立場に立って考えるのが、一番大事です。
- その相手と親しくなりたい
- その場にうまく溶け込みたい
のであれば、
あたしゃ、
こんなことも知っとるよ。
と知識を押しつけて、相手から無理やり興味を引き出すよりも、
えっつ!そうなん!!
あたしも知らんかったでぇ。
と同じように、知らないフリをして、同感したり溶け込むのがいいです。
それに、知らないフリをしたからといって、ほんまにマヌケになるわけでないです。
うまく溶け込むことを、今は大事にするだけの話なのです。
ふくカエル
それからでも、遅くない
自分がどうしても伝えたいことがあるのなら、その場に溶け込んでからでも遅くないです。
むしろ、その方が好都合です。
相手の警戒心を解いてから、相手の立場に立って、
相手の分かりやすい言葉でかみ砕いて伝えれば、より分かってもらえます。
ふくカエル
知らないフリをしても、
あとで、知識に魂を吹き込んで、
知識を生き返らせば
いいだけの話やねん。
43 悪ふざけは受け流す
バル先生の知恵は?
だしにされても笑われても不愉快になってはいけない。
【根拠はこれなの】
悪ふざけをどう受けとめるかに知性や気品があらわれるのだ。
(中略)
からかいに対する自分の忍耐の限界は知っておくべきだ。そうすれば用心できる。
受け流すのが一番
たとえ、
- 笑い者にされても
- 馬鹿にされても
- ニヤニヤされても
受け流して、知らんぷりして、動じないことです。
ふくカエル
たしかに「こいつ、まじでアホや!」と自分が人から思われていることに気がつけば、
たとえ自分がほんまに「アホやった」としても、焦ります。
ふくカエル
でもです。
ふくネコ
軽く受け流すのが、結果的には正解なのです。
反応したら、図に乗るから
なぜなら、悪ふざけにこちらが反応したら、相手は余計に面白がって、図に乗るからです。
ふくカエル
なので、相手をこれ以上興奮させないようにするのが先決なのです。
決して、こちら側のいら立ちをあらわにしないようにします。
ふくネコ
知性や気品が現れる
実は、相手の悪ふざけをどのように受け止めるかに、自分の知性や気品が現れます。
ふくネコ
知らんぷりして、やり過ごすことで、
その時点では、誰も気づかない「尊い賢さ」が、後からじわじわとにじみ出てくるのです。
あいつ、
あのとき平気でやり過ごしとったけど
アホを相手にせえへんかったところが
めっさ頭ええねんなあ。
と、後から評価されます。
なので、焦ったり、イライラしても、
「それがどないした!」という顔をしてやり過ごすのが、一番です。
ふくカエル
でも、自分の限界は知っておくこと
でもです。
自分の我慢の限界は知っておくことです。
これ以上いたら、
- 我慢できなくなる
- おかしなる
- 発狂する
のであれば、その場からとっとと離れます。
逆上すると「自分の人生」を自分で傷つけることになり、もったいないからです。
それに、悪ふざけしている人は興奮すればするほど、悪のりがどんどんエスカレートしていきます。
こら、あかんな!
と思ったら、カッコ良くその場を離れるのが賢いです。
ごめん。用事があったわ。
これで、失敬する!
と、逃げてください。
あっ~!
あいつ逃げよったでぇ。
と言われても「目くそ、鼻くそが、何を言うとるねん!」と思えばいいだけです。はい。
ふくネコ
44 人の不幸の犠牲にならない
バル先生の知恵は?
助けを求められたら、相手はこちらも不運に陥れて憂さ晴らししようとしているのだと考えよう。
【根拠はこれなの】
困難なときに自分の重荷を背負ってもらおうとする人は、好調となるとこちらを鼻であしらうものだ。
人の不幸の犠牲にならない!
ふくカエル
他人の不幸にやたら感情移入して、犠牲にならないことです。
たしかに、その人の立場に立って考えることが大事なことですが、犠牲になってはいけません。
良識ある人はしない
良識ある人は、自分の不運に友人を引っぱり込みません。
自分の重荷を、他人に軽くしてもらおうと思わないです。
だから、たいがいは不心得者
なので、
助けて~!
消えそうやねん。
と、決して自分の力で努力して這い上がろうとせず、
ただ、ひたすら助けを求めている人のほとんどは、不心得者(くせ者)です。
本心はやっかみもあって、こちら側の大切な「幸せなエネルギー」を吸い取りたいだけなのです。
だから、優しい人はターゲットになって、ついつい吸い取られてしまうから、用心してね!
本当の友人は、手を引っぱる人
お伝えしときます!
本当の友人とは、足を引っ張る人ではないです。
手を引っぱる人です。
ほんまに、一番知って欲しいことは、以上のことです。
「足」より、「手」やで。
「手」を引っぱってくれる人を
探そうぜ!
45 助けてくれた相手に感謝する
バル先生の知恵は?
こちらを助けてくれる人に、得をしたと思ってもらえるようにしよう。
【根拠はこれなの】
何かした人も、お返しに何かしてもらったような気になる。
感謝することを忘れない
自分を助けてくれた人には感謝することを忘れないことです。
ふくカエル
でも、ちょっとコツがある
でもです。
助けてくれた人に感謝するさいには、ちょっとしたコツがあります。
それは、
- 相手も得する
- 自分の得する
方法で感謝するのです。
ごちゃごちゃ感が満足感を引き起こすねん
この、
- 相手も得する
- 自分も得する
という方法は、ちょっとしたごちゃごちゃ感を引き起こします。
ごちゃごちゃ感とは、一体どちらが得したのか分からない状態になることです。
「感謝している」立場なのに、相手から「感謝されている」という嬉しい状態になることです。
気がついたら、
- 感謝している自分も満足している
- 感謝されている相手も満足している
になってます。 これは非常に幸せな状態です。
たとえば、こんな感じです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
ってな感じです。
ごちゃごちゃな感じは、
お得感あるある感にもなるねん。
まとめてみたkerokero
- バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」
- 第1章「人とのかかわりあいについて」
- 41テーマから45テーマの言葉を厳選してまとめてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。