言葉を厳選してみたよ 22
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第4章 行動について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第2章の106~110について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
106.行動のない楽しみよりも、行動のある困難を選ぶ
アラン先生の知恵とは?
だから人は、行動のない楽しみよりはいっそうのこと、行動のある困難のほうを選ぶのである。
【根拠はこれなの!】
人は、ただ与えられた喜びには飽き飽きする。自力で勝ちとる喜びのようがずっといい。
行動すること、勝つことが好き
人は、元来
- 行動すること
- 勝つこと
が大好きです。
逆に、人は、元来
- 苦しむこと
- 屈服すること
が大嫌いです。
自分が欲しいものは、自分から進んで行動して手に入れます。
自分が勝ちたいときには、何としても勝ちたいのです。
これが、とても自然な生き方なのです。
だから、困難には屈服しない!
だからです。
人間の性分に合わない屈服はしないことです。
とくに困難には苦しんだり、屈したりするのはダメです。
ふくカエル
ここは、行動する!
困難に直面したときに必要なのは「自分で行動する」ことです。
具体的には、
- 逃げるか
- もしくは、困難を選び、選んだら進んで受け入れるか
2つの選択肢から選びます。
受け入れると、困難は宝物になる!
自分から受け入れると、困難は人生の宝物になります。
人は、自分で選んで、進んで受けれた困難には強いからです。
一生懸命に挑戦し、克服した体験は、誰も真似できない経験になり、輝かしい実績になるのです。
充実した喜びと大きな自信にもたらします。
これは、自慢できる人生の宝物です。
107.喜びは行動にともなって生まれる
アラン先生の知恵とは?
だだし、「行動とは喜びを求めるものである」という思い込みは、よくある間違いである。
【根拠はこれなの!】
なぜなら、喜びは行動にともなって生まれてくるものなのだから。
喜びは結果じゃなく、過程にあるねん!
みんな、喜びを追い求めて行動するのですが、これって厳密に言うとちょっと違います。
もちろん、追い求めた結果に手に入れる喜びもあります。
最後までやり遂げたという達成感、充実感、満足感などです。
ふくカエル
でもです。
実は、もう一つ大事な喜びがあるのです!
それは、
過程(プロセス)に
ある喜びです。
喜びは、行動するたびに「生まれてくる」ものがあるのです。
【図解するとこんな感じです】
行動すればするほど、自然と喜びがポコポコ生まれてきます。
この喜びも知っておくことが大事なのです。
すると、自分本位の快楽がしょぼくなる!
この過程(プロセス)にある喜びに気づけると、自分本位(エゴイスト)の快楽がしょぼく思えます。
たとえば、愛よ!
たとえば、愛です。
この人を大事にしよう!と思うだけで嬉しくなる!
というように、誰かを愛することで自然に生まれる嬉しさや喜びを知ると、
次のようなうさん臭い愛が
- 「自分さえよければいい」という勝手な愛
- 「なんとか見返りだけは欲しい」という打算的な愛
- 一時的でその場限りの限定的な愛
つ~~んと鼻につくようになるのです。
嘘くさいニオイがするねん。
全部自分勝手なエゴイストの快楽にすぎないことに気づくのです。
ふくカエル
ふくネコ
もし、付き合っている人がこのような行動をするのなら、間違いなく次のことが言えます。
それなあ、快楽に溺れとうだけで、
本気で愛してへんで。ごめんね、きついこと言って。
108.障害に闘志を燃やす
アラン先生の知恵とは?
だから、人生の途上に障害があるたびに血が騒ぎ、やる気が燃え上がるのである。
【根拠はこれなの!】
困難にこそおもしろみがある。
「つらさ」は「喜び」に変わる
困難や障害は確かにツライですが、この「つらさ」は「喜び」に変わります。
たとえば、勝利!
たとえば、勝利です。
勝利を、味のある「喜び」にするのは、紛れもなくそれまでの努力の「つらさ」です。
困難や障害を乗り越えてきた「つらさ」があるから、「喜び」がより一層充実した大きなものになるからです。
ふくカエル
ふくネコ
なので、血が騒ぐ!
なので、「困難」が「喜び」に変わることに気づいている人は、血が騒ぐのです。
「大きな喜び」を得るには、
「大きな試練」を乗り越えることなんや!
と気づいている人は、困難や障害があるたびに血が騒ぎ、やる気が燃え上がってきます。
これは、経験がある人だけが知っている「人生のスパイス」なのです。
でも、知らん人はバカにする!
でもです。
経験がない人は「つらさ」が「喜び」に変わることを知らないので、
困難や障害に必死に努力している人を平気でバカにします。
あの人、なんでこんなに悲惨やのに、
やる気満々なんやろう?
アホちゃう?
もし、バカにされたら、
「お前さんこそ、まだ気づいてないのかよ?」
とこっそりと心の底で思っちゃいましょう!
ふくカエル
109.優柔不断は最悪である 1
アラン先生の知恵とは?
優柔不断は最悪である
【根拠はこれなの!】
デカルトは言った。「優柔不断はあらゆる不道徳の中でも最悪のものである」と。
優柔不断は最悪やで!
うだうだ悩むばっかりで、何一つ決意できない人は最悪です。
ふくカエル
- まず、自分が不安だらけになります。
- 次に、人を不安だらけにします。
- そして、人に迷惑をかけて道徳に反するのです。
1.自分が不安になる
まず、どちらにも決めない中途半端な優柔不断な状態は、自分をどんどん不安にさせ、どんどん追い込んできます。
ほんまどうしよう!
決められへんねん。ってな感じでうろたえるねん。
2.人を不安にさせる
次に、中途半端な優柔不断な状態は、他人をも不安にさせます。
そして、このような不安は、人々からいろいろなネガティブな感情を引き出します。
まず、信用信頼を失います。
あんな奴に仕事任せて
大丈夫かよ?
と思うのです。
次に、怒りなどを誘発します。
もう、まだ決めてへんの?
めっさ、イライラするねんけど。
と怒ります。
また、あおり立てられるのです。
おら、おら、はよ、決めてや!
おら、おら、おら、とせっつくのです。
など、いろいろな感情を引っぱり出します。
3.道徳に反する
そして、中途半端な優柔不断な行為は、道徳に反する行為となるのです。
他の人に迷惑をかけ、自由や時間を奪います。
ほんま、はよ決めてほしいねん。
待たされるの迷惑やねんで。
優柔不断を解消する技!
このような最悪な優柔不断は何とかしないといけません。
実は、解消する技があります。
それは、大きな声では言えないのですが、
こっそりと小さい声なら言える技です。
ふくネコ
これです!
賭け事だと思ってみる!
あほちゃうか!
賭け事なんて
そんな無責任なことよう言うわ!
読者をバカにしてるんか?
って考えちゃったのなら、ごめんなさい。
この技は、自分の機能しなくなった「意志決定の力」を無理やり引っぱり出す方法としては最適なのです。
なんと言っても、一か八かの賭けで、最終的には決断することができるからです。
ふくカエル
最後は直感かもしれない、偶然かもしれないですが、とりあえず決断して行動に移せることは確かになります。
非常に成功率が高い方法なのです。やってみると実感できます。
人は「えい!や~!」と決めたら、重い腰が動くものなのです。
ふくカエル
110.優柔不断は最悪である 2
アラン先生の知恵とは?
優柔不断は最悪である
【根拠はこれなの!】
行動を思い描くだけではなんにもならない。すべてが変わらないままである。
夢ばかり食う人
夢や理想ばかり思い描き、人に語る人がいます。
夢を食う獏(ばく)人間です!
ふくカエル
残念なのですが、この状態も紛れもなく優柔不断の一種です。
結局のところ、どんなに立派なことを思い描いたとしても、
何一つ行動を起こしていない状態なので、
客観的に見れば「迷ているだけの優柔不断」にしか見えないからです。
何一つ変わらんよ!
結果的に優柔不断なので、現実は何一つ変わりません。
人からは、
口だけ野郎じゃん!
やるやる詐欺やな!
などと陰口を叩かれます。
自分もどんどん追い込まれて、ネガティブな状態になります。
こうなったら、一か八かだ!
こうなったら、一か八かです。
やってやろうぜ!
まずは、行動だ!
あれこれ思い描き、悩むくらいなら、行動に移してからトライアンドエラー(試行錯誤)で切り抜けるのが賢いです。
失敗したくない?
失敗したら困る?
失敗したら恥ずかしい?
笑われるから、嫌だ?
そんなもの、失敗したら建て直せばいいだけです。
笑われたら、無視すりゃいいのです。
失敗した人を見て笑う奴は、ほとんどが自分では行動しない奴です。
自分では行動しないくせに、あとから難癖をつけてくる卑怯な奴なんです。
ふくカエル
人の失敗を見て笑う奴は、人の努力や苦労を想像できない「ちょっと脳みそが薄い人」なんだと思うのが一番です。
そんな奴は、自分がしたように、後で必ずバカにされて笑われるんです。
あのねえ、
ここで言ったことは
ほんまやねんで。
だから、気にせんでいいよ。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第4章「行動について」から、テーマ106から110までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。