言葉を厳選してみたよ 29
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第6章 仕事について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第6章の141~145について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
141.仕事を楽しむ
アラン先生の知恵とは?
ここでも、おとなしく言われるままになるのではなく、自ら行動することが重要なのだ。
【根拠はこれなの!】
仕事は唯一の楽しいことであり、それだけで完全な満足感が得られるのは仕事しかない
仕事が楽しいと・・・
実はです。
あまり受け入れられない事実なのですが・・・。
仕事というものは、楽しむコツを手に入れると、
その楽しさは、他に比べようがないほどのものであり、仕事をするだけで、完璧な満足感を得られるのです。はい。
にわかに信じられへんよね?
でもこれは、ほんまやねん。
ふくネコ
ふくカエル
と言った感じです。
これは、まさしく誰もがご機嫌になれるという「プラスのスパイラルへ突入」そのものです。
ふくカエル
もう、こぎ出したら
楽しくなって
やめられへんようになるねん。
楽しくなるコツは、自分で選ぶこと
仕事を楽しくなるコツは、仕事は、自分で自由に選ぶことです。
絶対にダメなのは、
- なりゆきで決める
- 他人任せにする
といった、いい加減な選び方です。
本当に自分がしたいことは何か?
を熟考をし、方向性を定めてから、今の自分にとって一番適しているものを選びます。
楽しくするコツは、自分の知識などを発揮する
次に、チャンスがあれば、自分の知識、能力、スキルを発揮するようにします。
絶対にダメなのは
- おとなしく言われたままにする
- 知識、能力、スキルがあっても活用しない
と、受け身で仕事をこなすことです。
ふくカエル
ふくネコ
自分の知識、能力、スキルは何か?
一体どんなことができるのか?
などを自己分析して、今の仕事に発揮できる場所を探します。
発揮する場所は、別に特別な仕事じゃなくてもいいのです。
雑務の場合でも同じです。
雑務を完璧にこなせる知識、能力、スキルがないか考えます。
- 時短テクニック
- 役に立つ裏技
など、仕事をスマートに楽しめる仕事術(ライフハック)を駆使してみます。
ふくカエル
さらに、開発する
さらに、発揮するだけでなく、自分の知識、能力、スキルを進化させて、開発していきます。
ふくカエル
ふくネコ
楽しくするコツは、プラスに考えること
そして、仕事を楽しくするコツは、何でもプラスに考えることです。
自分に与えられた仕事が、たとえ雑務であっても、
雑務のエキスパートに
なってやるでぇ!目指すのは、日本一の雑務係や!
ぐらいの気持ちで取りかかります。
プラス思考で毎日仕事をすると、これから先の自分にとって大切な知識、能力、スキルを身につける大きな動機になります。
ふくカエル
ふくネコ
その時は、それほど大切なことだと思えない知識であっても、将来、非常に役に立つ知識になることも普通にあるからです。
ふくカエル
ふくネコ
それにです。誰よりもテキパキと雑務処理を完璧にこなしていると、
こいつ、ただ者じゃねえぞ!
相当できる奴じゃねえか?
と、そのうち周りの人達が、そのうち気づくかもしれません。
徐々に「存在」が目立つようになり、
いつの間にやら、その仕事の「逸材」になっているかもしれないよね。
仕事にとって大事なこととは?
仕事を楽しむことができたら
どんな苦も楽になるねんで。これを知ってると、
人間力が強くなるで!
142.困難こそ喜びをもたらす
アラン先生の知恵とは?
繰り返すが、じっくり考えさせられるような困難が、喜びをもたらすのだ。
【根拠はこれなの!】
仕事が次から次へとつづき、ひとつの収穫が次の収穫を生み出していく ― そこには、拘束されずに自分で働く、自営農夫の幸せがある。
仕事がつらいときに、気づくこと
仕事がつらいときに、是非とも気づいて欲しいことがあります。
それは、これです!
困難こそ、よいものである
という逆説です。
ふくカエル
たいていの人は、この逆説に声を大にして反対します。
あん!なんだと?
この野郎、舐めとんか!困難が、いいわけねえだろう?
あほとちゃうか?
と、言われそうです。
でもです。これは真実なのです。
はい。
困難は、喜びをもたらす
仕事というものは、困難を克服しやり遂げたときに、達成感や満足感という大きな喜びをもたらします。
これは、気楽な仕事をやり遂げたときの喜びよりも、格段に大きいです。
ちょちょいのちょい!
と、やった仕事の達成感や満足感よりも、
う~ん、う~ん
と、苦労した仕事の達成感や満足感のほうが、味わい深いのです。
困難は、機会を与える
それにです。困難がもたらすのは「仕事の喜び」だけじゃないです。
いろいろな能力を身につける機会を与えます。
たとえば、
- 困難にブレない軸(自信)
- 途中であきらめない忍耐力
- 勇気もって立ち向かう「意志の力」、原動力
などの能力を身につけることができるのです。
さらに、仕事そのものが続く
さらに、困難によってもたらされた
- 仕事の喜び
- いろいろな能力
によって、仕事そのものが次から次へと続くことになります。
ふくカエル
質が上がるから
これは、困難を乗り越えていく度に、自分の仕事の質がどんどん向上していくからです。
仕事の質が向上すればするほど、良くてあまたの仕事人(職人)になれます。
仕事にとって大事なこととは?
ほんまに、自分にとって役立つ困難は
経験しとった方がいいねん。
困難に強い人間になれるから!
困難に動揺しない人間は何か違うねん!困難は、喜びの卵やで!
143.困難を選ぶ
アラン先生の知恵とは?
試行錯誤する余地のある難しい仕事のほうをだれでも選ぶのである。
【根拠はこれなの!】
困難こそ、まさに満足を与えてくれるものである。
あえて、困難を選ぶ
仕事選びで困ったときは、あえて困難な仕事を選ぶようにするといいようです。
なぜなら、楽な仕事は束縛されるから
なぜなら、簡単で楽な仕事は束縛されるからです。
たしかに、責任がないのでお気楽な仕事です。でも、お気楽な分、勝手な行動は許されず、自由を奪われ束縛されます。
たとえば、
- やれ、ノルマだの
- やれ、時間を守れだの
- やれ、自分の感情を殺せだの
などです。
このような束縛は、徐々に仕事に対する不平不満を生むことになります。
なので、あえて困難な仕事を選ぶ!
なので、あえて困難な仕事を選ぶのです。
もっとも、ガッチガチで解決不可能な困難を選ぶのではないです。
ふくカエル
ふくネコ
何らかの余地がある仕事を選ぶ
大事なことは、まるっとそのまま困難な仕事を選ぶのではなく、
何らかの改善の余地がある仕事を選ぶようにすることです。
たとえば、
- 自分の経験や知識を活かせる余地があるもの
- 自分の能力の範囲内で、試行錯誤ができる余地があるもの
など、何らかの余地があるものです。
自分の能力を活かせたり、試行錯誤できる余地があれば、
必ず、自分を試す過程の中で、自分が成長できる「チャンス」になるからです。
困難が変容してくる
このようにあえて困難を選び、試行錯誤をし続けていくと、どんどんと困難が変容していきます。
困難は、もはやただの困難ではなく、自分の成長を実感でき、満足感を与える代物になっているのです。
試行錯誤していくと
困難もどんどん変容して
自分の役立つものになっていくねん。
仕事選びで大事なこととは?
あえて困難を選ぶことやねん。
それが自分を成長させて、
大きな満足感を与えてくれるねん。ときに逆説は、真なり。
144.自分から進んで自由に働く
アラン先生の知恵とは?
仕事は、あらゆるものの中で最高のものであり、最悪のものでもある。自分から進んで自由に働くのであれば最高、逆に、そこに自主性がなければ最悪である。
【根拠はこれなの!】
仕事のでき具合を自分の目で実際にたしかめながら、(中略) そこから学べることに自ら進んで耳をかたむけているかぎり、人は幸せである。
最高のもので、最悪のもの
仕事は、自分の心がけ次第で、
- 最高のもの
- 最悪のもの
になります。
自分から進んで働けば、最悪は息をひそめ、仕事の最高が目覚めます。
でも逆に、人から言われたとおりに働けば、最高は消滅し、仕事の最悪が息を吹き返すのです。
進み具合は、自分の目で確かめる
自分から進んで働くには、仕事の進み具合、でき具合などをきちんと把握しなければいけません。
なので、「実際に自分の目で確かめる作業」が必要になってきます。
それには、正確に判断できる「自分の目」を養う必要があります。
ふくカエル
そのためには、進んで仕事をする
「自分の目」の精度をより高くするには、進んで仕事をすることです。
進んで仕事をしながら、細かい仕事内容に精通しておきます。
なぜなら、
- 「自分の目」(感覚)
- でき具合(実際)
との差を正確に把握し、仕事の進み具合の誤差を失くさなければいけないからです。
すると、自由を手に入れることができる
自分から進んで仕事をするようになると、自由を手に入れることができます。
自由とは、「自分の目」で仕事のでき具合を確かめながら、仕事の進み具合を自由に調整できることです。
つまりは、どんどんしたくなる
つまりは、仕事を進んですると自由度が増すので、どんどん進んで仕事をしたくなるのです。
ってな感じです。
つまるところな、進んで仕事をすると
どんどんしたくなるねん。
仕事で大事なこととは?
自分から進んで仕事をすると
それだけ、
自由な仕事が手に入ってくるねん。
これに気づくと
仕事も楽になってくるねんで。このことに気づいている人は
かなり賢いで。
ふくカエル
ふくネコ
家のお手伝いも同じやから、
自分から進んでやっていけば、
ガミガミ言われんですむし、自由にできるねん。
なによりもお母さんが優しくなるねんで。
ほんまにそうやと思わへん?
145.役に立つ仕事はそれ自体喜びである
アラン先生の知恵とは?
役に立つ仕事はそれ自体が喜びであるようだ。
【根拠はこれなの!】
その喜びは、その仕事から利益を得らえるからではなく、その仕事そのものに起因しているのである。
役に立てば、喜びが生まれる
何かの役に立つ仕事をすれば、喜びが生まれます。
- 人のために役に立つ
- 自分のために役に立つ
どちらでも構いません。
そこに、明確に誰かが喜ぶ笑顔が存在していて、それをリアルに想像することができたらOKです。
人は、動機付けられると、仕事を楽しめるようになれるのです。
この喜びは、何よりも気高い
そして、この喜びは、どんなものよりも気高いものになります。
たとえば、報酬を得られたときに感じる喜びよりも、清くて美しいのです。
ふくカエル
誇りと使命感を感じる
この喜びを経験すると、自分の仕事がいっそう意味あるものになり、誇りや使命感を感じることができます。
ふくネコ
人生を支える喜びになる
さらに、こういった仕事の喜びは、自分の生きがいもなり、自分の人生を支えるものにもなるのです。
結局のところ、
役に立つ仕事をする人は
本当の喜びを知っている人やねん。
そういうことやねん。
仕事に大切なこととは?
どれだけ人の喜ぶ顔を想像できるか?
ということが大切やねん。
それが、自分の仕事を価値あるものにして
誇りを感じ、使命感に燃えられるねん。
今のご時世は、人とのつながりが希薄になっていて、
自分の仕事が、一体、誰に役立っているのかが、
非常に分かりづらいねん。
だから、仕事しとっても、苦しくなるんやと思うねん。
人が「喜ぶ顔」や「感謝している顔」をちょっとでも想像できたら、
それだけでも、「人生の儲けものや」と思います。
ねえ? そうやと思わへん?
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第6章「仕事について」から、テーマ141から145までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。