肩甲骨を制するものはダイエットを制する
こんにちは。ふくカエルです。
今回は、肩甲骨について考えてみます。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
私は、肩甲骨を意識してから3キロやせました。3キロのうち2キロはむくみだと思いますが、背中がすっきりしてきました。
体質的にむくみやすい身体なので、背中のぷよぷよ感は、いつも悩みの種でした。
その前に、肩甲骨とは何?からちょっとかじってみます。
肩甲骨とは
肩の下の背中の中にある掌サイズの骨です。バレリーナの背中にあこがれます。あの三角形の骨です。
鎖骨、胸骨との連動
肩甲骨を動かすと、鎖骨と胸骨が動くのがわかります。連動しています。
鏡の前に立って、腕を後ろにひくと首の胸鎖乳突筋が動くのが分かります。
骨盤との連動
背骨を通じてつながっているので、相互に連動して動いています。
床に足を延ばして座り、肩甲骨を動かすと、骨盤が動くのが実感できます。骨盤との連動に意識していくと下半身がやせてきます。
姿勢が良くなってきます。猫背が改善します。
血液、リンパの流れ
リンパとは、老廃物や余分な水分を回収する役割があります。
血液が全身を約40秒かかって一周するの対して、リンパはリンパ節を経ながら、8~12時間かけてゆっくり全身を一周します。
リンパは、老廃物を排出するものです。
また、体の中には8つのリンパ節があります。
- 鎖骨にある「鎖骨リンパ節」
- 脇の下にある「腋かリンパ節」
- アゴの下にある「顎下リンパ節」
- 腹部にある「腹部リンパ節」
- 脚の付け根にある「そけいリンパ節」
- ひざ裏にある「膝かリンパ節」
- 耳の前にある「耳下腺リンパ節」
- 肘にある「肘リンパ節」
肩甲骨を動かすことによって、リンパの流れもよくなってきます。
リンパの流れをよくすることでむくみが消えていきます。
腕を動かすと、鎖骨にある「鎖骨リンパ節」と脇の下にある「腋かリンパ節」が刺激されます。
リンパの流れを、更に促進します。
鎖骨リンパ節の流れをよくしてあげると、顔の老廃物が流れていくので、フェイスラインが引き締まってきます。
筋肉
最大の筋肉は僧帽筋です。
- 背骨と肩甲骨をつなげる
- 後頭筋(頭の筋肉)につながり
- 頭の筋肉は、顔の筋肉につながる
- 僧帽筋を鍛えると、相乗効果として、顔のフェイスラインをアップが期待できる
これはぜひ鍛えるべきです。私は、背中を意識するようになってから、法令線が薄くなってきました。
ブルドックのような頬のたるみが減ってきたからかもしれません。
肩甲骨へのアクセスの仕方
脳からアクセス
筋肉痛は痛いものですが、筋肉痛になることによって、
- 痛さが脳に伝達され、
- 脳が筋肉を作くるように指令を出し、
- 筋肉をつくる
というプロセスがあります。
痛みを感じなければ、脳が認識しないので筋肉はつくれません。
痛みを感じることが筋肉を作る上で、非常に大事なのです。
同じように、肩甲骨が動くように意識することが大切です。脳から指令するのです。
肩甲骨を動かす度に、「私は今、脳で意識する」と思うことだけでも、効果に大きな差がでてきます。
一度試してみてください。
毎日「意識していく」のと「無意識なの」では、体のラインの変化が随分違ってきます。
骨と筋肉からアクセス
背骨を経て骨盤に連動しています。肩甲骨が動かすと骨盤が動くのが感じられます。
足を伸ばして座って、腕を前後に動かしてしてみてください。骨盤が大きく前後に動きます。
この運動は、同時に腸腰筋を動かすことになるので、お通じの調子が良くなります。
血液・リンパからアクセス
心臓の裏側には、背骨に沿ってたくさんの血液リンパが流れています。
肩甲骨を動かすと血液の巡りがよくなります。
冬なら、「カイロ」を肩甲骨あたりに貼ると血流が良くなるので、体がすぐに温まってくるのが分かります。
サウナの後に冷水を背中にかけると、肩甲骨のあたりがポカポカするのもそうです。
具体的方法
ながら運動が基本です。仕事をしながら、歩きながらです。
大事なことは、肩甲骨を動かしている時に、「今肩甲骨を動かしている」という意識をもつことです。
これで80%は達成です。
ボート漕ぎ運動
ボート漕ぎ運動がとっても有効でした。まず、腕が細くなってきます。
次に、だんだんと背中がスッキリとしてきます。
詳しくはこちらをご覧ください。
どうにかしたい背中のお肉。私が1年間やって効果が出た3つのこと。
背泳ぎ運動
背泳ぎ運動も有効でした。背泳ぎのように腕を後ろに回して戻す動作です。ゆっくりするのがコツです。
筋肉を伸ばすことを意識して大きく回すとさらにいいです。
私はたくさんできないので、左右10回程度、気がついた時にしています。
掃除機かけながら運動
掃除機運動もやっています。掃除機をかけたり、クイックルワイパーをかけたり、などの動作の時に、
腕をできるだけ遠くまで伸ばす。
肩甲骨を動かす。
を意識します。
8畳ぐらい部屋だと100回以上腕を伸ばすことになるので、すごく背中の筋肉に効きます。
最後に道具に頼る運動
ゴムのフィットネスです。気の向いたときにやってます。飽き性の方にはもってこいです。
壁でストレッチ
壁を利用するストレッチがとっても気持ちがいいです。
猫が背伸びをするような感じで、壁に両手万歳の形で手をついて背中の筋肉を伸ばすようにします。
20秒から30秒程度でOKです。気持ちよくなったら正解です。
ざっと説明しましたが、基本は3つの運動と1つのストレッチです。
今日したから明日すぐに効果が出るというものではありませんが、
1カ月するとなんだか変化があらわれてきます。
効果
- 体重が3キロマイナス
- 猫背が治る。姿勢が良くなる
- 腕が細くなる
- 背中がすっきりする
- フェイスラインが引き締まってくる
- 首のしわが薄くなる
- 法令線が薄くなる
まとめ
肩甲骨を意識して生活すると、健康にもなりますし、姿勢が良くなります。
そして、ダイエット効果があります。
脂肪が燃えたのではないかもしれませんが、むくみを軽減することによって、背中がすっきりとしてきます。
ふくカエルには効果がありました。ふくカエルは、右の脇の腋かリンパ節を検査の時に切除しているので、若干右腕がむくみやすい体質です。
そんな私でも効果があったので、一度試してみてください。
ふくカエル
ふくネコ
最後までお付き合い下さいましてありがとうございます。
ふくカエルでした。