信頼できる人と付きあう
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
人間関係で悩む
人間関係で悩んでいる人に朗報です。
バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」では、
人間関係を良好にするために、どのような人物とつきあったらいいのかについて5つの知恵を授けてくれています。
5つの指南のうち4つ
「賢人の知恵」自分をよく見せたいときに、覚えておくといい知恵とは?
「賢人の知恵」絶対に聡明な人と付き合うべきだよ!と思う理由について。
「賢人の知恵」どうやっても敵わない人物が現れたら、すること。
今回の、人間関係を良好にする知恵はこれ!
今回の知恵はこれです!
信頼できる人とつきあう
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
人間関係を良好にするために付きあうといい人物とは、
信頼できる人
です。
信用とは
「信用」とは、その人が過去に作り上げてきたモノや業績に対して、「これは大丈夫」と思うことです。
信頼とは
「信頼」とは、過去の作り上げてきたモノや業績という信用をみて、
- 「この人なら、仕事を任せても大丈夫」
- 「この人なら、秘密を打ち明けても大丈夫」
と期待することです。
言葉で表すとモヤモヤとするので、図に書いてみました。
時系列に考えると、過去の信用、将来の信頼です。
なぜ、信頼できる人と付きあった方がいいのかな?
美徳を持ちあわせているから
なぜなら、信頼できる人は美徳を持ちあわせているからです。
美徳を持ちあわせているので、
- 社会性(他人との関係で、社会生活を重視する性格)
- 道徳性(人として社会的ルールを守り、よりよい生き方を目指す性格)
などがあり、自らの言動に注意を払うことができる人物です。
なので、非常に安心できます。
そもそも徳とは、その人が生まれもった人間性に、
生きていく上で、身につけていく社会性や道徳性が加わったものです。
美徳とは、その徳としての最も望ましい精神のあり方をいいます。
言動が正しいから
また、信頼できる人は、言動(言葉や行動)が正しいからです。
言動(言葉や行動)に矛盾がなくブレることがないので、安心できるのです。
そもそもです。もし、言動が矛盾だらけでハチャメチャだったら、
多くの人から信頼されないです。
信頼されているということは、それだけ言動に矛盾がないことになります。
行動を予測できるから
さらに、信頼できる人は、その人の行動を予測できるからです。
先の例でいうと、相手の言動に矛盾があるときは、
- 余程の理由がある場合に限られる
- 熟考を重ねた上での言動である
ことなどが予測できます。
あるいは、どんなに互いの議論が白熱したとしても、
- 相手が暴挙に出る(暴力に訴える)というこは絶対にない
ことが予測できます。
この人は、どんなに意見で衝突しても、
あくまでも節度を守る人である
という信頼感があるのは大きなことです。
そもそもですよ。
議論の最中に「興奮したら何する分からない恐ろしい人物」と議論の熱い争いなんてできるはずがないからです。
こんな、いつ切れるか分からんやつと
真剣勝負の議論なんて
できるかよ!
ってなことなのです。はい。
真の協力関係を築ける
それにです。
信頼できる人とは、真の協力関係が築けるからです。
なぜなら、
- 美徳を持ちあわせている
- 言動が正しい
- 行動を予測できる
- 社会的信用がある
からです。
また、お互いの言動はそのまま社会的信用に関わることなので、相手の社会的信用を汚さないようにブレーキがかかるからです。
なので、
- 不意打ち
- 無謀な行動
- 裏切り行為
といった相手の信頼に背くような行動に至りません。
実は、世間から社会的信用を獲得するには、長年の相当な努力が必要とします。
ふくカエル
ふくネコ
なのですが、
このような社会的信用を失うときは
ほんまに、一瞬です!
非難されるべき失態を犯せば、あっという間に崩れ去ります。
ふくカエル
なので、社会的信用の大切さを知り尽くしている人物ほど、
社会的信用をわざわざ傷つけるような「非常識で無茶な言動」をしないものなのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
信頼できる人とだけ行動を共にする
信頼しあえる人とだけ行動をともにしよう。
まず、信頼できる人(美徳のある人)を見つけたら、その人とだけ行動を共にするようにします。
落ちぶれた人とは関わりあいを持たない
落ちぶれた人は失うものが何もなく、守るべき信用もない。こういう人と真の協力関係を築けないから、かかわりを持たないほうがいい。
逆に、落ちぶれた人(美徳がない人)とは関わりあいを持たないようにします。
社会性や道徳性が欠如した人物は自分の言動を正そうとしないし、相手の立場や社会的信用を考えないからです。
そのときの気分で言動が激変するので、
ひょっとしたら、
この人は、裏切るかもしれない!
危ないかもしれない?
という不安がいつも付きまとうことになり、間違いなく人生を狂わせられます。
信頼できる人とつきあうと、どうなるのかな?
建設的な議論ができる
信頼できる人と付きあうと、建設的な議論をすることができます。
- どんなに感情的な議論になったとしても
- 意見の相違が生じてしまったとしても
互いに節度を保てることができます。
人間関係がより良好になる
次に、人間関係がより良好になります。
成功も近くなる
また、真の協力関係を築くことができるので、自分の成功がより確実なものとなります。
互いの社会的信用がかさ上げしていく
そして、信頼できる人と付きあうと、互いの社会的信用がかさ上げしていきます。
互いに相手の社会的信用にお墨付きを与えるからです。
たとえば、
この人は信用できる人です!
と紹介してもらば、
そうなんや!
あなたがそう断言するのやったら、
信頼してみよか!
と、本来なら長い年月を必要とするものであっても、比較的容易に新たな信頼を得ることができるのです。
相手の社会的信用が、自分のこれから先の信頼を保証してくれるからです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりあいについて」
「No.5 信頼できる人とつきあう」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人間関係を良好にするには、信頼できる人と付きあうことです。
- 信頼できる人は、美徳を持ちあわせており、真の人間関係を築くことができるからです。
- 信頼できる人とだけ行動を共にすることで、建設的な議論ができ、より一層社会的信頼を得ることができます。
信頼できる人と付きあうといろいろと助かります。
そやけどです。
そもそも信頼できる人は、信頼できる人しか相手にしません。
そやから、自分が信頼できる人にならなアカンことは大前提なのです。はい。
信頼できる人と付きあえると「真の協力関係」を築くことができるそうです。
そうなんやったら「信頼できる人と付きあいたいわぁ!」と思てんけど、今、気がついてん!
そもそも信頼できる人は、信頼できる人物しか相手にせえへんことに…
そやから、先に自分が信頼できる人物にならなアカンことに…🐸 pic.twitter.com/Tkz7g8SDKJ— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) August 17, 2020
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。