「幸福論」言葉を厳選してみたよ 3
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第1章 不安と感情について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第1章の11~15について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
11.感情や不安は、病気の一種にすぎない 3
アラン先生の知恵とは?
感情は不安は、病気の一種にすぎない
【根拠はこれなの!】
デカルトは、感情がまったくの一精神でありながら、体内活動に左右されることを明らかにしている。
身体の中に意識を向ける
感情の起伏が激しいときは、「心の調子」よりも、
今一度、自分の「身体の調子」に意識を向けるのがいいです。
実は、反対なのです!
ほとんどの人は、
感情が、後々の「身体の調子」を狂わせ、さらに深刻な体調不良を引き起こすと考えています。
でも、これって、実は反対なのです。
「身体の調子」の悪さが先にあって、感情に影響を与えるのです。
「身体の調子」が悪いと、気分が悪くなって、感情の起伏が激しくなるのです。
もっと言えば、
「身体の調子」が悪いと、感情の起伏が激しくなって、さらに「身体の調子」が悪くなるのです。
多くの人はこのことに気づかず、感情で失敗しちゃうのです。
自分の「身体の調子」を整えることは、本当に大事なのです。
ふくカエル
もし・・・?
もしもです。
とても感情の起伏の激しい人に遭遇したら、
今、この人は「身体の調子」が悪くて、
ナーバスかもしれん?
と思って、そっとそばを離れましょう。様子を見ましょう。
離れるが勝ち!
そっとのぞき見するねん
12.感情や不安は、病気の一種にすぎない 4
アラン先生の知恵とは?
感情と不安は、病気の一種にすぎない
【根拠はこれなの!】
心配や恐れについてもし生理学的に念入りな研究をしたら、この両者がともに病気であり、しかもほかの病気と結びついて、その病気を悪化させることがわかるはずだ。
ダブルの病気
心配や不安などのネガティブ感情は、一種の病気だと考えてみます。
病気だと宣告された人は、一度に心と体のダブルの病気になります。
ダブルの病気をかかえるので悪化するのです。
ふくカエル
薬がないから、エライ目にあうぞ!
たかが病気、されど病気なのです。
心配や恐れという病気を舐めてとったら、エライ目にあいます。
心の病気につける薬がないので、基本は自分で頑張って治療しなければなりません。
一旦病気になると、本当に完治するまでツライ日が続きます。なので、最初から病気にならないことが大事なのです。
13.病気のまねごとではなく、健康のまねごとをする
アラン先生の知恵とは?
病気のまねごとではなく、健康のまねごとをすればいい。
【根拠はこれなの!】
それでも、礼儀正しく行儀のよいしぐさが健康とつながっていることは間違いない。
こうなったら健康のフリする
自分の心配や恐れで、自分の身体の病気が悪化しちゃうと大変です。
なので、こんなときは「健康なフリ」をして、自分を救い出します。
一番の方法は、礼儀正しく振舞うことです。
礼儀というと、ほとんどの人が億劫になりますが、
実際に礼儀正しく振舞ってみると、「これが一番の方法だ!」と気づきます。
だって、健康じゃないと、
礼儀正しく振舞えないのです!
たとえば・・・
- 背筋をちゃんと伸ばすこと
- いつも挨拶ができること
- 気配りができること、など
どれをとっても、身体の調子が良くないと、五感が冴えてないとできません。
自分が健康じゃないと、
背筋に力をいれてシャキッとできないし、
ダラダラ、ぼーっとしているから、挨拶がいい加減になるし、
自分の気分が悪いことで必死なので、周りのことなんて気配りできる余裕がないからです。
礼儀正しくする態度こそが、
健康の証拠なのです!
礼儀は健康とつながっとるねん!
14.想像力は身体に直接影響をおよぼす
アラン先生の知恵とは?
想像力は身体に直接影響をおよぼす
【根拠はこれなの!】
想像力による影響は、きまってまず身体の中にあらわれるのだ。
実は、ダイレクトなのよ!
実は、想像力というものは身体の中に直接影響するのです。
なので、ネガティブな想像力になると、ダイレクトに大きなダメージを与えてきます。
ふくカエル
ふくネコ
なので、要注意です。
不安、恐れ、緊張などを想像は、自分の身体の中に直接影響を及ぼし、身体の機能を誤作動させます。
たとえば、失敗すると想像すれば、失敗するように身体の中が動き出します。
コップから水をこぼすかもしれないと強く想像すれば、緊張しちゃって、本当に水をこぼすのです。
えっつ? なんで?
なんでなん?
想像力の影響力のすごさをちゃんと理解して、間違った使い方をしないようにするのが大切です。
想像力って天使にもなるけど、
恐竜にもなるんよ。
15.身体の役割を知る
アラン先生の知恵とは?
身体の役割を知る
【根拠はこれなの!】
生きている肉体のほうが魂よりずっと立派である。
みんなが忘れていること
人は「魂」をもてはやします。
そりゃ、スピリチュアルじゃ!
なんじゃ!かんじゃ!
と「魂」を磨くことにえらく必死です。
でもですよ!
実際、頑張っているのは、自分の生きている肉体なのです。
魂だけじゃ、何一つできません。
このことをウッカリ忘れております。
魂だけだと、こんなに不便!
まず、五感がないから、
熱いのも、寒いのも感じられないです。
こんなこと感じられへん。
次に、実体がないから、
「ここにおるで!」と、どんなに叫んでも誰も気づいてくれません。
なんで、気づいてくれへんの?だって、
お前さん「過去の人」
なんやもん!
あたしら見えへんねん。
となる。
また、表現する手段がないから、
すごくいいことを思いついても、感じても、何も表現できないのです。
ふくカエル
せっかく、ええこと
思いついたのに・・・
魂だけやから、SNSできひん!
となる。
さらに、苦しい試練にもがき苦しんで、克服するのも、生きている肉体があるからこそなんです。
不屈の路を歩むねん!
リアルな体験は肉体があってこそ!
大切にすべし~~!
もっと、生きている自分の肉体の役割を理解して、
もっと、大切にしたほうがいいです。
なんだか、粗末にしている人が多いような気がするのです。はい。
健康な肉体は、
生きていく上で
一番失ってはいけないもの
なのです。
この宝物に気づいていない人が多いような気がします。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第1章「不安と感情」から、テーマ11から15までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァートゥエンティワン)によりました。