大声でわめき散らされたときに、すること
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第5章 人とのかかわりあいついて」
「No.128 相手にしない」
相手にしない
実際、どんな悪口も、ちんぷんかんぷんのたわ言でしかない。
アラン先生「幸福論」より引用
わめき散らされる
ところで、人からわめき散らされたことありますか?
「わめき散らす」とは、あたり構わず感情的になって大声を出して騒ぐことです。
ふくカエル
特徴としては、感情が高まっているので、悪口の限りを尽くしてののしります。
たとえば
- 下品な言葉 〇〇とか、✕✕とか。
- 聞くに堪えない言葉
- 口汚い言葉
- 差別的な言葉
- 嘘や狂言だらけの言葉
- 侮辱的な言葉
- 屈辱的な言葉
など、並びたてて、誰彼もなく罵倒するのです。
もう、いやや~!
あほんだら~!
ええ加減にせえよ。
ってな感じです。
ふくネコ
カエル風アラン先生の言葉
でもです。
やっぱり、わめき散らす人に遭遇すると難儀です。
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
大声でわめき散らたり
罵倒したり
こき下ろしたりする人っておるねん。
こういう人は、
自分の感情から逃げれない
どうしようもない状態に
立たされているだけやねん。
そやけどな、
わめき散らされる側としては
たまらへん。
こんなときにいい方法が
あるねんで。
教えとくな。
わめき散らされたときにすることは、これ!
これだよ!
大声でわめき散らされたときにすることは、これです。
相手にしない
これにつきます。
あっ、そうでっか!
分かり申した!
と、軽く受け流すねん。
ふくカエル
なぜ、相手にしないのが、いいのかな?
相手にしてもムダだから
どうしてかと言うと、相手にしてもムダだからです。
ふくカエル
人は、一度わめき散らし始めると、自分の感情が落ち着くまで止まりません。
ふくカエル
ふくネコ
怒りを発散したいだけだから
それにです。
相手は、ストレスや怒りを発散したいだけだからです。
たいがいは、こちら側に危害を加えようとまでは思っていないです。
ふくカエル
なので、興奮状態の相手を刺激して、
よからぬ感情を引き出さないように、首を突っ込まないほうがいいのです。
ふくネコ
意味など全くないから
さらにです。
相手がわめき散らす言葉自体には、意味など全くないからです。
たとえ、その言葉がどんなに辛らつな言葉であってもです。
特別な意味などありません。
ただの思いつきです。
感情的になって非常に興奮しているので、思いついた言葉を片っ端から口汚しくののしっているだけです。
ふくカエル
望んでいないから
もっとも、
ほとんどの人は、わめき散らすことで頭がいっぱいで、
何も「人間関係を破綻させる」ことまで望んでいません。
冷静になると、決まって、
そんなつもりで
言ったわけじゃないねん!
僕、どないかしとってん。
ごめんな。ごめん。
と、言い訳に走る人が多いのです。
じゃあ、相手にしないとは、具合的にどうすればいいのかな?
いちいち理解しようと思わない
わめき散らしている人に遭遇したら、
まずはいちいち相手の発する言葉に反応して、理解しようと思わないことです。
感情的にならない
次に、いちいち相手の感情につき合って、こちらも感情的にならないことです。
負の感情は連鎖します。
なので、言葉を聞かない
なので、相手が興奮して言い放つ言葉を意識的に聞かないことです。
わめき散らしている状態は、
- 相手は興奮して異常な状態であること
- 自分には関係のないこと
- 相手にすれば、こちらも興奮するもの
をしっかりと自分に言い聞かせます。
もう、聞かへんぞ!
聞くだけムダやし、損や!
で終わらせるのが一番です。
そやけど、共感はする
とは言っても、感情的にならないようにしつつも、共感はするようにします。
共感するとは、相手の悲しみを冷静に理解するけれども、一緒に落ち込まないことです。
たとえば、
この人はストレスや怒りを発散しているだけだ!
人を傷つけたくないから、大声でわめいているだけだ!
と、分析します。
できるのなら優しい気持ちで見守ります。
限界が来たんやなあ。
そやから、ぶちまけたいんやな。
と、一定の理解は示すようにします。
実は、共感することは大事なのです。
共感は相手のためだけじゃないのです。自分のためでもあります。
共感することで、自分の中にも同様な状態があることを認められるからです。
自分にも同じようなところが
あるよな!
と思うことで、相手の状態を認める寛容さを自分の中から引き出せるのです。
すると心が落ち着いて、冷静さを取り戻せます。
この作用は大きいです。はい
そして、逃げて、隠れる
究極は、わめき散らしている人に遭遇したら、逃げて、さっと隠れます。
わめき散らしている人の唾が、かからない程度に物陰に隠れておきます。
相手がわめき散らすことを止めて冷静になるまで、できるだけ一人にさせます。
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
あほらしいことに気づく
するとです。
わめき散らしている人を相手にすることが、ほんまにあほらしいことに気づきます。
気楽になる
わめき散らしている人に遭遇したら、
ちょっと共感はするけど
わたしは、相手にしいひん!
と、あらかじめ自分のするべき態度や行動を決めておくと、
どんな人に遭遇しても、相手に引きずられることなく、冷静に対処することができます。
すると、随分と気楽になれます。
まとめてみたkerokero
- 大声でわめき散らしている人に遭遇したら、することは相手にしないことです。
- どんなに辛らつな言葉を吐いていても、興奮して感情的になっている人には、その意識がないからです。
- 大声でわめき散らして人に遭遇したら、あらかじめ「とるべき態度や行動」を決めておくと、気が楽になります。
でもです。
このわめき散らすことですが、結構、誰にでもあることなのです。
たとえば、ストレスからくるものです。
人はストレスがたまって、にっちもさっちもいかなくなり限界に達したときに、わめき散らしたくなります。
あほんだら~~!と叫びたくなるのです。
また、たとえば、怒りからくるものです。
人は、怒りが頂点に達し、怒りの矛先をどうしたらいいのか混乱したときに、わめき散らしたくなるのです。
これは、理不尽な上司に、毎回、毎回仕事を丸投げされたときによく起こります。
心の中では、上司に反撃してみそくそに叩きのめしたいのです・・・
が、
その怒りをグッと堪えて我慢して、代わりに
こんちくしょう!
こんな仕事やめてやら~~!
お前ら全員
地獄に落ちるといいねん!と、わめき散らしたく
なるのです。
結構、誰にでもあるんです。
実は、このわめき散らすことで、
人は、ストレスや怒りなどを発散させ、
ストレスや怒りなどで、相手に直接に危害を加えないようしています。
ふくカエル
お互いの生命を危険にさらさないようにして、種を守るのかな?
実は、わたしもストレスや怒りがピークに達しそうになったときは、
一人でカラオケにいって大声で歌ってます。はい。
まあ、言ったらあれなんやけど。
しゃ~ないなあ。
お互いさまって面があるねんよ。
そやけど、できるだけそんな醜態はさらけ出したくないし、見たくないよね。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。