仕事を選びで困ったら、考えて欲しいこと。
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第6章 仕事について」
「No.143 困難を選ぶ」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
困難を選ぶ
困難こそ、まさに満足感を与えてくれるものである。
アラン先生「幸福論」より引用
仕事を選ぶ?
ちょっと前までは就職難でした。
「氷河期」と呼ばれて、苦い水を飲まされた人がたくさんいて、「仕事を選ぶ」なんて御法度でした。
それから時が経って、現在では「売り手市場だ」と言われています。
30年3月大学卒業者の就職率は98.0%で過去最高らしいです(厚生労働省発表)。
なのですが、実は、大手企業などは依然飽和状態です。
1000人以上の大規模企業の求人数はほとんど0に等しいです(下のグラフの青緑の部分です)。
【出典:厚生労働省 労働市場における人材確保・育成の変化(平成25年度版)】
この傾向は、今後も続き、AI(人工知能)が導入とともに、もっと加速すると予測されています。
企業ブランドやイメージにぶら下がるよりも、本当の意味で、自分の能力にあった仕事を求める時代になってきてると思うのです。
ふくカエル
えへへ。
カエル風アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
そうやねん。
仕事を選ぶのも
めっさ重要になってきてん。
だから、ちゃらんぽらんに
選んどったっら、
エライ目に会うでぇ。
その時はええけど、
あとから絶対に後悔するねん。
そうやから、
仕事選びで困ったら、
考えて欲しいことがあるねん。
考えて欲しいこととは、これ!
これ!
仕事選びで困ったときに、考えて欲しいこととはこれです!
あえて、困難を選ぶ
あえて、難しい仕事を選ぶ
です。
仕事を選ぶ基準を、簡単で楽な仕事よりも、あえて難しそうで困難な仕事を選ぶようにして欲しいのです。
でも、なぜ楽な仕事を選ぶとダメなのかな?
自由や創造性を奪われてしまうから
まず、楽な仕事をすると、自由や創造性などが奪われてしまうからです。
たしかに、楽な仕事は、本当に楽です。なんの問題も気にせずにできます。
ふくカエル
制約され、拘束されるから
でも、仕事が楽な代わりに、いろいろと制約され、拘束されることになります。
たとえば、依頼者や上司の言いなりに仕事をしなければなりません。
- ノルマだったり
- 勤務時間
- 休憩時間
- 勤務態度
だったりと、本当にいろいろと強制されたり、制約されるのです。
ふくネコ
たとえばやねんけど、
どんなに口汚く罵倒されたり、暴力を振るわれたりと、
人として許されない態度をとられても、
「相手は、お客様だから謝罪しなければならない」
という、非常に変てこりんなルールが作られるねん。
でもです。新人さんは、仕事を覚えるまでは我慢だよ。
最初は、仕事の「仕事のしの字」も分からなくて、何もできないからね。
なので、まずは仕事の「いろは」を教えてもらって、それを覚えるまでは、教育係の人の指導に従ってね。
ここでのアラン先生の話は、自分にある程度「実力」がついてからのお話なのです。
なので、社会人としての基礎力を身につけてね。
ちなみに、社会人基礎力ってこんなものらしいよ。
- 働きかけ力
- 創造力
- 主体性
- 課題発見力
- 発信力
- 計画力
- 情況把握力
- 実行力
- 柔軟性
- ストレスコントロール力
- 傾聴力
- 規律性
【参照:厚生労働省 労働市場における人材確保・育成の変化(平成25年度版)】
不平不満が出てくるから
そのうち不満不平が出てくるからです。
いくら仕事が楽でも、いろいろと制約されたり拘束されたり、強制されたりすると、ストレスがたまるのは仕方がないです。
ふくカエル
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
困難を選んでみる
まずは、困難を選んでみます。
むやみやたらに困難を選ぶのではないです。
- 自分にとって役立つ困難
- 試行錯誤できる余地がある困難
だけを選ぶようにします。
何でもかんでも降りかかった困難すべてを選ぶのでは、決してないです。
どんなに立ち向かっても、自分が潰されるだけの困難は、始めから避けるようにします。
ふくカエル
ふくネコ
次に、ヘタレないこと
次に、どんな困難に遭遇しても、へこたれないことです。
自分の中にある柔軟な発想やストレスコントロールする力を駆使して、困難を乗り越えます。
試行錯誤に努める
また、乗り越えるためには、自分の実力を信じることです。
そして、試行錯誤に努めます。
ふくカエル
ふくネコ
PDCA(ピーディーシィーエイ)
これは、慎重な計画づくりや計画の確実な進行を重要視する方法です。
OODA(オーオーディエイ)
これは、柔軟な判断や素早い実行を重要視する方法です。
人間関係に悩むよりも、スキル(技術)習得を重視する
さらに、大事なことは、
仕事上の人間関係に悩むよりも、スキル(技術)を取得するほうを重視することです。
まずは、スキル(技術)を身につけます。
人間関係に悩む時間は、ムダな時間だとバッサリと切り捨てます。
頭の中で「ムダなコストや!」と思って
バッサリと切り捨てるねん。
ふくカエル
しょせん仕事上の人間関係は、自分の相性の良し悪しには関係なく集められた人達です。
なかには、自分との相性の悪い人もいるのが当然です。
ふくネコ
全ての人と仲良くなれる、ましてや相性の悪い人と仲良くなれるなんて、そんな調子のいいことはないです。
なので、ここは、最初から妙に親しくなることばかりに専念せず、
適度な距離感を保ちつつ、自分のするべきことに専念したほうがいいと思います。
自分が今するべきこととは、困難な仕事に従事しながら、
困難を克服するスキル(技術)を習得することだと優先順位を意識してみます。
ふくカエル
ふくネコ
迎合とは、自分の考えを曲げても、人の意見に従って、気に入られようとゴマをすることです。
焦らない
もっとも、人間関係を構築することに焦らないことです。
そもそも、人間関係なんて、自分の置かれている環境によっていろいろと変化していきます。
たとえば、信頼関係です。
まだまだ半人前で仕事ができない状態の自分よりも、一人前の仕事ができる状態の自分のほうが、より強い信頼関係が生まれます。
信頼関係があるのとないのとでは、人間関係も劇的に変わってきます。
ふくカエル
だから、最初から焦らず、「良好な人間関係は、自分が信用、信頼を得てからでも、構築すればいい」と思い直します。
半人前のときに、ひどい仕打ちを受けて、相当ダメージを受けたとしても、
一人前になったときに振り返って見ると、それほど気にならなくなっています。
今の自分の能力が相手のそれよりも上回っているのであれば、なおさら気にならなくなってます。
ふくカエル
ふくネコ
半人前の自分が、晴れて一人前になったときに、このことを痛感します。
そうすると、どうなるのかな?
達成感や充実感を味わえる
仕事を選ぶときに、楽なものよりも、あえて難しくて困難なものを選ぶようにすると、
ゾクゾクするような達成感や充実感を味わえることができます。
ふくカエル
例えるとしたら、
サウナで、め~いぱい汗をかいた後の「ビールの味」に近いです。
ぷっは~!
とても成長する
それだけじゃないです。
楽な仕事を選ぶより、困難な仕事を選ぶようにしていると、飛躍的に自分自身が成長していきます。
ビックで
イケている自分に出会えるよ!
まとめてみたkerokero
- 仕事選びに迷ったら、困難な仕事を選ぶようにします。
- 改良の余地がある方を選びます。
- 試行錯誤する余地がある方を選びます。
- 自分が成長できるし、ゾクゾクするほどの達成感と充実感を得られるからです。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。