野心に燃えているときこそ、必要なものとは?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第4章 行動について」
「No.98 本当の解決策とは、どうしたらいいかがわかっていること」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
本当の解決策とは、
どうしたらいいかがわかっていること
なにかにがっかりして落ち込んでいるときでさえ、その不運のさなかにあってもまだ満足している。それは、解決策がわかっているからである。
アラン先生「幸福論」より引用
野心は誰にでもある!
野心とは、より良いものを手にいれるために、身分不相応な望みを持って取り組むことです。
望みは、何も権力者になりたいというものだけじゃないです。
- 成功したい!
- あんな風になりたい!
- よい暮らしをしたい!
- 新しい開発をしたい!
といった望みも含みます。
一見すると無謀な感じがしますが、
このような野心は誰にでもあり、
野心のために「自分の人生」を賭けることも一度や二度あるものです。
ただ大きすぎる望みなので、ためらったり、気が引けたりするのです。
でもです!
野心にメラメラ燃えたときは、何と言っても、
やる気マックスの自分です。
これは滅多にない「人生のチャンス」でもあり、できれば有意義に過ごしたいです。
チャンスを逃さないように、何か注意したらいいことがあるのなら、聞きたくないですか?
聞きたいよね?
カエル風アラン先生の言葉
野心に燃えちゃったときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
野心に燃えているときは
「人生のチャンス」だぞ。
有効活用せなアカン。
そこでだ!
教えたい秘訣があるねん。
実は、
「欠かせないもの」があるねん。
これさえ押さえておけば、
うまくいく思うねんよ。
必要なものとは、これ!
これです!
これです。
あらかじめ、具体的な解決策を考えておくこと
何か問題が起きたときでも、すぐに対応できるように、「あらかじめ、具体的な解決策を考えておくこと」です。
これは、とっておきの有効な手段になります。
野心を実現するために、
自分の人生を賭けるときは、
とくに、この「あらかじめ、具体的な解決策を考えておくこと」は非常に重要になってきます。
なぜ、具体的な解決策は重要なのかな?
なにしろ、没頭できるから
まず、自分の人生を賭けることのみにとにかく没頭できるからです。
身分不相応な望みを達成しようとするときには、必ずと言っていいほど不安や迷いが出てきます。
ふくカエル
ふくネコ
たとえば、
- この望みは自分に大きすぎないか?
- この道を進んで大丈夫だろうか?
- 大きな失敗をして再起不能にならないか?
などの感情です。
このような感情は厄介で、一度振りまわされると、
「自分の道」に不安が生じてきて、突き進むことに躊躇(ちゅうちょ)してしまうのです。
でもです。
あらかじめ、具体的な解決策を考えておけば、
こういった不安や迷いを一切無視することができます。
なんと言っても、このような不安や迷いに対する対処策でもあるからです。
ふくカエル
ふくネコ
失敗しても、満足できるから
また、あらかじめ、具体的な解決策を考えておけば、
仮に失敗して落ち込んだとしても、それはそれで満足できるからです。
- 不安になる
- 不平不満が出る
- 絶望する
- 自暴自棄になる
といった感情に自分が支配され、振り回されることがありません。
たとえ失敗し、最悪の状態になったとしても、あらかじめ、具体的な解決策を考えておけば、
あらかじめ考えておいた「今この時にするべきこと」を淡々とこなすことで、最悪の状態から脱出できるからです。
まさに、
備えあれば、憂いなしです。
ふくカエル
ふくネコ
失敗ですら、チャレンジ精神で臨めるから
それにです。
失敗ですら、前向きなチャレンジ精神で臨めるからです。
追い込まれても、あらかじめ、考えていた解決策を試すことができる「チャンスだ!」ととらえることができるのです。
ふくカエル
ふくネコ
不運ですら、自分の糧にできるのは「その人の強み」になります。
そして、本物の野心家になるためには必須の条件になります。
じゃあ、解決策をどう考えればいいのかな?
まず、平常心に戻る方法を見つける
まずは、何が起きても自分が「平常心」に戻る方法を一つ見つけておきます。
ふくカエル
人は、ひどく意気消沈した状態になると、気が動転して判断力が非常に鈍るからです。
とくにガッカリ感がべったりつくと
魂が抜けちゃうことあるある!
このような状態はできるだけ避けたほうがいいので、直ぐに「いつもの自分」に戻る方法を身につけておきます。
ふくネコ
たとえば、「指パッチン」です。
「パチン!」と指で鳴らすことで「平常心」に戻す方法です。
別名、パチン族です。
これは、日頃から心がけていると身につくそうです。
大事なことは「何かをすると自動的に平常心に戻る」動作を自分に習慣づけることです。
いささかバカバカしいですが、これが身につくと最強の武器になります。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
何か一つでもいいので、自分をニュートラルな状態に戻せる「ルーティン」を一つ持っておくと強いです。
次に、具体的にすることを考えて、理解しておく
次に、不運に陥ったとき
一番先にするべきことは何か?
を具体的に考え、理解し、直ぐに実践できるように、
常日頃から頭の中でシミュレーションしておくことが大事です。
ふくカエル
たとえば、失敗したとき
たとえば、失敗したときは、
次のようなプランを立てておきます。
- きっぱりとその時点で、損切りする
- どれだけのマイナスの損が出たのか、すぐに確認する
- マイナス分を差し引き、余力があるかどうか確認する
- 余力分を超えたら、一旦あきらめる
といったものです。
あらかじめ、具体的に考え、十分に理解し、
もし失敗したら、迷いなくこのプラン通りにすることを覚悟します。
ふくカエル
ふくネコ
たとえば、不運の最中にあるとき
たとえば、不運の最中にあるときは、
次のようなプランを立てておきます。
- 決して後追いしない
- 潔く次のチャンスを待つ
- しっかりと次の準備する
といったものです。
不運の最中にいるときは、もがけばもがくほど深みにハマることが多いので、後追いをしないことが大切です。
ここは潔くあきらめて、次のチャンスをじっと待つのも手です。
ただし、ただぼおっ~と待つのではなく、虎視眈々(こしたんたん)と、次のチャンスを狙って準備しておきます。
たとえば、日々の身体や精神の調子を整えたり、努力を継続したり、資本面を蓄えたりします。
次の波は乗ってやるさ!
ううぇーい!
と再び、野心がメラメラしてくると、もう居ても立っても居られない状態になります。
ふくカエル
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
忙しくなる
まず、あらかじめ、具体的な解決策を考えておくと、実際に非常に忙しくなります。
何か問題が起きれば、あらかじめ考えておいた具体な課題や項目が、
どっ、どんどん!
と目の前に出てくるので、落ち込んでいる暇がなくなるからです。
あれしなくちゃ、
これしなくちゃ、
と走り回らないとダメだからです。
ふくカエル
ふくネコ
現実把握できる
次に、ちゃんと現実把握できるようになります。
あらかじめ考えていた解決策の中でも、どれが一番最適なものなのかを見極めるためには、
現状をしっかりと分析したほうがいいからです。
ふくネコ
なので、現実逃避をすることがなくなります。
ここは、ちゃんと
見たほうがいいんだよ!って思える。
幸せになる
それに、何と言っても幸せになれます。
どんな状況に陥っても「あらかじめ、どうしたらいいのか」が分かっていると、それだけでも十分に落ち着けるからです。
- 悪いことを考えて不安になったり
- 成功している人と比べて卑屈になったり
- 必要以上に焦ったり
など、自分にとって何一つ役立たないことがらに蝕まれることがなくなるからです。
ふくカエル
野心に燃えているときは、何も目に入らなくなるものですが、
どうしても人と比べて、妙に焦ってしまうことがあるのです。
まとめてみたkerokero
- 野心家に必要なものは、本当の解決策を知っています。
- どんな局面にたっても「どうしたらいいのか」を具体的に知っていて、実践できる人です。
人は、野心に燃えているときは、心がメラメラして、何も目に入らなくなるものです。
それでも何か問題が起きたときに、
すぐに動ける「具体的な解決策」を理解しておくことは大事です。
心が燃えているときこそ、
冷静な目を持つことは大事やねん。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。