【成功】順調なときにしておくこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
前回までのお話
【実行について】
「賢人の知恵」これを繰り返せば、成功できる頼もしいコツとは?
順調に行くときは・・・
成功するプロセスの中には、障害や困難に遭遇するときもあれば、何ごともなく計画が順調に進むときもあります。
ほっとできる瞬間でもあり、自信がつく時期でもあります。
でもです!
こんなときこそ、
ぼやっとしとったらアカンのです。
やらなアカンことがあるんだす!
やらなアカンこととは、これ!
これです!
逆境に備える
景気のいいときはいくらでも助力や援助を受けらえるが、そうした好意は、本当に必要となる不景気なときにとっておこう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
逆境に備える
ことです。
なぜ、順調なときに備えたほうがといいのかな?
好意が集まりやすいから
まず、順調なときほど人からの好意が集まりやすいからです。
明るい将来を見込まれて、興味や期待が集まります。
ふくカエル
ふくネコ
自分にも余裕があるから
次に、逆境に備えるために、精神的・肉体的・資金的に余裕が自分にあるからです。
人に頼らずとも、自分ひとりで備えることもできます。
逆境時には備えることができないから
それにです。
そもそも、現実に逆境に陥ったら、準備したくてもできないからです。
逆境時では、
- 周囲の人からの好意も期待できない
- 自分にも余裕がない
ような状況では非常にむずかしいのです。
「なんで備えておかへんかったのやろう!」後の祭り状態になります。
人は、自分が現実に直面して
初めて、
ことの重大さに驚くもんです。
じゃあ、備えるにはどうすればいいのかな?
逆境に備えるには、
- 周囲の人たちに働きかける場合
- 自分に働きかける場合
があります。
1.周囲の人たちに働きかける場合
好意を別のカタチにする
まず、周囲の人からの好意を大事にして、別のカタチにして残しておきます。
たまに、自分の順調なときに調子に乗って、人々の好意をむげに扱う人がいます。
ふくカエル
ほんまによくいますが、このような人は大事なもの捨てていることに気づいてません。
それは、
自分の未来です。
ふくネコ
たとえば、信用、信頼のカタチに変える
たとえばです。
好意を自分への信用や信頼というカタチに変えておきます。
ふくカエル
相手の役に立つ
具体的には、自分が順調なときに実力を発揮して役立ちます。
自分に余裕があるうちに、好意を寄せてくれる相手の役に立ち、代わりに信用や信頼を得るようにします。
実は、人助けは、好意を信用や信頼のカタチに変えるとっておきの方法です。
ふくカエル
ふくネコ
どんどん貸しを作る
いつも誰かに貸しをつくておくこと。
さらに、どんどん社会貢献して貸しを作ります。
ここで言う貸しとは、決していやらしい意味の貸しではないです。
あのとき助けてやったよねえ。こんなゲスな貸しじゃないねん。
善意の貸しです。
困ってるの?
自分のできる範囲でなら
助けてやるぜ!というやつです。
良い評判をつくっておく
そして、どんどん良い評判をつくっておきます。
社会貢献することで善意の貸しをたくさん作り良い評判を積み重ねます。
良い評判は、逆境に陥ったときにすばらしいサポートについてくれます。
援軍をつくっておく
そして、どんどん自分を味方してくれる援軍をつくておきます。
たとえば、物理的不可能(人で不足など)に陥ったときに、
頼れる人、快く引き受けてくれる人がいると本当に安心します。
2.自分に働きかける場合
あらかじめ決めておく
まず、未知の領域や失敗に出くわしたときに、自分がとるべき行動や態度をあらかじめ決めておきます。
たとえば、
- 未知の領域に遭遇したときは慎重に進む
- 失敗したら、これこれの次善策や回避策をとる
- 自分が奮起できる言葉などを用意しておく
- 普段から精神面・能力面・健康面等のケアを怠らない
などをあらかじめ決めたり、心がけるようにします。
備えあれば患いなし作戦でござる
これぐらいで負けてたまるか!
乗り越えられる壁が
えられるもんや!
という言葉を用意しておくだけでも、ずい分の精神的に楽になります。
言葉は、不思議なもので逆境に打ち勝つエネルギーになるのです。
ピンチをチャンスに変える術を身につける
たとえば、ピンチをチャンスに変える術を身につけておきます。
お勧めの方法
- 自分を信じてみる
- 最後の1秒まであきらめないでやってみる
- 「ピンチは最大のチャンスだ!」と口にして、勇気を出してみる
先を読んでおく
そのためには、順調なときにこそ、これから先のことを読んでおきます。
「賢人の知恵」【成功・正しい道を進む】先を読む方法について。
順調な自分に酔ったり有頂天にならないように自分を戒めて、
- 自分の正しい道はどちらか?
- この方法で適しているのか?
- 失敗する可能性はどれぐらいあるのか?
などを非常に冷静な目で観察するようにします。
そうすると、どうなるのかな?
ブレなくなる
順調なときに備えておくと、いざという時に自分がブレなくなります。
怖じ気づくことが少なくなるねん。
より多くのチャンスを見つけられる
また、逆境に備えると、多くのチャンスを見つけることができます。
逆境に備えると心配や不安感がなくなり、冷静になれるからです。
冷静になれば視野が広がり、変化を目ざとく見つけるの能力が研ぎ澄まされます。
ふくカエル
ふくネコ
より早く成功する
そして、なによりも逆境に備えると、備えないときよりもより早く成功することができます。
いざという時に、慌ててモタモタすることがなくなるからです。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
順調なときに逆境に備えることを怠ります。
人の好意をないがしろにしたり、人に力を貸すことをおろそかにしてしまいがちです。
ふくカエル
知恵のある人
順調なときに逆境に備えます。
人からの好意を大切にし、自分への信用や信頼に変えるように努めます。
ふくネコ
キリギリスは、アリよりも寿命が短いです。
「寿命が短い」点に着目して考えてみると、キリギリスさんの生き方を全く否定できないです(キリギリスさんの肩も、持ってみるカエルです)。
でも、ここでは「逆境に備える」点に着目して考えているので、蟻んこさんの勝ちなのです(蟻んこさんとも、仲良くしたいカエルです)。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第7章 成功について」
「No.207 逆境に備える」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 順調なときは、逆境に備えるようにします。
- 順調なときほど好意が集まりやすく、自分にも余裕があるからです。
- 具体的には、、周囲の人からの好意を自分への信用や信頼に変えます。
- また、逆境時に自分をとるべき行動をあらかじめ決めておきます。
- そうすると、実際に逆境に遭遇してもブレなくなります。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。