【成功】自分の失敗には、こうするのがいいよ!
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
前回までのお話
【備える】
うわっ~~!失敗しそうや!
成功への道を進むプロセスには、当たり前のように失敗がついてきます。
普通につまづいたり、落とし穴にハマったりするもんです。
そやけどです。
いくら当たり前だと言っても、失敗から受けるダメージが大きすぎるのが難点です。
そこでです!
これから失敗しそうなとき、すでに失敗してしまったときに
どのようなことに
注意したらええですか?
こうしたらええのです!
これです!
失敗は用心深く扱う
失敗は人の注目を集めるもの。
(中略)
しっかりと覚えておこう。悪事千里を走り、好事門を出でず
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
失敗は、用心深く扱う
ことです。
なぜ、用心深く扱わないとダメなのかな?
注目を集めるから
なんと言っても、失敗は何かと世間の注目を集めるからです。
興味を引くから
なぜなら、他人の失敗ほど人々の興味を引くものはないからです。
なんで失敗した?
何やっているんだ?
バカがいるもんだよな?いっちょう、笑いにいったろうか?
という人が世の中には大勢いるのです。
世の中には、
人の失敗を喜んだり、楽しんだり、笑ったり、人に嬉しそうにしゃべったりする人がいます。
他人の不幸や失敗は蜜の味がするからです。
人というものは、本能的に人を傷つけたいという残酷な欲求を持ちあわせているのだと思うのです、はい。
ふくカエル
ふくネコ
いつまでも覚えているから
歴史は人の功績に注目するのではなく、むしろ悪いことを必ず記録に残す。
それにです。
人は、他人の失敗をいつまでも覚えているからです。
なかなか忘れようとしないです。
ふくカエル
これは、「その人がしでかした失敗」を覚えていることで、自分の優位さを保ちたいからだと思うのです。
ふくネコ
直ぐに広まるから
しっかりと覚えておこう。悪事千里を走り、好事門を出でず
このように失敗にはいろいろな要素があるので、すぐに世間に広まるからです。
それも、悪事として広まるから
それも悪いことに、たいがいの失敗は悪事として広まるからです。
ふくカエル
ふくネコ
知ってはります?
あの人、失敗したんやって!
そうやってなあ。
ウチもさっき知ってんよ。
ほんまに厄介です。
破壊力がすごいから
一番恐れることは、失敗の破壊力がすごいからです。
たった一度の失敗が、「過去の功績」すべて帳消しにすることもあるのです。
どんなにいいことをして活躍してきた人でも、たった一回の失敗で奈落の底に落とされるのです。
コテンパンにやられることも
たっ、たまにあるねん。堪忍してほしいで…
じゃあ、どうすればいいのかな?
備える
具体的には、次の3つの面で対策を講じます!
- 自分の精神的な面での対策
- 失敗そのものへの対策
- 周囲への対策
1.自分の精神面の対策はこうする!
まず、覚悟する
自分の精神面の対策としては、
まず、失敗はどんなに隠しても、直ぐに世間に知れ渡ってしまうことを理解して「広がるものだ」と覚悟しておくことです。
まえもって覚悟していれば、うろたえることが少なくなります。
「失敗ぐらいで潰れないぞ!」と思う
次に、「失敗ぐらいでつぶれないぞ!」と思うことです。
世間の反応よりも、
- 自分の失敗を克服する
- そこから自分の成功を導きだす
ことを優先します。
きにすることは世間の反応じゃなくて、自分の失敗への対処やと思うのです。
そやから、
こんな失敗ぐらいで
自分の真価(本当の価値)が
つぶれてたまるか!
ぼけ~~っが!
と、少々荒々しく思うのがベストです。はい。
失敗は成功のひとつだと思う!
そして、失敗は成功のひとつだと思うことです。
- 失敗は、成功をより価値あるものにするスパイスであること
- また失敗は、成功へ道を正しい方向へ軌道修正するアイテムであること
- 自分を潰すものではないこと
などに気づいてみます。
2.失敗そのものへの対策はこうする!
先を読んで対策を講じる
失敗そのものへの対策としては、
まず、計画を立てるときに、先々を読んで、失敗したときの対策をあらかじめ講じておくことです。
「賢人の知恵」【成功・正しい道を進む】先を読む方法について。
自分が失敗しそうなことやハマりそうな落とし穴を想定して、
あらかじめ予防策や対処方法を何パターンか考えておきます。
ふくカエル
ふくネコ
3.周囲への対策はこうする!
わずらわしいのなら、最初から極秘にする
周囲への対策としては、
まず、最初から極秘にして行動を起こすことです。
人からの詮索すべてが非常にわずらわしいのであれば、最初から極秘にしてチャレンジするのも手です。
そして、軌道に乗るまでは、あるいは自分が成功するまでは一切秘密にしておきます。
成功するまでは
素知らぬ顔で貫くねん。
一切秘密にすると、周囲の目などいろいろなプレッシャーから解放されます。
余計なことを考えずにいられるので、自分のことだけに集中することができます。
この方法は、周囲の目や期待がうっとうしい人にお勧めです。
自分がどのように失敗を克服し成功にたどり着いたか?
などは、実際に成功してから武勇伝として公表しても遅くないです。
失敗を逆に利用してやる
次に、失敗というものがどんどん広まる性質があるのであれば、その性質を逆に利用してやります。
ふくカエル
ふくネコ
付加価値をつけてみる
たとえば、自分の失敗に付加価値をつけて情報発信します。
自分のリアルな体験やそこから学んだ知識や知恵を情報発信するので、情報自体に付加価値がつきます。
たとえば、こんな風に発信してみる!
- わたし、このように失敗しました!
- でも、今ではこのようにリカバリーしました!
- だから、あなたを失望させません!
- 失敗をうまく利用しましょう!
という感じです。
- 自分が失敗から立ち直った経緯
- 失敗の利用方法や活用方法
を面白おかしく脚色して、独特のストーリー性を持たせて積極的に紹介してみます。
他人の失敗に人は興味を示すのなら、
そこを逆に突いて利用するのも手かもしれません。
失敗からのリアルな回復劇が人々の興味を刺激し、逆に話題性が出てくるかもしれません。
そうなれば、失敗はもはや失敗ではなく「成功」になると思うのです。
それこそ、本当の意味で「失敗の利用方法」です!
失敗してからの…
こんなん出ましたけど?
どうでっか?
という感じになるねん。
ある意味、自分しか体験・経験できない失敗談は価値あるよね。
そうすると、どうなるのかな?
世間に翻弄されずにすむ
まず、たとえ失敗しても、うわさ話や皮肉めいた評価に翻弄されずにすみます。
平穏でいられる
失敗を用心深く扱うことによって、心の平和を保つことができ、平穏でいられます。
気力を維持できる
そして、再チャレンジを試みる気力を維持できます。
やったるで~!
まけへんで~!
実は、失敗していて一番に傷ついているのは、他でもない自分自身です。
一番に労わらなければならないのは、一生懸命に頑張ってきた自分自身なのです。
世間のうわさ話や皮肉めいた評価にさらすのは本当に良くないです。
逆に自分自身を傷つけて弱らすだけです。
失敗したときは、
- いっぱい食べて
- 栄養をつけて
- 静養する
のが一番なのです。
投げやりにならずに、失敗を用心深く扱うのも大事なのです。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
失敗しても、失敗を用心深く扱わずそのまま放置しています。
世間のうわさ話や皮肉めいた評価に翻弄されます。
失敗の副産物に悩まされます。
知恵のある人
失敗したら、失敗を用心深く扱います。
失敗が注目されることを念頭に入れて、注意深く行動します。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第7章 成功について」
「No.211.失敗は用心深く扱う」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分の失敗には用心深く扱うことです。
- 失敗ほど世間の注目を集めるものはないからです。
- 自分の精神面での対策、失敗そのものへの対策、周囲への対策を講じておきます。
- そうすると、世間に翻弄されずにすみ、平穏でいられます。
失敗は用心深く扱うのが一番です。
ふくカエル
ふくネコ
とにかく注目されやすいし、あっという間に広がるからです。
成功には失敗がつきものだから、
自分の失敗にいかに翻弄されないかの知恵を持つことも、成功を早めるコツやと思います。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。