成功するには、油断しないことが大事だよ
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
前回のお話
【その他の知恵について】
油断したらあかん
ついついやってしまうのが、油断です。
あともうちょっとでゴールや!というところで、気が緩んでしまうのです。
たとえば、
ダイエット中に食べる「これぐらいええやろう?」という悪魔の一口です。
そやけどです。
やっぱりです!
油断は大敵だす!
そやから、こないしなアカンのだす!
これです!
油断しない
運命は寝ている間にそっと忍び寄り、何もかもめちゃくちゃにすることがある。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
ほんまに油断したらアカン
です。
ほんまに気をつけてな。
アカンで、
成功するまで気抜いたら
後悔するで
ということなのです。
そうなんです。
魔の一口を食べたばかりに、リバウンドして泣くハメになるのです。
そもそも、 なぜ油断するとアカンのかな?
悪運がやってくるから
まず、悪運というものは、油断しているとき限って、やってくるからです。
悪運という魔物は、安心しているときに限って、えげつないことを仕掛けてきます。
命取りになるから
下手すれば、命取りになるからです。
ふくカエル
ふくネコ
ひえ~!やで。
敵が狙って攻撃してくる
それにです。
敵がここぞと言わんばかりに狙って攻撃してくるからです。
敵は、こちらが油断したときを虎視眈々と狙っているのです。
これは、チャンスじゃ!
奇襲攻撃じゃ!
です。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
人は、油断する生き物であることを悟る
一番用心すべきときに、人はどうしても気を抜いてしまうようだ。
まず、人は、油断する生き物であることを悟ります。
一番用心しなければならないときに気を抜く傾向があることを自覚します。
そして、
- 浮かれて有頂天になる
- はしゃいだり浅はかになる
- いい気になって気を抜きまくる
ことに注意します。
たとえば、
最高の状態にいるときや、
とくに「あと一歩で成功だ!」という状況にいるときです。
この「気を抜いて、油断する」という傾向が顕著になります。
まったく予期できないことを悟る
次に、災難は予期できないものであることを悟ります。
「予期できないものが災難だ!」といつも念頭におくと、油断することがなくなります。
そもそも災難とは、思いがけずに身に降りかかってくる不幸な出来事のことをいいます。
準備万端にしておく
いつも心身ともに準備万端の状態にしておくこと。頭も心も外見も点検しておこう。
また、予期せぬことがいつ何が起きてもいいように、普段から準備万端にしておきます。
具体的には、次の2つの点を注意しておきます。
- 頭、心、外見をチェックしておく
- 最高の状態をキープしておく
次の項目をチェックします。
【知性について】
- よく考えるようにしているか?
- 何事も充分に検討するようにしているか?
- 判断力が衰えていないか?
- 情報をうのみにしていないか?
- 感情をコントロールできているか?
- 軽薄な行動をとっていないか?
【才能について】
- 自分の強みを自覚しているか?
- ひとつの分野で一番になろうとしているか?
- 自分の力を正確に見つめているか?
- 才能を演出するように心がけているか?
次の項目をチェックします。
【精神状態について】
- 明るい性格でいるか?
- 前向きな気持ちにしたがっているか?
- その他精神面で問題はないか?
次の項目をチェックします。
- 話し方や作法をたえず吟味しているか?
- 見かけを軽視していないか?
- 人の目に見えるカタチで自分を表現しているか?
- 外見を磨く努力をしているか?
次に、最高の状態をキープするようにしておきます。
成功するまでは、このような状態をキープし続けて気を抜かないことが大事です。
たとえ、
100のうち90までクリアして、
あと残すは10であるという時点に到達したとしも、
あと10じゃない
やっと半分だ!最後の最後に
何があるかわからんぞ!
と自分に言い聞かせて、気を引き締めるようにします。
調子がいいときほど用心する
以上の点に気をつけて、自分の調子がいいときほど用心するようにします。
とくに有頂天になりそうな自分をいさめます。
気を良くすると、ついつい自分に甘くなります。
ちょっとぐらいいいや!
とハメを外したくなるのです。この油断が、自分の命取りになるので注意します。
これは、順調に体重が減っているダイエットのときの
「これぐらいええやろう?」
という魔の一口と同じです。
これが、後々の不幸を招くのです。はい。
そうすると、どうなるのかな?
最善の方法で取り組める
油断しないようにすると、突然忍び寄ってきた「悪運」に対しても、「最善の方法」で取り組むことができます。
【運命については】
「運命」に翻弄されて、無茶苦茶になることが少なくなります。
【災難については】
いつ起こるか分からない災難については、あらかじめ備えるようになります。
【自分については】
油断しないように心がけるので、大切なときを見極めて気を抜かないようになります。
【敵については】
油断をせず隙を見せないことになるので、敵から攻撃されることが少なくなります。
命取りになる状況を回避できます。
そして、気づく!
そして、次のことに気づきます。
油断しないことは、成功をつぶさない「極意」なのです。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
一番油断してはいけないときに、気を抜いて浮かれます。
成功を目前に、自分から成功を潰して泣きぬれます。
知恵のある人
一番油断してはいけないときを知っています。
成功を目前に、一層気を引き締めてかかるので、成功を確実なものとします。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第7章 成功について」
「No.221 油断しない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 成功するには、油断しないことが大切です。
- 一番油断してはいけないときに、人はどうしても気を抜いてしまうものです。
- 運が向いてきたときこそ、油断せず、目の前にある成功をつかみ取ることに専念したほうがいいです。
有頂天になっていると、今まで培ってきた大事なものをいっぱいボロボロと落とすかもしれません。
落としてから、気づくとすごくショックです。
どんなに、今現在順調であっても、自分のめざす本物の成功はずっとその先にあります。
本物の成功を手につかむまでは、油断しないで準備万端で挑むほうが賢いです。
そういう「お前こそ、頑張れよ!」と言われそうです。はい。
は~い。頑張ります!
【お知らせ】
バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!
ご興味のある方は、こちらへどうぞ!
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。