言葉を厳選してみたよ! 10
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回の勉強のテーマは、
「第3章 会話について」
「言葉を厳選してみたよ91~100」
についてです。
教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」
全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。
時々理解することに苦しんでいる時もありますが、
どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。
ただ今、240テーマある中で、176テーマを終えました。
残すところあと、64テーマ(たぶん?)になりました。
ここまで来れたのも、皆さんのおかげ様だと本当に感謝しています。
ここで、振り返って、今まで勉強したことを復習をしたいと思います。
バルタザール・グラシアン先生(ここから先は、バル先生と呼びますね)の「賢人の知恵」のテーマごとに、
ふくカエルが、独断と偏見で、「これだ!」と思った「バル先生の言葉」を選びました。
それに対して自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
なっ、なんと!今日は、
福禄寿さまです!
鶴が素敵です!
91 反対屋にならない
バル先生の知恵は?
いつでも反対意見ばかり唱えていては、
わからず屋と思われるのがオチだ。
【根拠はこれなの】
そんなことをしても、友人を敵に回してしまうばかり。
ふくカエルの私見kerokero
相手の意見をいつも否定する人は「ネガティブ妖怪」です。
「ネガティブ妖怪」は人の意見に反対するばかりなので、会話はちっとも楽しくないものです。
だんだんと、人は寄りつかなくなります。
「ネガティブ妖怪」になってしまうは、次の3つの理由のうちのどれかかも?しれないです。
- ライバル心がある
- 本当は、友達と思っていない
- 腹を立てている別の理由がある
ひょっとしたら、自分もそうかもしれん?
と思ったら、ちょっと胸に手を当てて考えてみてね。
お前の意見、なんでも反対してやるぞ~!
たしかに、モノゴトを反対の側面から見るのはとても素敵な才能です。
でも、それは、自分の考えの偏りを矯正するものであって、他人を矯正するものではないのです。
「ネガティブ妖怪」は、そのところをちょこっと勘違いしています。
92 簡潔に話す
バル先生の知恵は?
言うべきことがあれば、それらはすべて簡潔に言うべきなのである。
【根拠はこれなの】
手短に表現することで、良いことはさらに良く、
悪いことはさほど悪くないように相手に伝わるのだ。
ふくカエルの私見kerokero
簡潔に話すと、誤解されずに会話はスルスルと運びます。
成功話は、あーじゃ、こーじゃと自慢したくなりますが、いろいろと自慢すればするだけ、人の妬み嫉みが大きくなります。
なので、ここは簡潔に話してみる!
そうすると、人の妬み嫉みをつぶせるのです。妬み嫉みつぶしの必殺技です。
失敗話も同じです。
本人はあーじゃ、こーじゃと共感してもらいたくて、話しますが、哀れみを買っているみたいで、みじめになります。
なので、ここも簡潔に話してみる!
そうすると哀れみをつぶせます。哀れみ封じの必殺技です。
成功も、失敗も、人生につきものなので、必殺技を使って、自分をカッコよく演出するのは、いかが?
これは、はたして
カッコいいのか?
93 核心に迫る
バル先生の知恵は?
重要な点にまっすぐに向かい、注意を集中させよう。
【根拠はこれなの】
口先だけで、核心を避けていては時間の無駄だ。
ふくカエルの私見kerokero
言いたいことを言えない人がいます。
遠回りして、結局、何が言いたいのかが分からない人がいます。
確かめたくて、いろいろと探る人もいます。
告白したいときもそうです。
相手に直球で「好きです!」って言えばいいのに、あれこれ思い悩んで、「昨日、何してた?」なんて話題をすり替えるのです。
それもそれで、思い出のページを飾る出来事でいいのですが、自宅に帰って、もんもんと反省するのです。
人生そのとき、そのときが、
1度きりだそうです。
もんもんともだえ苦しんで、反省するよりも、重要な点にすぱーんと向き合ってみるのは、いかが?
核心に迫ると見えることがあるかも?
94 笑顔で受け流す
バル先生の知恵は?
どんなに辛辣な場面に直面しても、笑顔と余裕ある態度で受け流す術を身につけよう。
話題を変えるのだ。
ふくカエルの私見kerokero
笑顔をつくるのって、慣れないとうまくできないです。
でも、笑顔をつくることを習得すると、危機的状況から脱出することができます。
もめごとがぼっ発しそうな場面を笑顔で乗り切るのです。
「笑顔戦術」です。
別名「笑ってごまかす」です。
「笑ってごまかす」が悪名高いのは、「笑う」だけで逃げようとするからです。
バル先生は違います。
「笑い」
プラス「余裕」プラス「機転」
です。
プラス2です。
そしてさらっと水が流れるように話題を変えるのです。
まずは、うろたえずに笑顔です。
毎日、鏡を見て「うろたえずに受け流す笑顔」を研究しましょう。
どうしても、
こんな笑顔になってしまうふくカエルです。
95 礼儀正しく断る
バル先生の知恵は?
上手な断り方は非常に重要な技術だ。
【根拠はこれなの】
時にはていねいに断ることは、いつも生半可に同意するよりもいい。
ふくカエルの私見kerokero
「邪険に断る」と、断られた人は、なんとも後味が悪い気持ちになります。
たとえば、一生懸命作った「料理」を出したのに、
お箸もつけずに「あたしは、これが大嫌いなの!」一点張りで断るのは、
とても後味が悪いです。
お料理をしてくれた人に失礼です。
生命を捧げてくれた「牛さんやブタさんやら、生き物」にも失礼です。
オーダーするときに「嫌いなの」と伝えればいいのにです。
たとえ、行き違いがあったとしても、
「礼儀正しい態度」と「ていねいな言葉」を選んで、
自分の気持ちを伝えるって大事です。
上手な断り方ができるコツは、自分の目の前に「準備されたモノ」を見て、
携わった「人や生き物」のいろいろな顔を思い浮かべることだと思うのです。
いろいろな顔が見えてくると、自ずと邪険に断ることが出来なくなると思うのです。
深く深く感謝する気持ちが芽生えてきます。
そうなんだと思うの。
ちゃんと「ごめんなさい」ができる
大人になりたいです。
96真面目さを失わない
バル先生の知恵は?
ユーモアは時と場所を選ぶ。
【根拠はこれなの】
機知や冗談を超えてしまうと、言った人間が笑い者になる。
ふくカエルの私見kerokero
機知や冗談は大好きです。育った環境が「お笑い好きが集まる」環境だったからかもしれません。
どんなにアタマがいい人でも、笑いがないと「つまらん人間じゃ!」と落第点がつくような環境です。
それでも、自分の意見をちゃんとわかって欲しいときは、「今は真面目です」ってアピールするようにしています。
ところで、話は変わりますが、
関西系の女性は、会話の最後に「知らんけど。」がつくそうです。
知ってましたか?
えっ!
「知らんけど。」ですか?
ふくカエル
ふくカエル
ふくネコ
たとえば、デパートの催し会場を尋ねられると、こう答えるらしいです。
「催し会場は6階やけど、知らんけど。」
ふふふ。
ふくカエルも知らんけど、そう言うらしいです。
知らんけど。
真面目な話をしているのに、ふざけてごめんなさい。
97 ささいなことで騒がない
バル先生の知恵は?
ささいなもめごとをわざわざ大きくすることはない。
【根拠はこれなの】
ささいなことは放っておけばたいていひとりでに消えるが、
かき回すと手に負えなくなるほど大きくなってしまうものだ。
ふくカエルの私見kerokero
ささいなことで、騒がないようにしています。5年前から人生のテーマにしています。
ささいなことで騒がないように努めていると、本当に大きなことが起きたときには、わりあい冷静にいられるような気がするのです。
それでも、これはちょっとなあ!と思うことがあります。
他人が、悪口で大騒ぎしているときです。
同調したくないし・・・・。
一緒にされれも困るし・・・・。
反論したくなるし・・・。
でも、ぐっとこらえてます。反論も何もしない。
自分が黙っていれば、悪口もそれ以上は、広がらないと思い直しています。
ささいなことで、騒がないって大切なのです。
98 聞き手を置いてきぼりにしない
バル先生の知恵は?
話し手と聞き手を同時にこなそうとしてはいけない。
【根拠はこれなの】
聞き手が不快感を示しているのに、
話し手自身が自己満足していて何になるだろう。
ふくカエルの私見kerokero
会話の基本は、相手の話を聞くことです。議論、討論とは別モノです。
自分が「どう話そうか」と考える前に、相手が「何を話しているのか」を理解することです。
最後まで聞かずに、
「〇〇さんの言っている事、分かるわ~。こういうことでしょ!」
って知ったかぶりされるとうんざりするものです。
相手が自分の「意中の恋人」」なら、目を「ハートマーク」にして、ちゃんと最後まで聞くでしょうけど、
「そうじゃない人」の話だと、やたら要約して「ちゃんと聞いているよ!」とアピールするのです。
ふくカエル
ふくネコ
「要約マン」の登場!です。
要約マンの特徴は、
「したり顔をすること」
「相手の話を切り上げて、自分の話をし出す」
ことです。
したり顔ってこんな顔です!
「要約マン」の撃退方法は、残念ですが、今のところ「これっ!」といったモノがないのです。
非常に悔しいです。
お願い最後まで、聞いて~!
会話が面白くないのなら、席外してもいいから。
要約して「したり顔」されるより、失礼じゃないです。
99 きいたふうな口をきかない
バル先生の知恵は?
平凡な人間だと思われないためにおどけて話すのかもしれないが、
あまりいい考えではない。
【根拠はこれなの】
後で軽蔑され無視されるのは自分だ。
ふくカエルの私見kerokero
きいたふうな口って、「知ったかぶり」のことです。
自分が「平凡な人間だ」と思われるのがイヤで、虚栄心から「知ったかぶり」してしまうことあります。
「知ったかぶり」はバレると、後で何倍もバカにされ、軽蔑されることになります。信用を傷つけることになります。
きいたふうな口は、慎んだほうがいいのです。
「平凡な人間だ」」と思われても、だからと言って、別に死ぬわけじゃないです。
96のテーマでお話した「知らんけど。」ですが、
関西の女性は「知らんけど。」を使うことによって、自分の情報が曖昧なことを伝達しているらしいです。
「はっきりとしたことは知らんけど、一応知っているから、教えてあげます。」
って感じかなあ。
きいたふうな口、「知ったかぶり」が、
会話では「無作法なこと」に気づいているのだと思います。知らんけど。
100 すぐに信じない
バル先生の知恵は?
慎重な人は、耳にしたことをすぐには信じない。
【根拠はこれなの】
世の中にはうそが多く、
信じられることはめったにないとわかっているのだ。
ふくカエルの私見kerokero
自分の周りは、嘘ばかりだそうです。
嘘をつかないと生きにくくなっているのかな?
「嘘をつかれた」と憤るよりも、何でもかんでも「すぐに信じない」のがいいのかもしれません。
あからさまに「あなたの言うことは信じられません」なんてのは、非常に失礼なのでしません。
その代わり、心のどこかで、嘘だった場合にガッカリしないように、「半信半疑だった自分」をこっそり隠して、置いています。
100%としたら、20%ぐらい「半信半疑の自分」です。
口笛吹いて、ここは、
誤魔化しておこう!
まとめてみたkerokero
- バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」
- 第3章「会話について」
- 91テーマから100テーマの言葉を厳選してまとめてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。