言葉を厳選してみたよ! 12
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回の勉強のテーマは、
「第4章 知性について」
「言葉を厳選してみたよ111~120」
についてです。
教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」
全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。
時々理解することに苦しんでいる時もありますが、
どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。
ただ今、240テーマある中で、178テーマを終えました。
残すところあと、62テーマ(たぶん?)になりました。
ここまで来れたのも、皆さんのおかげ様だと本当に感謝しています。
ここで、振り返って、今まで勉強した復習をしたいと思います。
バルタザール・グラシアン先生(ここから先は、バル先生と呼びますね)の「賢人の知恵」のテーマごとに、
ふくカエルが、独断と偏見で、「これだ!」と思った「バル先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
111 質を重視する
バル先生の知恵は?
手をひろげることよりも、集中することのほうに価値がある。
【根拠はこれなの】
大勢の中で際立つのは質次第。
人の中身は重さで量れないものだ。
量より質、である。
ふくカエルの私見kerokero
大勢の中で「きらっ!」と光るには、
「たくさんの宝石をじゃらじゃらと身につけたらいい!」というわけじゃないようです。
たしかにたくさんの宝石をつけていると、興味を引きつけるかもしれないですけど・・・。
宝石より光るものがあるそうです。それは・・・・、
「人間の質」です。
「人間の質」を高めるためには、やたら手を広げることよりも、集中したほうがいいみたいです。
まずは1つに集中して、「人間の質」を宝石にように磨いて、身につけてみようと思っています。
112 本質を見抜く
バル先生の知恵は?
相手の核心をきちんと見据え、
その本質を見抜き、
完全に理解できるよう自分を磨こう。
【根拠はこれなの】
よく観察して正しい判断を下せる鋭い能力があれば、
常に人の上に立てるはずだ。
ふくカエルの私見kerokero
人やモノに振り回されていることが多いのです。
特に人の言動にいちいち振り回されています。
「お前さんは、操り人形か?」と自問自答することがあります。
ちょっといただけないのが、振り回された挙句に考えすぎちゃうことです。
もんもんとしていたら、ある日、ふとしたことで気がつきました。
振り回していた張本人は、「相手」ではなくて、
「自分の憶測」だったことに!
「自分の勝手な妄想」だったことに。
もう、どうしたことでしょう?
「自分の妄想」に自分が振り回されているなんて・・・、恥ずかしいです。
本当はどうだったのか? を見抜く力が欲しいです。
よく観察して、正しい判断ができる鋭い能力を身につけるように努力します。
113 判断力を磨く
バル先生の知恵は?
正しい判断力と見きわめる力が絶対に必要だ。
【根拠はこれなの】
ただ選ぶことと、より正しい選択をすることは別の能力だ。
ふくカエルの私見kerokero
人生には選択を迫られることがよくあります。
どこの学校を受けようかという受験もそうですし、就職、結婚、移住もすべて「どっち?どっちにする?」と迫られます。
「はたしてその選択は正しかったのか?」が非常に悩ましいのです。
バル先生は判断力を磨けと言っています。
そして判断力を磨く方法を、114テーマから順番に具体的に教えくれています。
114 情報を鵜呑みにしない
バル先生の知恵は?
情報の出所に注意するのだ。
【根拠はこれなの】
人は耳にしたことを信用しがちだが、
耳は真実を受けれにくく、
うそを堂々と通してしまう。
ふくカエルの私見kerokero
ネット社会の情報社会です。
鵜呑みしたら火傷をする情報もわんさかとあります。
弱い者を食いものにしようとするモンスターです。
おれは、悪い情報モンスターだぞ!
弱い者大好き!美味しいぞ!
情報は伝聞によることがほとんどです。
伝聞は、「勘違いや間違い」をどんどんと取り込みます。
伝聞もまた「勘違いや間違い」を食いものにするモンスターです。
あたしは、伝聞モンスターよ。
勘違いや間違いが大好きよ!
情報には、この2種類のモンスターが生息しています。
なので要注意なのです。
韻踏んでる?はたして、これを韻というのか?
まずは、その情報の出所を探りましょう。それが肝心です。
情報の精査は、判断力を磨く第一歩だと思うのです。
115 第一印象にだまされない
バル先生の知恵は?
第二、第三の印象も受け入れる余地を残しておかなければならない。
【根拠はこれなの】
最初に聞いた話を信じてしまいがちな人は多い。
ふくカエルの私見kerokero
友達や恋人の嫌なところを見つけたとき、他人から指摘されたとき、
「いや、あの人はいい人よ!そんなはずないわ!」って断言したくなります。
こんな場合には冷静になって、「そういや、それって、いつの印象よ!」と、少し自問自答してみます。
「あっ!そういや、第一印象だった」
「直感だったわ!」
ということに気づきます。
どちらも思い込みです。
思い込みに気づいたときは、それなりにショックなので、
あらかじめ「そんなこともあろうことよ」と思えるようにしています。
こころの中に、第一印象やショックなことを入れる「ゴミ箱」を置いています。
第一印象を清算して、第二、第三の印象を受け入れるためにです。
また、悪意ある人が来たら、そっくり「ゴミ箱」にポイできるようにです。
「ゴミ箱」を用意しておくことは、大事です。
第一印象や直感にだまされても、リカバリーできる脳力は、
間違いに執着せずに切り捨てることができる判断力を育てると思うのです。
116 常に自分の内側をチェックする
バル先生の知恵は?
自分の気質、能力、判断力、感情を正確に評価しよう。
【根拠はこれなの】
自分を知ることが自己改善の第一歩。
ふくカエルの私見kerokero
自分の外見は鏡に映してチェックできますが、内面って鏡には映らないです。
実は、自分の内面に「たくさんのキラキラした宝石」があったりするのです。
「外見の宝石」を磨くのもいいですが、「内面の宝石」も曇っていないかチェックし、「これでもか!」と磨きたおして、ピカピカに光らしときましょう。
「あたしの宝石、今くすんでないかしら? くもってないかしら?」といつも気にすることが大事みたいです。
「111 人間の質」を高めることに通じるものです。
常に自分の内面をチェックして、自分の調子と能力を把握することは、
判断力の精度を確認することつながると思うのです。
117 すぐに感化されない
バル先生の知恵は?
一時の気まぐれや衝動でいちいち反応しないこと。
【根拠はこれなの】
まず自分を知ることが自己修養への第一歩。
自分の躁うつ状態に振り回されないように。
ふくカエルの私見kerokero
自分の気持ちが「いつも一定」と思っていたら、大間違いということに気がつきました。
ハイなときも、ふさぎこんでローのときもあります。それが普通なのです。
女性にはいろいろと周期があるので、「まあ、そういうことよね!」とすんなり理解できるのですが、
男性は「ふむ。」と思っちゃいますよね。
自分自身の「一時の気まぐれ」や「衝動」にいちいち反応しないのが、いいみたいです。
いちいち大騒ぎしていたら、「自分の本体」がへとへとに疲れます。
ちょっと離れて、自分を観察するようにしてます。
そうすると、「がんばり屋ときのカエルは、ちょっと変態!」ということが分かってきます。
でも、ここも、口笛吹いて
誤魔化しておこう!
自分の中に「軸」を持って、感化されてない自分になると、
判断力がブレなくなると思うのです。
118 利口さよりも良識を備える
バル先生の知恵は?
ちょっとした良識があるほうが、あふれんばかりの利口さよりも重要だ。
【根拠はこれなの】
良識があれば、結局は賢人たちに認められることになる。
彼らの意見は、成功への真の物差しとなるのだ。
ふくカエルの私見kerokero
利口じゃないので、良識をわきまえるように必死です。
なんとか失礼のないようにと日々考えています。
良識があると、人は謙虚になれるような気がします。
ちょっぴりの良識でも、ちょっぴり謙虚になれるようです。
良識をわきまえて、賢人たちにカエルを見つけてもらおうと願っています。
良識が備わると、判断力が良識にしたがった上質なものになると思うのです。
119 思慮分別だけは欠かさない
バル先生の知恵は?
思慮分別は理性の府、用心深さのよりどころ。
【根拠はこれなの】
うまく使いこなせば成功を手に入れるのはたやすい。
ふくカエルの私見kerokero
よく考えることができて、正しい判断できる人は、本当に恵まれていると思います。
人間が成熟するには、この思慮分別は欠かせない要素だそうです。
思慮分別は、正しい道へ案内してくれる「ナビゲーション」です。
誰でも、正しい場所にたどり着きたいものです。
性能のいい「ナビゲーション」を装備して、道案内してもらいたいです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
性能のいい「思慮分別ナビ」は、判断力をつけるための必須アイテムだと思うのです。
120 何事も十分に検討する
バル先生の知恵は?
当初の判断を軟化、あるいは強化するのだ。
【根拠はこれなの】
再検討しているうちに、
自分の価値判断の是非を決めるような新たな情報が出てくるかもしれない。
ふくカエルの私見kerokero
「選択に迷ったら、どっちでもいいんだ」とよく言われます。
「じゃあ、運にまかせよう!」と考えていたのが、以前のふくカエルです。
ちょっとこの頃は違います。時間をかけて考えることにしています。
違った視点から考えてみます。4つの目です。
虫の目、鳥の目、魚の目、コウモリの目です。
それぞれの目で観察してみると、新しい情報、問題、不備が見えたりします。
ふふふ。
もっと、いろんな目が欲しい!
4つじゃ足らんのじゃ!
何事も十分に検討する習慣は、正しい判断力を育てると思うのです。
まとめてみたkerokero
- バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」
- 第4章「知性について」
- 111テーマから120テーマの言葉を厳選してまとめてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。