言葉を厳選してみたよ！ １７
こんにちは！ふくカエルです（ふくカエル＠知恵カエル）。
ご訪問いただきましてありがとうございます！
今回の勉強のテーマは、
「第５章 自分自身について」
「いい言葉を厳選してみたよ１６１～１７０」
についてです。
教科書は、バルタザール・グラシアン先生（これからは、バル先生と呼びますね）「賢人の知恵」です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」
全２４０テーマを自分になりに味わおうと試みています。
時々理解することに苦しんでいる時もありますが、
どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。
ただ今、２４０テーマある中で、１８３テーマを終えました。
残すところあと、５７テーマ（たぶん？）になりました。
ここまで来れたのも、皆さんのおかげ様だと本当に感謝しています。
ここで、振り返って、今まで勉強した復習をしたいと思います。
バルタザール・グラシアン先生（ここから先は、バル先生と呼びますね）の「賢人の知恵」のテーマごとに、
ふくカエルが、独断と偏見で、「これだ！」と思った「バル先生のいい言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
第５章は、「自分自身について」です。
「自分自身」とは、４章の「知性」を踏まえての「自分自身」とします。
そして、いろいろな場面において、どのように「自分自身」を律すればいいのかについて考えてみます。
１６１ 心の声に耳を傾ける
バル先生の知恵は？
直感で正しいと思ったら、必ずそれを信じるべきだ。
【根拠はこれなの】
直面するどんな問題に関しても、自分の心にきいてみる価値がある。
（中略）
重要な出来事を予言してくれることもたびたびある。
ふくカエルの私見kerokero
直感で正しいと思ったら、必ず信じるべきだそうです。
正しいと思っても、あとで考えると「いや！違うな！」と考え直してやめていました。
選択しなかったことが、山のようにあります。
今ちょっと悔しいです。
プライドが邪魔していたのか？
できないと思い込んでいたのか？
今の自分を残念に思う気持ちがあります。
ただ今、ふくカエルは、一念発起してブログをしています。
これは、めずらしく直感で決めました。
プライド等の邪念を払って、ごくごくシンプルに「自分の心」にきいて、決めました。
さて、どうなることやら・・・？
ただ今、検証中です。
１６２ 胸のうちを明かさない
バル先生の知恵は？
人に非難されたり挑発されたりしても、
胸のうちの秘密は明かさないこと。
【根拠はこれなの】
漏らしたことすべてに対して必ず代償を払うことになるからだ。
ふくカエルの私見kerokero
他人の秘密を暴こうとする人がいます。これは性癖です。
「秘密にするのは、怪しい証拠だ！」なんて平気で言ってきます。
こんな顔して、きいてくる！
でも、ぐっと我慢です。
秘密にしたい理由を推し量ろうとせずに、平気で聞いてくる人は、
「特に足らない人」です。
「いやらしい好奇心」が人の姿をしているだけです。
「いやらしい好奇心」が
人間になる前の姿です。
相手は、人間じゃないのですから、秘密を言わなくてもいいのです。
相手にしなくていいです。
なのですが・・・・・。
たまに、秘密を聞かれて、「嬉しそうに打ち明ける人」がいます。
この人の場合の「秘密」は「秘密の洋服」を着た、
ただの「自慢」です。
１６３ 口に出したことは実行する
バル先生の知恵は？
立派な人は言動ともに立派なものだ。
【根拠はこれなの】
立派な言葉はその人の頭の鋭さの証しであり、
立派な行動はその人の心の正しさの証しである。
ふくカエルの私見kerokero
口にしたことを達成できるのは、本当にむずかしいです。
できれば、口にせずに達成したいと思う派です。
なので、バル先生の言う「立派な人」にはなれないとつくづく思います。
バル先生は、もう一つ重要なことを言っています。
それは、
「何かを達成する」ことが、
「人生の本質」である
ことです。
自分の人生において、「何かを達成する」ことこそが、自分の「人生の本質」なるのです。
「人生の本質」とは、人生において「欠くことのできない重要な要素」のことを言います。
人に感謝の気持ちを伝える行為は、この「何かを達成する」ことにあたります。
そして、感謝の気持ちを伝える行為は「人生において、欠くことができない重要な要素」になります。
感謝の気持ちは、
この人に助けてもらわなければ、自分ひとりではできなかったことに気づいたときに溢れてきます。
まさに「人生の本質」だと思うのです。
１６４ 態度を一貫させる
バル先生の知恵は？
人間、二言はないのである。
【根拠はこれなの】
本当に分別のある人はいつも態度が変わらず、変わるとしたらよく考えた上でのこと。
ふくカエルの私見kerokero
いつも態度が変わらない人は、いい人です。
最近、気がついたことがあります。
気まぐれな人は、ただ「相手を支配したい」だけなんだということです。
気まぐれは、簡単に人の注意を引くことができるからです。
でもです。
「気まぐれなんだねっ。無邪気でいいねえ」と思われるのは「無垢な子ども時代」だけです。
気まぐれな人に悩んでいる時間がもったいないのです。第一、身が持たないです。
気まぐれな人に悩むくらいなら、その時間を「大切な人との暮らし」に当てたいです。
自分も気まぐれにならないように、律します。
１６５ 突飛なことはしない
バル先生の知恵は？
どれも、それで特別な人ということにはならない。
ただ人と違うと思われるだけで、
ときに失笑を買い、
ときに人を嘆かせることになる。
ふくカエルの私見kerokero
態度を一貫させるには、「突飛なこと」をしないのが必須です。
気取ったり、
ぶっきらぼうで、そっけない態度をとったり、
とんでもない振舞いをしないようにします。
どうやら、「突飛なこと」は自分の思惑とは真逆ものを刺激するようです。
「世間の反応」はとても冷ややかです。
調子に乗って、突飛なことをしない方がいいみたいです。
誰も相手にしてくれなくなります。
「光る人」は、どんなところに居ても「光る」のです。何も突飛なことをしなくてもいいのです。
１６６ 激情にかられて行動しない
バル先生の知恵は？
かっとなって行動すると、すべてを台無しにしてしまう。
【根拠はこれなの】
激しい感情に理性も失われるので平常心が保てなくなり、自分を守る行動がとれないのだ。
ふくカエルの私見kerokero
態度を一貫させるには、「激情にかられて行動しないこと」も、また必須です。
かっとなって行動すると、なにもかも上手くいきません。
感情的になって自分を見失いそうな状況になったら、次の７つの方法を実践しています。
- 冷静な人に割って入ってもらう。
- その場から離れる。
- 深呼吸する、歩く。
- スキンシップをする。自分で自分をタッチングする。
- 眼からの情報を変えたり・視野を広げる。
- 耳からの情報を変える。
- 最後に、チョコモナカジャンボを食べる。
１６７ 欠点を自覚する
バル先生の知恵は？
賢人になるための必要条件をすべて備えていながら、
ひとつの致命的な欠点のために頂点に手が届かない人が多い。
【根拠はこれなの】
命とりとなる欠点を直そうという気さえあれば、もっと大物になれるだろう。
ふくカエルの私見kerokero
欠点って、ふくカエルの理解はこんな感じです。
自分の欠点を自覚すると、あとは埋めればいいだけです。
それが、「命取りになる欠点」だったら、「本当に命拾い」するかもしれません。
- あまり熱心でないという欠点
- 愛想のよくないという欠点
この２つの欠点は、すぐに分かる欠点なので、早めに埋めておいたほうがいいです。
欠点を埋めて平らな状態にしておくと、問題がボールのように当たってきても、ちゃんと相手の方へ跳ね返ります。
でも、凹みがあると（欠点があると）、ボールがイレギュラーバウンドしちゃうのです。
きゃ～、どこ行くのよお！
１６８ 目立ちすぎない
バル先生の知恵は？
いったん目をつけられると、一番の長所までもが欠点にみられてしまう。
（中略）
たとえ自分の見解が正しくても、それを主張しすぎないこと。
【根拠はこれなの】
変わり者と思われたら、長所のすべてが疑問視される。
（中略）
他の人はしだいに聞き飽きて、あなたへの評価も下がってしまうからだ。
ふくカエルの私見kerokero
目立つのはいいのですが、目立ちすぎると厄介なモノを運んでくるようです。
やっかみです。
自己顕示欲もほどほどがいいようです。
相手はうんざりします。
自分の意見が正しいからと言って主張しすぎるのもダメみたいです。
相手は「耳にタコ」だからです。
何事もほどほどがいいようです。
世間の評価に打たれ弱い人は、ほどほどに目立つのがいいです。
なんせ、心が平和です。
１６９ でしゃばらない
バル先生の知恵は？
人にしてもらいたい配慮をもって自分を遇しよう。
【根拠はこれなの】
でしゃばらなければ軽蔑されることもない。
ふくカエルの私見kerokero
「１６８の目立ちすぎない」の続きとしても解釈できます。
でしゃばると軽蔑されます。
呼ばれてもいないのに、わざわざしゃしゃり出ないようにします。
「お呼びじゃない？ これまた、失礼しました！」でOKです。
人は、他人に強く当たられると、身を構えます。
全身に力を入れて身を固くします。
でしゃばりは、人に強く当たることになるのです。
自覚した方がいいみたいです。
１７０ 臨機応変にふるまう
バル先生の知恵は？
賢人は、状況に合わせて応対の仕方を変えるのが唯一の慎重な行動だとわかっている。
【根拠はこれなの】
自分の望みどおりに環境を変えることはできない。
反対に、環境にあわせて自分を変えるのだ。
ふくカエルの私見kerokero
自分の「本質」を理解して生きていくのがいいみたいです。
「本質」は、それがなくては生きていけない、最も大事なモノです。
「生きがい」みたいなものです。
「本質」以外は、こだわらないのがいいみたいです。
「本質」が１つと定まっていれば、環境に不具合があっても気にしなくなります。
たとえば、
「本質」である「生きがい」が「ピアノを弾くこと」であれば、弾くことさえできれば、あとはこだわらないのです。
どんなに不遇な状況に陥っても、受け入れることができるようになってきます。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
湧いてくるであろう「マイナスの気持ち」を切り捨てることが容易くなってきます。
実は、これが、環境に合わせて自分を変える唯一の方法です。
臨機応変に自分を環境に合わせる方法なのです。
やっぱり、環境を変えることはムズイのです。
ピアノをいろんな「いきがい」に変えるとちょっと想像できます。
あなたの「いきがい」は何ですか？
気になる～。
ふくカエルはね、「猫」だよ！
まとめてみたkerokero
- バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」
- 第５章「自分自身について」
- １６１テーマから１７０テーマの言葉を厳選してまとめてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
