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「賢人の知恵」利口よりも良識ある人になること。

利口よりも良識ある人になること

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

「第4章 知性について」

「No.118 利口よりも良識ある人になること」

についてです。

教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。

よろしくお付き合いのほどお願いします。

バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」

全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。

時々理解することに苦しんでいる時もありますが、

どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。

「賢人の知恵」について
その他のテーマはこちらです!

利口さよりもまず良識を備える

ちょっとした良識があるほうが、

あふれんばかりの利口さよりも重要だ。

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」より引用

どうしてそんなことするの?

どうしてそんなことするの?

mokuhyou_mitatsu_woman

っていうような動画が、最近投稿されたりしてます。

 

「良識」や「常識」を疑いたくなるような光景なのです。

 

社員や従業員による悪ふざけのSNS投稿などは、社会問題になっています。

 

ふくカエル

良識ある人が・・・!

 

と嘆きたくなる人が多いのではないかと思うのです。

 

バル先生の言葉

 

バル先生は今から400年も前の先生ですが、

 

もしそばにいてくれたら次のように言ってくれたかもしれません。

 

豊富な知識や

鋭い利口さよりも

重要なものがある。

それは

「良識」があることだ。

 

これを軽視している人が多い。

「良識」があれば

いずれ認められるのだ。

 

「良識」がない人間は

最後に反感を買うだけだ。

 

どんなに注目されようが

あとで制裁を

必ず与えられることになる。

このことを軽視している人が

多すぎるのだ。

 

ってな感じです。

その前に・・・。

良識、利口、理性、常識の意味について

 

その前に、「良識」「利口さ」「理性」「常識」の意味について整理しときたいと思います。

 

ふくカエル

ごちゃごちゃになりそうなので、整理整頓しときます!

 

どれも似たような意味あいがあって、混乱しそうなので整理してみたいと思うのです。

 

良識と利口さについて

 

「良識」と「利口さ」を同じカテゴリーする考え方もありますが、ここでは区別して考えてみます。

 

ベン図

 

別々に考えるので、含まれたり、重なったりしないことになります。

ベン図 (2)

こんな感じです。図解してみました。

良識と利口

良識と理性について

 

「良識」と「理性」も、同じカテゴリーする考え方もありますが、ここでは、これまた区別して考えてみます。

 

こんな感じです。これもまた、図解してみました。

良識と理性

良識と常識について

 

「良識」と「常識」も、同じカテゴリーする考え方もありますが、ここでは区別して考えてみます。

 

こんな感じです。これも図解してみました。

良識と常識

区別するので、こうなる!

 

それぞれ区別して考えるので、直面する問題によって、どちらかが重要になってくる場合がでてきます。

figure_balance_toranai

こんな感じです。「シーソー」です。

良識の均衡図解png

たとえば、「常識」で考えたら正しいことであっても、「良識」で考えたら、

 

ふくカエル

そりゃあ、おかしいよ。何とか考え直して!

 

という場合が出てきます。特殊な事情がある場合です。

 

その人が育ってきた国や地域や環境などの特有の事情です。「常識」が「非常識」であることが普通にあるからです。

なぜ、まず、良識ある人なのかな?

重要だから

 

まず、「豊富な知識」や「鋭い利口さ」よりも「良識」が重要だからです。

 

「良識」とは、何が一番いい判断なのか「落としどころ」を探れる能力のことです。

 

分別定規良識ゾーン

 

善悪どちらかに偏らず、健全で適切な判断や対応ができることは、いろいろな問題を解決するときに重要になるのです。

 

問題を解決するために、一番最適な「決着」や「落としどころ」を探り当てることは今後のあり方を左右するからです。

 

いずれ認められるから

 

それに、「良識」のある人はいずれ社会から認められるからです。

 

たしかに「良識」だけしか持ち得ていない人は「地味」で注目されることは少ないかもしれません。

 

でもです。「良識」が「利口」よりも重要になる場合が必ず起こるです。

 

たとえば・・・。

 

たとえばです。

 

どんなに頭脳が、ずば抜けていい人であっても、

 

「良識」を備えていなければ、頭脳を危険なことに使う場合があるということです。

 

「天才の危険な暴走」です。

 

このことに気づいている賢い人は「良識ある人」を認め敬意を表します。

 

ちょっと、お知らせします!

 

先日NHKのEテレの番組なのですが、大変興味深い内容でしたので、お知らせします。

「フランケンシュタインの誘惑」

「科学史 闇の事件簿」(BSプレミアム、Eテレ)

第2話「放射能 マリーが愛した光線」

2018年10月19日(金)午後10時00分(45分)Eテレ

 

キュリー夫人に関する話です。

 

誰もが知る「ラジウム発見」の偉人です。ラジウムとは、放射能のことです。

 

放送内容で「ラジウムガール」について出てきます。

 

ラジウムガールとは?

夜光塗料を時計の文字盤に塗ることで放射線中毒にかかった女性工場労働者のことです。

塗料(ラジウム)は無害と説明されていました。

そして、多くの女性は、夜光塗料(ラジウム)のついた筆をなめて文字盤に塗っていたそうです。

多くの女性が被ばくしていきました。

【出典】Wikipedia

 

ラジウムが、人体に影響を及ぼすことに気づいていながら、

 

目をつぶっていた「科学者」としてのキュリー夫人のあり方が問われています。

figure_balance_toranai

「科学者」としての「良識」のあり方です。

 

非常に面白い内容でしたので、機会があれば、ご覧くださると嬉しいです。

 

もっとNHK

 

ちなみに、ふくカエルはNHKの回し者ではありません。

じゃあ、どうすれば良識を得られるのかな?

バランスをとってみる

 

うっひょ~!
バランスとりはムズイぞ!figure_balance_good

  • 「良識」と「利口」のバランスをとってみます。
  • 「良識」と「理性」のバランスをとってみます。
  • 「良識」と「常識」のバランスをとってみます。

良識と利口

「健全な考え方や態度」と「頭脳の良さ」をどちらも同じように大切であることをアタマの端っこに置いておきます。

良識と理性

「健全な考え方や態度」と「科学的、客観的にモノゴトを観察できる能力」を両方同じように身につけてみます。

 

モノゴトをいろんな角度から観察できる「能力」を持てば持つほど、「健全な良識」が育ってきます。

良識と常識

「健全な考え方や態度」と「通常の一般人の理解力と判断力」を両方同じように把握しておきます。

 

こんなことを把握しておくといいよ!

  • 通常の一般人ならどの程度なら、理解して判断してくれるのか?
  • 世間の「良識の風」はどちら側に吹いているのか?

 

把握しておくと、問題の解決の「落としどころ」がどこなのか「範囲」を探ることができます。

 

よっこらせ!figure_balance_bad

そうすると、どうなるのかな?

人脈が広がる

 

「利口さ」よりも「良識」を備えることができると、人脈が広がります。

 

「賢人」とお友達になれるのです。

友達

世間で「賢人」と評価されている人と「心強い人脈」が築けることになります。

 

成功へ物差しになる

 

そして、「心強い人脈」は、自分のこれから歩む道を正確に計ってくれる「真の物差し」になってくれます。

bunbougu_measure

「賢人」は、成功へのいろいろな意見や助言を与えてくれるからです。

知恵のない人、知恵のある人の違い

知恵のない人

 

「良識」を備えることを怠ります。

 

「良識」よりも「利口さ」を追求します。

知恵のある人

 

「良識」を備えることをないがしろにしません。

 

「良識」と「利口さ」の均衡を目指します。

まとめてみたkerokero

 

  • 利口さよりも、まず良識を備えた方がいいです。
  • 良識は時には利口さを超えるときがあります。
  • 良識ある人は目立ちませんが、賢人たちから認められます。
  • 賢人たちからの意見により成功の「真の近道」を知ることができます。

【お知らせ】

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!

ご興味のある方は、こちらへどうぞ!

 

落としどころ

 

社員や従業員による悪ふざけの動画のSNS投稿の問題ですが、

 

法的制裁や社会的制裁も含めて、何が一番の「落としどころ」を考えることが重要な点になってくると思うのです。

 

各人がめいめいの「良識」の定規を持ち寄って、最善の「良識の落としどころ」を探ることが先決だと思うのです。

 

もっとも

「当事者に対する制裁」の問題と

「社会的抑止力」の問題は、

ちゃんと区別して考えないといけないですけど・・・。

 

「賢人の知恵」

言葉厳選集
ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

「賢人の知恵」について
その他のテーマはこちらです!

 

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、バルタザール・グラシアン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』によりました。