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驚き!人体解明ヒストリー

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驚き!人体解明ヒストリー

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

ご紹介する番組はこれです!

 

【放送日時】2018年3月31日

【放送局】NHK総合テレビ

 

【番組タイトル】驚き!人体解明ヒストリー

 

【出演者】山中伸弥先生(京都大学iPS細胞研究所所長)タモリさん

 

【語り】立川志らくさん

山中伸弥先生とタモリさんが、国立科学博物館で開催されていた「特別展・人体」(2018年3月18日(火)から6月17日(日)まで開催)を巡ります。

こんな方にお勧めです

こんな方にお勧めしたい!

 

  • 「特別展・人体」に行った人、行かなかった人
  • レオナルド・ダ・ヴィンチが好きな人
  • 顕微鏡が好きな人
  • CG映像や顕微鏡映像に興味のある人

にお勧めしたいです。

内容をちょっとご紹介

「特別展・人体」

 

東京上野にある国立科学博物館で「特別展・人体」が開催されていました。

 

2018年3月18日(火)から6月17日(日)まで開催されてたんだよ!
  • 超リアルな人体模型「キンストレーキ」
  • モナリザで有名なレオナルド・ダ・ヴィンチさんの「直筆の人体解剖図
  • アンドレアス・ヴェサリウスの「ファブリカ」
  • アントニ・ファン・レーウェンフックの「顕微鏡」

などが展示されていました。

 

別ルートがあったみたい

 

たしかに、一部ちょっとアカン!という展示物がありました。

 

見たくない人は、見たくない人の意思を尊重して別ルートがあったようです。

この番組のコンセプト

 

実は、今から500年前の中世ヨーロッパの人体図の腸は、

 

グルグル巻きの蚊取り線香のようなカタチとして描かれていました。

 

ふくカエル

びっくりするよ!腸が蚊取り線香なんだから!

 

腸をグルグルの形状だと理解していた人間が、

 

一体どうやって、自分自身の人体の内部を詳細に知るようになったのか?

 

このプロセスを解明するのが、この番組のコンセプトです。

超リアルな人体模型(キンストレーキ)

 

まず、200年前にフランスでつくられた人体模型(紙粘土製)が出てきます。

 

なんと、医学生の教育用につくられたものだそうです。

ふくネコ

お腹を開けると臓器もあります。

日本に現存する4体のうちの2体が出てきます。

見どころ!

 

福井市立郷土歴史博物館に2体所蔵しているそうです。

ちょっとリアルですが、

すべて紙粘土で作られていると理解できると恐怖心が抑えられます。

映像でも見る価値があると思います。

レオナルド・ダ・ヴィンチの観察魂

 

次に、モナリザを描いた、レオナルド・ダ・ヴィンチさんがでてきます。

 

16世紀のヨーロッパ・ルネサンス(古典文化を学び、そこから新たな価値を生み出す時代)に活躍した画家です。

 

実は、このレオナルド・ダ・ヴィンチさんは「リアルに描く新しい画法」にこだわり、

 

何でもじっくり観察してみたままを描かないと気が済まなかったらしいです。

ふくカエル

受胎告知という代表的な図も天使の翼もリアルに描かれています。

ふくネコ

観察の鬼だったそうだよ!

そして、ダ・ヴィンチさんは、人体をじっくりと観察して、みたままを正確に「人体の解剖図」を記録してました。

しかし、趣味で解剖図を書いていたので世間には知られずにいました。

見どころ!

 

ダ・ヴィンチさんの直筆の解剖図(1508年)ができきます。

 

それと、「ダ・ヴィンチさんと腎臓」のエピソードがでてきます。

 

キーワードは「膀胱」です。面白いので要チェックです!

実は、禁止されていた!

 

実は、ルネサンスの以前の時代は「人体の解剖」は神に対する冒涜として禁じられていました。

 

ダ・ヴィンチさんの時代になるとようやく解剖が認められるようになったそうです。

 

亡きがらを解剖することによって、人間は自分の体のの臓器を知るようになったようです。

アンドレアス・ヴェサリウスの登場

 

そこで、登場するのがイタリアの若き天才医師のアンドレアス・ヴェサリウスさんです。

 

ダ・ヴィンチが亡くなってからすぐに、徹底的な観察による解剖図を発表しました。

 

有名なのが、1543年に出版された「ファブリカ」です。

 

これは、700ページにわたる本で、人体のメカニズムが描かれています。

 

医学書として出版し、当時の間違いだらけの知識を正しました。

 

山中先生も、

 

研究で一番大切なのは、先入観をもたずにちゃんとそのまま観察することです。

 

これはまさにそのお手本ですよね。

 

という趣旨のことをおっしゃってました。

見どころ!

 

ファブリカ」の本物がでてきます。

 

本当にすごい骨の構造を驚くほどのリアルさで描けています。

 

実際の骨の対比が一緒です。

 

また、筋肉と骨の構造を描いた連続図もあります。

 

これは、ぜひ見て欲しいです。

 

すべて木版画です。掘り士の人がていねいに一つ一つ掘っていったと考えると、

 

本当にすごい技術です!

 

タモリさんが絶賛してました。

顕微鏡

 

また、視点を変えて顕微鏡の発展から、

 

どのように人体の内部を詳細に知るようになったのかを解明していきます。

単式顕微鏡

 

単式顕微鏡(1700年頃製造)が出てきます。

 

350年ほど前に、オランダでつくられた部品にみたいな顕微鏡です。

 

ふくカエル

世界に9個しか残っていません。

 

実は、この部品みたいな顕微鏡ですが、人間が初めて自分の体の細胞を見ることができた顕微鏡なのです。

見どころ!

 

この顕微鏡のレプリカを使って、実際に見る場面がでてきます。

 

山中先生が感動していました。

 

めっちゃ関西の人なんだなあ!って安心しちゃう場面です。

 

わたしは、関西人なのでちょっと嬉しかったです。

 

ちなみに、球状のレンズというものは、小さい形状であればあるほど、拡大倍率が高くなるのです。

 

その説明も詳細にしてくれているので、見る価値ありです。

 

頭に記憶されること間違いなしですよ。

この顕微鏡を発明した人は、アントニ・ファン・レーウェンフックさんです。

 

織物の商人だった彼は、日常的に織物の品質を見るために拡大鏡を使っていたそうです。

 

拡大鏡を日常的に使っていた彼は、もっと小さいものを見てみたい!とミクロの世界に興味を持ち始めたそうです。

 

そして、手先が器用な彼は、自らガラスの球を小さく小さく磨いて、レンズを作ったそうです。

 

ふくカエル

こうして倍率200倍のレンズが出来上がりました!

 

このレンズを搭載した部品のような顕微鏡を使って、人体の「細胞」を発見したのです。

 

赤血球や赤痢菌などの細菌を発見しました。

ふくカエル

でも、そもそも誰も見たことがない代物なので、それが細菌だと分からなかったみたい

でも、当時の王様からは「科学者!」と認められたそうです。

現在での顕微鏡

エリック・ベツィグさん

 

まず、2014年ノーベル化学賞受賞したエリック・ベツィグ先生です。

 

先生が発明した「格子光シート顕微鏡」はすごいものが見えます。

 

今までご紹介した中にも!

 

人体 巨大ネットワーク(4)腸に出てくる

 

  • 絨毛(じゅうもう)の断面図の顕微鏡映像
  • 免疫細胞の毛細血管の顕微鏡映像

などがそうです。

 

19 シリーズ 人体 特別版~神秘の巨大ネットワーク(4)腸

 

ふくカエル

中身が透けて見えたやつです。

また、人体 神秘の巨大ネットワーク(1)腎臓で、出てきた腎臓の糸球体の3D電子顕微鏡映像です。

 

19 シリーズ 人体 特別版~神秘の巨大ネットワーク(1)腎臓

 

 

立体的に映像化できるのが凄いです!

 

見どころ!

立体的な脂肪細胞の映像が出てきます。

キレイですよ。

 

最近では、もっと小さいものまで見られるようになっているようです。

 

たとえば、腸の細胞から小さな粉みたいなものが放出されるメッセージ物質などです。

 

見られるようになったおかげで、

 

メッセージ物質が全身に広がり、いろいろな臓器がメッセージ物質を出して情報交換していることが分かったのです。

 

見どころ!

 

なんと言っても見て欲しいのが、

大きさにするとわずか0.00001mmのメッセージ物質です。

まるでぴかっ!と光る感じにも見えます。

全身に広がるメッセージ物質です。

 

いろいろな臓器がメッセージ物質を出して情報交換していることが分かったのです。

現在のレーウェンフック西村 智さん

 

次に、現在のレーウェンフックさんと言えば、栃木県の自治医科大学の教授の西村智先生です。

 

自らの手で新しい顕微鏡をつくる達人です。

 

西村智先生は、世界初の顕微鏡8K顕微鏡を開発しました。

 

これは、先生がご自身で骨組みから作り、

 

最新の顕微鏡と超高精細な8Kカメラを組み合わせたものです。

 

この顕微鏡が凄いのは

 

一度に広範囲のものを見えることです。

 

高い解像度のままで、従来の顕微鏡よりも16倍もの広い範囲を一度で見渡せることができます。

 

たとえば、血液の中で血栓(血の塊)が押し流されて、血管を詰まらせるまでの一部始終を初めて見ることができます。

 

また、狭い部分だけ見るだけでは分からなかった動きの原因が8K顕微鏡によって解明できるかもしれないと期待されています。

 

見どころ!

 

この血栓の移動の映像は見て欲しいです。

 

あっ!そうなんだ!と思えます。

 

西村先生は今現在も新たな顕微鏡を開発しています。

 

それは人間の中に入って観察する顕微鏡です。

 

たとえば心臓の中に入って、内側から細胞を見る顕微鏡だそうです。

ふくカエル

細胞の気持ちを知りたいそうです。

体の中に入れる柔らかいレンズの開発を始めています。

 

見どころ!

 

柔らかいレンズも惜しみなく見せてくれています。

見るとイメージが湧きます。

最後に、体内透視映像

 

レントゲンから超音波やCT 、MRIと発展していきました顕微鏡の世界ですが、

 

ドイツの医療臓器メーカーの研究者であるクラウス・エンゲルさんが体内透視映像を開発しました。

 

実は、最新のMRIで様々な角度から撮影したデータを立体的に組み合わせたものです。

 

独自に色づけをしたことで作り上げた映像です。

 

STEP.1
データ集め
まず、MRIで輪切りした全身の画像データを集めます。
STEP.2
合成する
たくさんの画像データを立体的に合成します。
STEP.3
色づけ
  独自の技術によって色をつけていきます。
STEP.4
完成!
リアルな立体映像ができます。

ふくカエル

人体の内部のデータがつくらえるのだから不思議!
見どころ!

 

橋本マナミさんの体内透視映像の作り方は身応えあります。

 

また、実際どのように活用できるのかを、肺の映像脳内の太い血管の映像で説明しています。

 

この映像は見て欲しいです。

 

立体映像はすぐに理解できます。

 

こうした体内透視映像があれば、医師は各段に手術がしやすくなります。

 

患者にメスを入れる前に体内に直接見ることができるからです。

 

普通の解剖写真では理解できないことがたくさんあるようです。

その他にこんな内容があります!

 

実は、今回お知らせしていない番組内容がその他にもあります。

 

その他の番組内容

 

  1. 幕末期・明治時代の日本の医学事情
  2. レントゲン撮影について
  3. 内視鏡の発展

まとめてみたkerokero

 

驚き!人体解明ヒストリーについて書評してみました。

素早いスライディング土下座

ごめんなさい。

一生懸命に書いたこの記事ですが、NHKオンデマンドで検索できませんでした。

 

ここまで読んでくださった方になんとお詫びしたらよいか・・・。

 

本当にごめんなさい!素早いスライディング土下座

ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。